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いのちの人形 の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2019/06/23

クローン人間の話でした。 現実にはないでしょうが、これから先の時代には 現れるかもしれないと考えると怖くなります。

Posted byブクログ

2019/04/14

これも題材は面白いのだが、主となる人物がたくさん出てきて、その割に世界が狭く、軽く扱われる事象が多かった。総じて上っ面な感じ。この題材でこの薄さはないよな。宮部さんなら5巻ぐらい書きそう。

Posted byブクログ

2019/04/08

人形って? え、そういうことを指してたのかぁ。 監視し続けなければいけない、監視され続けなければいけないというのは、どちらも苦痛だな。 こんなことを始めなければ、こんな面倒なことにならないのに、と思いつつ、できる能力があれば試してみたくなるものなんだろう。 いやいや、まさかそんな...

人形って? え、そういうことを指してたのかぁ。 監視し続けなければいけない、監視され続けなければいけないというのは、どちらも苦痛だな。 こんなことを始めなければ、こんな面倒なことにならないのに、と思いつつ、できる能力があれば試してみたくなるものなんだろう。 いやいや、まさかそんな結末とは。

Posted byブクログ

2019/03/31

こっそりと作られた7人のクローン人間が 順に殺されていく。 クローンだなんてそんなこと! あっていいわけないじゃないか!と思いつつも 実際、ほんとにいるんじゃないかと思わせる そのくらい現実的な設定だった。 時代設定が「今」だからかな。 川村と高倉のコンビは良い感じだと思った...

こっそりと作られた7人のクローン人間が 順に殺されていく。 クローンだなんてそんなこと! あっていいわけないじゃないか!と思いつつも 実際、ほんとにいるんじゃないかと思わせる そのくらい現実的な設定だった。 時代設定が「今」だからかな。 川村と高倉のコンビは良い感じだと思ったので 最後で驚かされた。 クローンには心も備わっているのかなぁ、 そりゃあるか。 でも、育っていく過程で 元の人間とは違う人間性になっていく、ということか。 気になる終わり方だった、続きはないのかしら。 アトムを作った天馬博士をちょっと思い出した。 これまでの横関さんとはちょっと違う感じだけど、 私は面白く読めた。

Posted byブクログ

2019/03/07

隠蔽された殺人事件。急にある能力に目覚めた一人の男性。事件の捜査をしながら、次なる連続殺人を阻止しようとする捜査官。隠された陰謀、と気になる要素満載で読む手が止められないミステリ。 ああでもこれ、物語の根幹となるあのネタを明かさずに感想を書くのが難しい……。たしかに倫理だのなんだ...

隠蔽された殺人事件。急にある能力に目覚めた一人の男性。事件の捜査をしながら、次なる連続殺人を阻止しようとする捜査官。隠された陰謀、と気になる要素満載で読む手が止められないミステリ。 ああでもこれ、物語の根幹となるあのネタを明かさずに感想を書くのが難しい……。たしかに倫理だのなんだのを鑑みれば許されることではないだろうけれど。何か有用な使い方ができないものかというのは思ってしまいます。それこそ犯人の主張するあの使い方、他人事なら駄目だと言ってしまえるだろうけれど。当事者だったら、望みにすがりたいということもあるだろうなあ。

Posted byブクログ

2019/02/19

お気に入りの横関大さんの新刊。いつもの横関さんとはちょっと違った作風に戸惑ってしまった。 横関さんと言えば、青春ミステリでどんでん返しがあって、そのどんでん返しが鮮やかで読後感が爽やかなところが魅力的な作家さん。 今作もミステリだし、どんでん返しもあるのだが、受け取る...

お気に入りの横関大さんの新刊。いつもの横関さんとはちょっと違った作風に戸惑ってしまった。 横関さんと言えば、青春ミステリでどんでん返しがあって、そのどんでん返しが鮮やかで読後感が爽やかなところが魅力的な作家さん。 今作もミステリだし、どんでん返しもあるのだが、受け取るイメージがまるで異なるのはなんでだろう?変な言い方だが、今回のは良くも悪くも、普通のミステリなんだろうなと思う。 でも、面白くないってことは全然なく、突きつけられた課題は未だ自分の中で答えが出せないままだ。 捜査一課の川村は、殺人事件に出くわす。現場を確認していると、厚労省の外郭団体の「ドールズ」という組織に取り上げられ、その事件そのものを隠蔽されてしまう。 やがて川村は、サイバー犯罪捜査官の高倉とコンビを組み捜査に乗り出した。その後も次々と起こる殺人事件。被害者は国家機密、クローン人間だった。「ドールズ」はクローンの存在を監視し、世間に知られないように暗躍する組織だった。クローン人間は全部で7人。川村と高倉は次の犯行を阻止することができるのか。 もちろん、ただのミステリにとどまらず、どんでん返しが待ち受けています。このストーリーも面白いのだが、それよりも、この物語のテーマとも言えるクローン人間について。作者は登場人物の言葉を借りて問いただしてくる。クローン人間の是非について。 私は正直、クローン人間なんて気持ち悪いと思っていたのだが、仮に自分の親や奥さん。息子や娘。彼らがもし死んでしまったなら、クローンでもいて欲しいと思うのではないだろうか?人間でなくても、大好きなペットでさえ、クローンを欲してしまうような気がする。 「命の尊厳」を振りかざしてクローンはいけないと言うのは簡単だが、自分の身内に何かあっても同じことが言えるだろうか。 もう一つ、エピローグで高倉がぶつかった男の子。【あの男そっくり】と高倉が思ったのだが、あの男って誰だ?? クローンの是非についても、あの男についてもモヤモヤが止まりません(涙)

Posted byブクログ

2019/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんでん返しや、気持ちが暖かくなるのが横関さんの醍醐味だと私は思っているけど、今回は終始落ち着かない気分でした。クローンの是非はあるだろうけど、今回の事件に関しては、かなり胸糞悪い。命だぞ、と私も思う。最後も、結局彼らの未来はどうなるんだ、作られ、備わっているかもしれない能力は封印され、監視されたんじゃ、それは生きてるの何なの…と思う。ちょっと憤りも感じた読後でした。表紙や序章が物語るような、土の人形のような、殺された人も、残った人もそれぞれが悲しかったです。

Posted byブクログ

2019/02/13

2月-7。3.0点。 殺人事件発生。捜査に入ろうとする警察に、「ドールズ」 という集団が遺体を回収。厚労省の関係団体。 正体は謎。同様の事件が連続して発生。共通点は。 広げた風呂敷は大きいが、動機が小さい気がする。 あっさり読める。

Posted byブクログ