さよなら私のクラマー(8) の商品レビュー
お互いのチームが、 価値にこだわる 良い話でした。 今後プロになりそうな子についての扱いも 面白かったです
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栄泉船橋との準決勝。2−3とリードされたワラビーズ。悪魔の10番を止めるためにダブルチームで対抗。越前と恩田のダブルチーム。とにかく、10番国府妙を自由にやらせない、少しでも遅らせることを目的。 今更気づいたけど、妙のモデルはロナウジーニョか。ユニフォームと、ゴールパフォーマンス...
栄泉船橋との準決勝。2−3とリードされたワラビーズ。悪魔の10番を止めるためにダブルチームで対抗。越前と恩田のダブルチーム。とにかく、10番国府妙を自由にやらせない、少しでも遅らせることを目的。 今更気づいたけど、妙のモデルはロナウジーニョか。ユニフォームと、ゴールパフォーマンスで気づいても良さそうなものだけど、戦術に目がいっていて気づくの遅くなった。全盛期の彼ならば、手がつけられないのも納得ですよ。悪魔というよりも、天使かなとは思うけどね。楽しそうな感じが。 ダブルチーム行くために、恩田のポジション変更したのは、攻撃時に前を向かせるため。なんだかんだと彼女の力量を信頼している監督。もっとやる気見せれば弱小なんて言われることはなかったのじゃないだろうか。 布陣変更が功を制し、3−3の同点。そして、4−3と逆転するワラビーズ。最後まで牙を剥き続ける悪魔の攻撃を凌いで勝利。これ、準決勝のテンションじゃないぞ。 ゴール前の混戦で、ボールが空気読まないのはよくある話。むしろ、それがサッカーではテンプレ。どちらに勝利の女神が微笑むかは、本当に気分次第。その上で、自分にできることをやり遂げるものに、風は吹くのだと思います。 今日の風は、愚直にやり続けた越前に。 負けてもなお、前を向く。というか、勝ち負けに関わらず、目指すべき場所から視線を外さない茜さんがまぶしい。 近年のスペースをなくして、ファンタジスタがいなくなってしまったピッチ。その中で生まれてくるのであれば、とんでもない選手に違いない。そうでなければ存在し得ない、と期待している昨今ですが、栄泉船橋の姿が見せてくれたように思います。 あとは、フィクションを現実が超えるだけ。
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相手チームが主人公でも成り立つくらい魅力的。 栄泉船橋の浦川茜も国府妙も素晴らしい才能。 それぞれに色があって応援したくなる。 本当にそれぞれの物語があるということを感じさせられる。 深津監督が少しずつ本領発揮し出してるのが良い。
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実際の日本の女子サッカーってこうなんだろうか。だったら面白そうだな。様々な技があるのだな、とサッカー素人にはため息。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
熾烈極まりないインターリーグ準決勝・栄泉船橋戦にピリオドを打つ8巻である。 率直に言って、充実した一戦だった。その一言だろう。 各々の描き込みが進んだ中で、敵味方のドラマが強烈に展開され、懸けられた思いがプレー一つ一つに投影されている。 ワンシーンワンシーンでのプレーの把握がやはり難しい部分もあるのが難点だが、その難をおして余りある見事なドラマだった。 凛然たる主将を貫いた浦川茜と、将来のクラック候補として才華を示した国府妙。彼女らの戦いぶりは素晴らしかった。 そんな彼女らと正面から渡り合い、初めてのピボーテを務めることになったノンちゃんと、初めてピッチに立った越前の活躍ぶりなども目覚ましいところだ。 ハイレベルにサッカーの戦術的側面を描きつつ、ドラマとしても一級品。これはもう星五つとしか言いようがない物語だろう。 今時の女子高生はドブレーテとかゴラッソとか普通に言うんだなあ、などと思いつつ、次なる物語を楽しみに待ちたい。
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