メタル脳 の商品レビュー
「ヘヴィーメタル(メタル)好きに悪人はいない」という考えは何年も前から自分の中では謂わば「常識」となっています。 しかしながらメタルは、「血、死、暴力、呪い、嫉妬、裏切り、破壊、怪物、悪魔 といった言葉が頻出する、どう贔屓目に見ても危ない音楽」で、メタル好きはクラスの中で「あいつ...
「ヘヴィーメタル(メタル)好きに悪人はいない」という考えは何年も前から自分の中では謂わば「常識」となっています。 しかしながらメタルは、「血、死、暴力、呪い、嫉妬、裏切り、破壊、怪物、悪魔 といった言葉が頻出する、どう贔屓目に見ても危ない音楽」で、メタル好きはクラスの中で「あいつ、近いうちになんかやるかもよ……」と思われた浮いた存在だったりしました。 この文脈で「メタルは『反社会的』ではなく『非社会的』」で「非社会的であることが強い『個』を育む」という見解が中野博士から出されてます。さらに非社会的なつながりがある「メタルファンは『裏切り』に敏感な人たち」で、結果、「メタルは『正義』の感覚を醸成する」そうです。 なるほど!と思いました。
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▶図書館になし。 ●2025年5月10日、Yahooフリマで-保存した検索条件「京大」で新規出品通知がきてアプリを開いたら見つけた本。780円。 サブタイトルの「天才は残酷な音楽を好む」がいいね。メタルじゃなくてトランス好きだけど。
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メタラーとして共感できる部分が多かった ポピュリズムに嫌悪感を抱くとか、内向的だけど集団形成しがちとか、、
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メタラーならなるほどと思ったり、とても共感できることが脳科学や心理学の見地から書かれている。専門的な言葉も多々出てくるが、それをわかりやすく置き換えたり具体例を示したりしながら説明してくれているので、読みやすい。 メタルなんて…というステレオタイプな反応をする人たちは、この本の言葉を借りるなら、脳が未熟な「子ども脳」であって、自分達のことをメタ認知できない人たちなのだという。 未熟な子ども脳の「大人」が声高に叫ぶせいで、世の中があらぬ方向に流されてしまうという危惧もある。 メタルという切り口ながら、世界の趨勢にまで言及されているのはとても面白い。
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音楽という芸術的なイメージが強いものについて、淡々と論理的に分析されているのがスーッと入ってくるんだけどなんか面白い。 クラシックやポップス等の王道がメタルファンと対極なのはなんか分かるけど、ジャズやラップ、レゲエ等も一括りにされてるのがちょっと気になった。 私はメタルもジャズも...
音楽という芸術的なイメージが強いものについて、淡々と論理的に分析されているのがスーッと入ってくるんだけどなんか面白い。 クラシックやポップス等の王道がメタルファンと対極なのはなんか分かるけど、ジャズやラップ、レゲエ等も一括りにされてるのがちょっと気になった。 私はメタルもジャズも好きでよく聴くけど、メタルに限らずマイナー寄りなもの全てに通じる話な気がした。
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枠の中に収まるのではなく、ストッパーを掛けずに突き抜けたところにあるものを楽しむ姿が、荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』(集英社新書)で語られていた考え方に似ているように思った。
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もちろん筆者のことはテレビで知っていて、 「なんかヘンで説得力ある人だな」 と気になっていました。 このタイトルからしてヘンです。 でも、期待通り、ヘンで興味深いものでした。 音楽は好きですが、メタルは避けていました。 でも共感できた、残念ながら笑 聴いてみようかな、メタル。
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私は音楽好きでメタルも聴きます。 そんな私の感想です。メタルの良さを語るために他の音楽を引き合いに出しますが、それメタルだけじゃないよね?ってのが多々あるし、なんか変な方向にいってしまってメタル自体をバカにしてません?ってのもいくつかありました。 2019年にポール・マッカー...
私は音楽好きでメタルも聴きます。 そんな私の感想です。メタルの良さを語るために他の音楽を引き合いに出しますが、それメタルだけじゃないよね?ってのが多々あるし、なんか変な方向にいってしまってメタル自体をバカにしてません?ってのもいくつかありました。 2019年にポール・マッカートニーが偽善なので受け入れられないという人を見たことないんだけど… 今どきメタルを聴いてはいけない音楽なんて言ってる親はそういないと思うけど… メタルが好きなんだろうけど、メタルに限らず日本でマイノリティな海外の音楽を聴いてる人には少なからず当てはまるようなことも多いです。 海外の研究でメタルを好む人の傾向に関する記事を何度か見たことあり、そういったものを分析して記述しているのかと思ったら、基本的にはエビデンスのない仮説や本人の意見でこの人本当に研究者なのかしら?という気分です。 一応読み終えて、最後におわりにを読んでたら、ホンマでっかTVに出てる人と書いてあって納得。あの番組苦手なんです。苦手な番組に出てる人の本には通じるものがあるのだなと、勉強になりました。 この本は図書館で目について借りただけで良かったです。それにしても興味を持って裏切られるとこうも長文で不満を書けるとは!
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著者と同じく、学生の頃からメタルを聴き続けている者として、その深層には何があったのかを知るべく読んでみた。 メタルと言ってもサブジャンルを含めてとても幅広く、私自身、メタル以外を拒絶する訳でもないので、解釈が難しい面もあるが、純粋にメタル好きとしては仲間がいて嬉しい面もある。 ...
著者と同じく、学生の頃からメタルを聴き続けている者として、その深層には何があったのかを知るべく読んでみた。 メタルと言ってもサブジャンルを含めてとても幅広く、私自身、メタル以外を拒絶する訳でもないので、解釈が難しい面もあるが、純粋にメタル好きとしては仲間がいて嬉しい面もある。 一方で、言及されているように、天邪鬼な面もあるので、「へっ、関係ねえよ」と思う自分もいたりする。 モーツァルト効果というものが否定されていることは知らなかったが、未だに胎教にはモーツァルト、みたいな風潮があるのは、その子の成長に影響する要因が多すぎて、相関関係がよくわからないという面があるんだろう。 そういう意味で著者の研究分野は難しい分野だなと思った。 章内のサブタイトルが多過ぎて、せっかくの文章が途切れてしまって少々読みづらかったかな。 ミシュクル、知らなかった。
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めちゃめちゃ面白かった!テレビで見るレベルでしかないけど著者が好きだし、あの淡々とした分析が納得感もあり楽しい。オキシトシンの効果が、一般的に言われているもの以外にも多くあり、それがこれに繋がるのかととても興味深かった。小難しいこともなく、さらっと読めるのがまた良い。
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