マイリトルインフェルノ(下) の商品レビュー
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おもしろい〜全てが最高! まーくんがタツミに染まらなくて良かった。 あまり多くは語らないのにボーナストラックを読むだけでまーくんの心情がよくわかる。 タツミの事も大切に思っていたんだろうなぁ この二人はいつまで一緒にいるんだろうな。 ハピエンで終わるお話を読むといつも考えるけど この二人が別々の道に進んでもなんか…それはそれでしっくりくるな。 二人からラブラブな雰囲気は感じないからかな 修羅場を潜ってきたから恋人というより同志? 家族?みたいな。 そんな風に思っても物足りないとか一切なくて 「これでいい!これがいい!」と思える満足度120%のお話だった。 朝田先生天才。
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普通に読み物として面白かった。そして、最後読んで、また最初から読んで登場人物のそれぞれの思惑や、感情を考察したくなる感じになっていた。凄い。純文学みたいな感じある。1番考察したいのは、まーくんが仁くんのどこを好きになったのかっていうところ。 まーくんがナカモトくんに飽きたのは、2人の間には愛情が無かったからかなと思った。興奮しか無かったからかな。ただナカモトくんとしては執着はあったみたいだから、ナカモトくんが捨てられたのは、熟年離婚みたいな怖さを感じた。
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『ブラックハット』のクリス・ヘムズワース級にガタイのいいハッカーのキャラ造形(特に相手の挙動に反応し笑う時の描写、溢れんばかりのフェティシズム)に学びが大きい。シナリオ上で互いの感情が極点に達したさいに選択されるアクションにグッとくる。歯がゆいのは、平凡受けのよさを感受する回路が...
『ブラックハット』のクリス・ヘムズワース級にガタイのいいハッカーのキャラ造形(特に相手の挙動に反応し笑う時の描写、溢れんばかりのフェティシズム)に学びが大きい。シナリオ上で互いの感情が極点に達したさいに選択されるアクションにグッとくる。歯がゆいのは、平凡受けのよさを感受する回路が自分のなかでまだ開発されていないこと。
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▼あらすじ 小さくて、弱くて、何の力もない「仁(ひとし)くん」。 そんなちっぽけな存在が、必死に抗って歯向かってきたのが、新鮮で、たまらなく愉快で、可愛かった。 気まぐれに仁のもとに身を寄せたけれど、「まーくん」を取り戻したいナカモトの画策で仁の母が借金まみれにされてしまう。 自分のせいだと気づいた「まーくん」は、ナカモトが誘う危険で享楽的なウラ社会へ再び戻るしかないと、穏やかだった仁との日々に別れを告げるが……。 *** ストーリーの完全度:非常に高い トーン:コミカル・シリアス(中) エロ度:低い 萌え度:非常に高い 総合評価:★5.0 上巻に続いてこちらを読みましたが、下巻もめちゃくちゃ面白かったです。通しで読んで正解でした。 仁の母の元に届いた借金の督促状を皮切りに物語は不穏な展開へと突入していくんですが、まさかナカモトがここまで執念深い男だとは…。ていうか無関係な仁の母を巻き込むなんて性格悪いぞ。 ナカモト、嫌いじゃないんだけどちょっと野心家過ぎるのよね…。そりゃ、ナカモトと一緒にいれば飽きないだろうしお金だっていくらでも稼げるんだろうけど、人間、常に走り続ける事は出来ない訳で。 ナカモトを見てるとまーくんが疲れてしまうのも無理ないなあ…と思ってしまいました。 にしてもまーくん、笑い方が豪快でちょっと怖い(笑) 燃え盛る炎をバックに笑いながら仁に告白を迫るシーンなんて迫力あり過ぎて魔人というより悪魔だなと思ってしまった(笑) まーくんと仁は…まぁ、スペック的には全然釣り合ってないんだけど、そこが良いんですよね。平凡過ぎてまーくんがいつか飽きないかちょっと心配ではあるけど…(笑) でも、仁は上巻よりも勇気ある行動が目立っていて好感が持てました。まーくんを引き留める為にまさか放火までしちゃうとは…。(めちゃくちゃ焦ってて笑いましたが笑) エロについては結局、最後の最後まで本番無しでしたが、ここまでストーリーが面白いとエロ無くても神評価には変わりなかったと思います。それに素股でも十分エロかったし、仁の反応がリアル過ぎて面白かったので(笑) そういえば描き下ろしが若かりし頃のナカモトとまーくんの話だったのですが、この話が切なくて最高に良かったです。「タバコ買ってくる」って言って出てったきり戻らないまーくん…。別れ方最高かよ…! そこまでがっつりBL!!って感じの作品ではないのですが、ストーリー重視の作品が好きな私にはドツボな作品でした。本当に読んで良かったです。 朝田先生、次回作も期待してます…!
