彩雲国物語(六) の商品レビュー
この作品、王様に対して厳しすぎるんだよなぁ。 なんであんなに優秀な人がわんさかいるのに王の負荷が一番高いのが謎。 この先もどんどん、かわいそう、って思いながら読み進めるんだと思います 2024.3.12 44
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このあとの凋落を知っているので、正月準備の双花の危うさが怖い。 絳攸様の紅家に対する負い目引け目がなければ、李姫で話はまとまっていたんだろうなあ……
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貴陽に戻って来ました。 少しずつ、みんな大人になって行きます。 お酒の飲み比べのシーン、秀麗が頼もしい。 短編も…予想外の人が登場して楽しめました。
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久々の貴陽。 それぞれの思いがあるんだなぁ。 少し分厚いと思ったら短編が1話。 少しずつ各巻に収録されるのかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2019年2月4日読了。 茶州を平定し、新年の朝賀のために半年ぶりに紫州へ里帰りしてきた秀麗一行。百年先の茶州のために何ができるか、考え抜いた案を携えて歩みを進める秀麗には、本人は知らず紅本家に続々と縁談話が舞いこんでいた。縁談の一の矢が立ったのが李絳攸で、二の矢は藍龍蓮。本人たちの与り知らぬところで話は着々と進められていた。そんな中で、劉輝はひたすら王として孤独を深めていく。孤独を埋められるものはもはや何もなく、ただ一瞬、孤独を忘れさせてくれるのは秀麗その人だけ。秀麗を娶るということは、秀麗の夢を阻むこと。秀麗が官吏の道を歩むということは、劉輝の愛を拒むこと。どちらも選べない劉輝ができることは、ただただ時間が過ぎるのを待つこと。返事を先送りにして秀麗が自ら自分の手へ落ちてくるのを待つだけ。どれほどの時間がかかるのだろう。想像するだけで泣きたくなる。影月の秘密も徐々に明かされていく。『欠けゆく白銀の砂時計』とは、影月の命のこと?けれど、尽きかけた砂時計を、ギリギリのところで陽月はひっくり返してくれた。永遠にも近い自分の眠りと引き換えに。 番外編の幽霊退治も面白かった。現れた幽霊は、雷雨に怯える娘を宥めに現れた、薔薇姫さんだったのかな?
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