ルーフトップ・コンサートのビートルズ の商品レビュー
最近、ジョンが「Don’t let me down 」 を歌っている夢を見て、 「ああ、カラオケで歌いたい!」 と思ってしまった。 それくらい、映像で観た ルーフトップコンサートのビートルズは カッコ良かった。 だから、読んだ本。ただ、それだけです笑
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映画『レット・イット・ビー』のあの印象的な屋上ライブが、どういう経緯で決まったか(実はたいへんな紆余曲折がある)のドキュメント。そしてそれにかかわった人、偶然見た人たちの屋上ライブの誌上再現。昭和後期生まれの僕に取って、ちょうどリアルタイムのビートルズである時期の、いままでテレビ...
映画『レット・イット・ビー』のあの印象的な屋上ライブが、どういう経緯で決まったか(実はたいへんな紆余曲折がある)のドキュメント。そしてそれにかかわった人、偶然見た人たちの屋上ライブの誌上再現。昭和後期生まれの僕に取って、ちょうどリアルタイムのビートルズである時期の、いままでテレビなどで何回も見たあの映像の裏側で起きていたことが興味深かった。ファンは文句なしに楽しめる本だと思います。
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ビートルズファンの間では有名な、ビートルズ最後の公衆の前での生演奏となったロンドンのアップルビル屋上での「ルーフトップコンサート」(以下RTC)が行われるまでのドキュメンタリー。演奏自体は屋上で行われ、事前告知もなかったことから、ビル周辺にいた人たちしか聴くことができない上に、そ...
ビートルズファンの間では有名な、ビートルズ最後の公衆の前での生演奏となったロンドンのアップルビル屋上での「ルーフトップコンサート」(以下RTC)が行われるまでのドキュメンタリー。演奏自体は屋上で行われ、事前告知もなかったことから、ビル周辺にいた人たちしか聴くことができない上に、その人たちも彼らの姿を見ることはできなかった。ただ、ビートルズの演奏の一部は映画版「Let It Be」で後に公開された。 本書は、そのRTCの開催までの経緯を当時の社会情勢を含めた時代背景も交え、当時の関係者のインタビューを中心に丹念に追跡している。 残念ながらインタビューは生存するビートルズメンバーであるポールマッカートニーや、リンゴスターのものはないものの、Let It Beの監督や撮影スタッフだけに及ばず、当時のアップル社の社員、RTCを生で聞くことのできた一般人のものまでを収録しているところがすごい。著者の執念がうかがえる。 なお、RTCについてはブートで既に完全版と称する音源が出回っているが、本書を読むと収録されていない音源があることがわかったので、来年のLet It Be発売50周年記念の映画版新Let It Beや、音源版Let It Beのボーナスディスク等に何らかの形で完全版が公開されることを強く期待する。
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1969年1月30日の「ルーフトップ・コンサート」をめぐるドキュメント。前年からの四人の状況、アップルという前代未聞の会社経営、スタッフの証言、30日の「コンサート」を体験した人々(「お巡りさんたち」も含む)の証言などからなる。 周知のようにこの演奏は映像としても記録され、映画L...
1969年1月30日の「ルーフトップ・コンサート」をめぐるドキュメント。前年からの四人の状況、アップルという前代未聞の会社経営、スタッフの証言、30日の「コンサート」を体験した人々(「お巡りさんたち」も含む)の証言などからなる。 周知のようにこの演奏は映像としても記録され、映画Let It Beのクライマックスになっている。そして通常はグループ解散にいたる痛々しい人間関係を映し出した映像としてこの映画は語られてきたように思う。 映画全体にはたしかにそういう側面はあるのだが、しかし屋上での四人(とくにジョンとポール)の演奏の様子は楽しそうで充実しているようにみえる。個人的には、世評と映像での演奏の様子の落差に、なんとなく割り切れないような不可思議な思いを抱いてきた。 このドキュメントを読むことで納得することができた。何よりまず四人は傑出したミュージシャンで、バンドとして唯一無二のグルーヴを作り出すことができた。そのことを四人も、他のスタッフも深くわかっていたのだ。 「クソったれ、やってやろうじゃねぇか!」とジョンが気合いを入れて四人が一つになり演奏に向かう描写(p.172)が一番印象に残った。ビートルズのリーダーは、結局最後までジョン・レノンだったのだと思う。
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ビートルズ解散直前のApple社屋上での、今風に言えばゲリラライブのドキュメンタリー。 4人の気持ちがビートルズから個々人の興味に、別の事柄が占める割合が増えてきたということなのであろうが、まだ20代の若者だったのだから(現代の感覚では信じがたいが)いたしかたない。 夫々の気持ち...
ビートルズ解散直前のApple社屋上での、今風に言えばゲリラライブのドキュメンタリー。 4人の気持ちがビートルズから個々人の興味に、別の事柄が占める割合が増えてきたということなのであろうが、まだ20代の若者だったのだから(現代の感覚では信じがたいが)いたしかたない。 夫々の気持ちが感じられる、良いドキュメントである。
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