ヴィオラ母さん の商品レビュー
ヤマザキマリさんの自伝として破天荒なお母さんのことやヤマザキさんの子供の頃の絵や作文などを載せていました。 作者さんは自己顕示欲のかたまりみたいな人だな。 ファンには嬉しいだろうし、メディアでは自己顕示欲は肯定的にとらえられるので、好きな人だけ読めばよいのでしょう。あまり文章が...
ヤマザキマリさんの自伝として破天荒なお母さんのことやヤマザキさんの子供の頃の絵や作文などを載せていました。 作者さんは自己顕示欲のかたまりみたいな人だな。 ファンには嬉しいだろうし、メディアでは自己顕示欲は肯定的にとらえられるので、好きな人だけ読めばよいのでしょう。あまり文章が上手な方ではないので、文章を楽しむのではなく作者さんとそのお母さんの過去の破天荒話を楽しむといった感じ。 今は「多様性」という言葉を掲げて変わりモノであることが昔以上に世間に出るための要素だったりするけれど、どうなのかな…。なんだかんだで自分たちが思っている以上に実家だったり近所の人だったりが助けていたり我慢したりしていんだろうな。 みんな違ってみんなよいけれども、自分はこの本を楽しむことも何かしら気づきを得るようなこともなく、助け合いは必要だけれどもこういう自己主張が強く前にばかり出たがりで周囲の気遣いに鈍感そうな人たちとは関わり合いたくないな~と思いながら読んでいました。
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破天荒な母の元に育ったヤマザキマリさんの幼少期からの記録。 それでもシングルマザーの生き方は子供の心を育てる。 無機質な現代と違った昭和の時代が懐かしい
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ハルさんとのエピソードがジンとくる。ついつい私たちは理想の母親像を掲げがちだが、型や常識に捉われずに愛を持って娘たちを育てつつ、自分の人生も大切に、そうゆうリョウコさんの生き方はかっこいい。
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『この地球に生まれてきたからには、この海がどれだけ広いのかを教えてあげる。 海という世界で生きるのは厳しいけど、どこまでも、どんどん思う存分に泳げるということだけは教えてあげる。だから、そのあとは自分で好きなようにどんどん生きていくのよ』 シングルマザーのリョウコさんと娘マリさ...
『この地球に生まれてきたからには、この海がどれだけ広いのかを教えてあげる。 海という世界で生きるのは厳しいけど、どこまでも、どんどん思う存分に泳げるということだけは教えてあげる。だから、そのあとは自分で好きなようにどんどん生きていくのよ』 シングルマザーのリョウコさんと娘マリさん 母娘の愛情は、一緒に居られる時間に比例しない 「リスボン日記」でのパワフルで愛情深いマリさんは、この母リョウコさんから受け継がれたものだと感じた
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生き難い世の中。母親は学校からの電話、世間体で雁字搦め。子供には生き生きと好きな事を見つけて育って欲しいのに、学校からの電話、呼び出し、ママ友の容赦ない言葉にどうしても自分の子育て方針を疑ってしまう。私が母親として失格だと…子供が楽しく学校に通っているのに、世の中の常識を押し付け...
生き難い世の中。母親は学校からの電話、世間体で雁字搦め。子供には生き生きと好きな事を見つけて育って欲しいのに、学校からの電話、呼び出し、ママ友の容赦ない言葉にどうしても自分の子育て方針を疑ってしまう。私が母親として失格だと…子供が楽しく学校に通っているのに、世の中の常識を押し付けてしまう。ヴァー!!!!と叫びたい。苦しい!!自分自身の本能は間違ってないと分かっているのに、先生のくだらない一言に、子供に当たってしまう。苦しい。そんな自分を救ってくれる小学校の先生の態度、リョウコさんの言葉にどれだけ救われた事か…是非とも生き難い母親に読んで欲しい本です。
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じんわり心に沁みるようなことが書かれているのに、笑い出してしまうような文章になっていてとても面白い。途中に挟んであるマンガも面白い。素敵なお母さんであり、同志でもある。自分の子供ともこんな関係を築けたらいいな。
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ヤマザキマリさんが破天荒なのは、お母さまの生き方や子育ての影響が大きいのかな。 とても楽しく読めました。
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色んな子育て情報に埋もれて、何が正解なのかわからなくて疲れたときに読みたい本。 いや、子育てに正解なんてないんだよ、親が何かに夢中になって生きることを楽しんでいること、子どもをひとりの人格として敬い信じることの大切さを学んだ。 自分にヴィオラ母さんのようなパワフルさはないけど、と...
色んな子育て情報に埋もれて、何が正解なのかわからなくて疲れたときに読みたい本。 いや、子育てに正解なんてないんだよ、親が何かに夢中になって生きることを楽しんでいること、子どもをひとりの人格として敬い信じることの大切さを学んだ。 自分にヴィオラ母さんのようなパワフルさはないけど、とても勇気をもらえた。 以下心に残ったフレーズ。 この本は、子育てや女性の自立を支えるハウツー本ではないし、そもそも、多様な悩みを抱えた昨今の日本の女性たちの役に立つかどうかもわからない。でも、ひとまず、鼻息荒く駆け抜ける野生の馬のように自分の選んだ仕事をし、子供を育ててきた1人の凄まじき女の姿を思い浮かべてもらうことで、自分や子供の未来に対してどこまでも開かれた、風通しの良い気持ちになってくれたら筆者も嬉しく思う。11 親と言うものは、子供にとって、まず強く生きる人間の手本であるべきだと思うし、手放しでも子供がしっかり育っていけること、生きていけることを信じてあげるべきなのだと思う。77 たとえ社会の中でいろいろあっても、どんな困難と向き合わされても、それでも生きることを心から謳歌する大人が家にいるのは、大変頼もしいことである。空や草花を見て「地球はすごいねぇ、美しいねぇ」とつぶやける大人がそばにいるだけで、子供は生きるたくましさを身に付けられるものなのだ。228 「この地球に生まれてきたからには、この海がどれだけ広いのかを教えてあげる。海という世界で生きるのは厳しいけど、どこまでも、どんどん思う存分に泳げるということだけは教えてあげる。だから、その後は自分で好きなようにどんどん生きていくのよ」237
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あのヤマザキマリさんのお母さんが、どんな生き様だったのか、隅々まで感じることができる一冊。 すごいなぁ、ライオンの子育てのようだ。愛しかない。
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漫画家ヤマザキマリの母親を描いた伝記。偉人でも有名人でもない音楽家の伝記だが、感動的。ヤマザキマリは、ストーリーテラーだなあ。
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