小説 映画 刀剣乱舞 の商品レビュー
戦闘シーンはスタイリッシュに、それぞれの見せ場が描写されながらも全体としてはテンポよく進み読みやすかった。
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ノベライズ。内容はほぼ映画の画面の動き通りに描写してあり脳内で上映できます。映画にない戦闘セリフがあってアクションシーンが楽しい。ただYA作品のような簡素化した文にちょっと引っかかる。ジュニア版も出てるので、どっちで読むかはお好みで。
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映画を観て初めて「刀剣乱舞」に触れ、とても面白かったので手にとった1冊。 映画のノベライズなので読みやすいし、何よりストーリーが面白い。あの本能寺の変に「刀剣乱舞」という設定を加えることでこんな解釈ができるとは…!という驚き。 そしてノベライズの醍醐味といえば、「画面が描写される」ということ。映画は限られた時間で台詞以外にも表情、状況、画などをフルに使って全てを表現するのに対して、ノベライズはその全てを言葉で描写することで表現する。映画では気づけなかった、新たな発見がありました。 ノベライズで印象的だったのは山姥切と薬研。2振りとも、「歴史を守る」という姿勢が描かれているものの、映画だとやっぱり三日月がメインになってしまうし、(あとは長谷部もわかりやすかったかも?)この2振りに関してはさらっとすすみがち。ノベライズではそこにもう少し踏み込んで、彼らなりの心情や葛藤、覚悟を強く感じることができて、より深く楽しむことができました。 あとは最後の本丸襲撃の加筆にも満足。 映画観て、まだこの本を読んでない方には是非読んでほしい… 「映画刀剣乱舞」の楽しさが倍増します…!
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映画鑑賞後の+αとして読むととても面白いと思います。 ラノベなので文体も読みやすく書かれているので子供でも理解できると思います。難しく書かれていない分スラスラ読めますので1時間もあれば読了できます。 あのシーンではあのやりとりがあってこのシーンになったんだ、とか、あの鳩は......え?どういう事なの(笑)と、なったり、 後半の時間遡行軍による本丸襲撃は劇場版より過酷になっているし、代替わり後の継承後のちいさな審神者とのエピソードも映画にはないものもサラッとですがあったりします。 が、映画あっての小説だと思いますので、例えばこの本を1冊の小説作品として読む。と、なると多少の物足りなさは感じるかもしれません。先に感想述べられている方もおっしゃっている通り、三日月の深層心理があまり伝わっては来なかったかなと思います。 映画では、言葉は発せず目で感情を表しているシーンも多かったですし、なかなかわかりやすい文章(幅広い年齢層にもわかるように)で書くのはむずかしい面があると思う(比喩的表現でしっくり来そうな部分あったりしますし)のであくまで映画ありきで反芻を楽しむための1冊といった感覚で読むと面白い本です。
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よく言えばテンポが良くスラスラ読める。悪く言えば淡白すぎて味気ない。 映画を見ないでこれだけ読む、という人はほぼいないと思うけど、物語の中で展開したことをシンプルに書き連ねた、という印象。 一般向けとなっているけど、文字の大きさ、行間、ルビなど、とても平易になっているので小学生で...
よく言えばテンポが良くスラスラ読める。悪く言えば淡白すぎて味気ない。 映画を見ないでこれだけ読む、という人はほぼいないと思うけど、物語の中で展開したことをシンプルに書き連ねた、という印象。 一般向けとなっているけど、文字の大きさ、行間、ルビなど、とても平易になっているので小学生でも本を読む子なら簡単に読めると思う。 とても読みやすくわかりやすくなっているので、何が起こってるのかわからない、ということにはならないと思うけど、感情面の書き込みがほぼないのでそこに重きをおく人や、文章ならではの新情報を期待している人は肩透かしを食らう可能性がある。 (よく考えればあのボリュームでそれをやろうとしたらこのページ数に収まるはずがなかった) 後半の戦闘シーンの加筆部分は好きです。特に鶯丸。 しかし、これだけ読むと、三日月宗近の行動理念や感情がよくわからないんだよなあ…文章であの繊細な表情や声色の演技を表現するのは難しい。
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