「愉快な人生」を生きる の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者の本は過去に一冊読んだことがあるが、今回はタイトルに惹かれて読んでみた。 著者は若いときに瀕死の事故を経験し、「老子」に出会い、その後「論語」「孫子」「仏教」などの東洋思想を学ぶ。そして、ひとつの結晶を発見し、それをひとことで集約すれば「愉快」というキーワードで現わせられるということ。 “天が「かくあれ」と人間に求めているのは、愉快な人生と健全な社会である。” 愉快とは、欲望の暴走やエネルギーの浪費ではなく、明日への希望と、謙虚、感謝であるということ。 僕自身はどうも楽しく愉快に生きて行こうという考えには、あまり人間の成長とはかけ離れているように思っていたが、東洋思想から得られる「愉快」とはどんなものだろうと興味を持ったので読んでみた。 東洋思想の例を取り上げながら、心、生き方、利他、人間関係、仕事(定年前と定年後)など人生哲学がわかりやすくかかれている。 「いま、ここ、自分」の重要さを説きながら、計画的に生きることの大切さも教えてくれる為になる一冊だった。 論語(儒教)、道教(老子)、孫子、などだけかとおもいきや仏教も勉強されていて時々でてくるのは面白い。しかし、個人的に仏教の捉え方が偏っているように思えた。仏教を死後(あの世)の宗教と書かれていたが、本来は生き方を説いた教えなのです。
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中国古典思想の研究家である著者が、仏教、儒教、道教といった東洋思想から学んだ生き方のコツを紹介する。 天が人に望む「愉快な人生」「健全な社会」「善良な心」。そのための希望と謙虚と感謝。 根本である心を養う、唯識、立志、いま・ここ・自己、自己責任、主体性、知足、恩送り、小さな利他、...
中国古典思想の研究家である著者が、仏教、儒教、道教といった東洋思想から学んだ生き方のコツを紹介する。 天が人に望む「愉快な人生」「健全な社会」「善良な心」。そのための希望と謙虚と感謝。 根本である心を養う、唯識、立志、いま・ここ・自己、自己責任、主体性、知足、恩送り、小さな利他、自己維新、感謝、先義後利、積小為大、凡事徹底・・ 目先の利益や効率性だけを追うのではなく、天・自然の一部である自身、そして社会、環境を想い、共に悦ぶために自分にできる生き方をしたいと感じた。 19-32
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失礼ながら過去の書籍は読み辛い(難しい言葉・言い回しで腹落ちしない)と感じた事がありました。しかし、当初席では、いざ答えようにも回答に詰まってしまう質問なども(例えば運の良い人とは?など)ズバリと一言で表現してくれており、読み終わると非常に清々しい気持ちになれます。ぜひ一読してみ...
失礼ながら過去の書籍は読み辛い(難しい言葉・言い回しで腹落ちしない)と感じた事がありました。しかし、当初席では、いざ答えようにも回答に詰まってしまう質問なども(例えば運の良い人とは?など)ズバリと一言で表現してくれており、読み終わると非常に清々しい気持ちになれます。ぜひ一読してみて下さい。
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