東京パパ友ラブストーリー の商品レビュー
初の樋口毅宏さん。タモリ論(未読)の作家さんだったのか。 志村貴子さんイラストの表紙からは想像しなかったドロドロ感。生々しい単語。ここまでがっつり男性同士の恋愛だとは思っていなかった。 読みごたえはあった。各章のはじめの登場人物それぞれのふりかえりというか、そこでちょっと一呼吸つ...
初の樋口毅宏さん。タモリ論(未読)の作家さんだったのか。 志村貴子さんイラストの表紙からは想像しなかったドロドロ感。生々しい単語。ここまでがっつり男性同士の恋愛だとは思っていなかった。 読みごたえはあった。各章のはじめの登場人物それぞれのふりかえりというか、そこでちょっと一呼吸つける感じ。あれがないとしんどすぎるかも。 中盤の「女性問題ではなく男の性処理問題」辺り、男性ではないわたしにはあまりに遠い感覚、ちょっとした衝撃、少々不快、でした。 けれどラストはさわやかラブストーリー風で、不思議な読後感でした。 この不思議感がこの作家さんの特色だとしたら、他の作品も、とはちょっとなりにくいかも。
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ホモソーシャル風味の不倫モノ。わざと胸糞悪くなるような書き方がなされているので、ある意味”嫌ミス”と同じような読み方ができる。
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「おっさんずラブ」が流行った2018年。 そんなものは幻想だとばかりに登場したのがこの作品。 同じ保育園に子供を預けるパパ友の繰り広げるリアルゲイストーリー。 しかもポエティックなものではなく、リアルハードゲイもの。 全く受け付けない。
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