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タイトル通り、かわいらしい地獄。でも多分、そこに生きていたらそれはおぞましい地獄。ランプの魔神と出会った仁君の今後の人生に幸あれ。魔神もあまり気まぐれを起こさないでね……。 スーパーハカー()まーくんかっこいいな……仁君キレ芸かわいいな……タツミさんが可哀相だったのでちょっかいかけにまた戻ってきてほしいw
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おもしろかった〜!まーくんが仁くんを抱き上げるあの一連のシーンが素晴らしすぎて、何度も見返しています。いやほんとに最高。まーくんとタツミの、2人のハッカーの物語も含まれていて、読み応えのある全2巻でした。そのまま映画にできそうな雰囲気です。
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コワかったけど、最終的には面白かったのでよかった。 描き下ろしが良かった。まーくんはまーくんなりに元相棒を愛してたんだなと思ってちょと切なくなった。
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かつてのパートナーとの対峙。サイバー犯罪の高揚感より受けを選ぶほど受けの魅力がいまいち伝わらなかったのが残念だ…。天才も安らぎ(平和)を愛してたってことかな、バカな子ほど可愛いっていうしね…。 世界観はさすがというか…普通にエンタメ漫画として面白かったです。
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さすがねむい先生だと思った作品です。 ただのBL漫画ではない、これから先、平凡で普通の生活を営むことがどんなに難しくなるかを示唆し、その時どう生きるかを考えさせてくれる作品でした。 半径5キロ圏内に終わらせないこと、言葉だけでなく行動に移すこと、誰も助けてはくれない世界で人を必要...
さすがねむい先生だと思った作品です。 ただのBL漫画ではない、これから先、平凡で普通の生活を営むことがどんなに難しくなるかを示唆し、その時どう生きるかを考えさせてくれる作品でした。 半径5キロ圏内に終わらせないこと、言葉だけでなく行動に移すこと、誰も助けてはくれない世界で人を必要とすること。圧倒的展開力のなかに仁のコミカルさとまーくんのすっとぼけっぷりが効いてます。スパダリは実は仁のような気がした。舞母さんの設定に驚きながら、ナカモトのこれからに幸あれ!
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主人公の母親がなりすましの被害にあい、3000万もの借金を背負うことになってしまい、物語はドキドキの展開へ。 元相棒→怪しい人への執着が凄くて、この二人の関係性は一体何なのだろう...と考えてしまいます。体の関係はあるけれど、恋愛とも少し違う。 元相棒は、常に刺激や快楽を追い求めて、その相棒として怪しい人を必要としているけれど、怪しい人は普通に彼のことが好きでそばに居たかっただけなんじゃないのかなぁ...と思ったり。 そして、主人公の怪しい人への依存度もどんどん上がっていき、彼がそばにいないと不安でたまらない域まで来ていて...確かにヤバイことに巻き込まれていそうな人と何日も連絡がつかなければ心配はするでしょうが、彼の執着にそれ以上の何かを感じてしまいます。 その後、ビビりだった主人公が、怪しい人と二度と会えなくなることを恐れ思いもよらない行動を起こすのですが、これは本当に意外で面白かったです! 主人公は本当に恋愛的な意味で怪しい人が好きなのか...その辺の描写が薄いような気がするので、もう一冊かけてその辺をじっくり掘り下げてくれたら良かったのにな~と思ったりもします。
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