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志ん生が語るクオリティの高い貧乏のススメ の商品レビュー

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2020/03/08

何と長いタイトルだろう。志ん生が語るとなっていますが、志ん生を借りて語るです。講談社の内容紹介もひどいですが、稀にみる雑なつくりの本。句はいいのに。但し、著者が挙げている句、これは川柳、俳句じゃないよ。「志ん生」とつくと手あたり次第手に取るファンの私、大失敗。

Posted byブクログ

2019/04/16

著者は金原亭馬生の次女、すなわち志ん生の孫です。 小さい頃から、つぶさに志ん生のすべてを見て育ってこられたんですね。 志ん生に対する厳しいところも優しいところも、孫ならではの率直な思い、ふんふんと頷きながら読み進められます。 わがままで破天荒というイメージの強い志ん生ですが、 そ...

著者は金原亭馬生の次女、すなわち志ん生の孫です。 小さい頃から、つぶさに志ん生のすべてを見て育ってこられたんですね。 志ん生に対する厳しいところも優しいところも、孫ならではの率直な思い、ふんふんと頷きながら読み進められます。 わがままで破天荒というイメージの強い志ん生ですが、 その中でも、やはり志ん生なりのこだわり、矜持はあったようです。 とにかく楽しくて笑えるエピソード満載。 おまけに父親の馬生や叔父さんの志ん朝のエピソードまで聞かせてもらって、ファンとしては本当にうれしい。 馬生が常々言っていたという「貧乏なのは家族だけ、志ん生は貧乏じゃない」という名言?を掘り下げたお話です。 ただ残念なのは、表紙の人物は誰? どうして志ん生じゃないの? 本文には家族しか持っていないだろうという貴重な写真も多数掲載されています。

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