地図で見る フランスハンドブック 現代編 の商品レビュー
ランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学教授のジャック・レヴィの著。専門分野は政治地理学、都市、グローヴァリゼーション、ヨーロッパ、空間の社会理論、地図学。 1992年から今日まで、70を超える地図で描くフランスの政治地理学。 ・政治地理学ー居住地がどこまで投票に影響するか ・経...
ランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学教授のジャック・レヴィの著。専門分野は政治地理学、都市、グローヴァリゼーション、ヨーロッパ、空間の社会理論、地図学。 1992年から今日まで、70を超える地図で描くフランスの政治地理学。 ・政治地理学ー居住地がどこまで投票に影響するか ・経済動向と富みの再配分ーフランスは発展と正義の選択をしているか ・テロリズム、移民、グローバリズムーヨーロッパのなかのフランス、世界におけるフランス 表紙の目新しい地図が都市の傾向を表わす。おおむねパリやリヨンなどの都市圏と田舎、がいろいろな指標の反対の傾向を示しているように見える。 表紙の図は「欧州憲法条約批准国民投票、2005年5月29日の結果図。パリやリヨンなど大都市圏の中心部は賛成が多く周辺部は反対が多い。 ヨーロッパ問題ということでイギリスのEU離脱の賛否の図が載っていた。ロンドン周辺、グラスゴー周辺、ベルファスト周辺が離脱反対、リーズ、ノッティンガッム、ブリストルも反対、バーミンガムは離脱賛成の図。 婚外子の比率が、パリ中心と周縁とリヨンが低い。以外だが、これは大都市の富裕層は結婚は変化しながらも長続きしており、郊外に住む移民層も結婚は家族の統合であるとともにフランス社会への同化の儀礼でもあるとある。 2019.2.10第1刷 図書館
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