総特集 森見登美彦 の商品レビュー
森見登美彦ファンにはたまらない一冊。 盛りだくさんでおなかいっぱい! 「文章は世界を描く道具ではなくて世界そのものなのである。」 「私の小説はすべてつながっている。」
Posted by
唯一無二の小説世界を紡ぐ森見登美彦。その創作の秘密に迫るロングインタビューをはじめ、単行本未収録小説、自身による全著作解説、恩田陸との対談、綿矢りさ、向井理らの寄稿エッセイ、書店員座談会などを収録する。 盛りだくさん! 宮木あや子つながりで借りたもの。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ずっと読みたくて買った本 全体的に文字がたくさんでボリューミー! 読み終わるのに時間がかかった! 森見さんのホラーっぽい作品が苦手だったんだけど、 たしかに、こういう引き出しもあるのね、と思うとすごい才能とは思う でも腐れ大学生を待ちわびているわたしがいることも確か… 『太陽の塔』、読み返したいなぁ… 評論文についてはちょっと恥ずかしいなぁと思いつつ読んだけど、全体的に森見愛で溢れた一冊 あと読んでない作品は2作品くらいだったから、読破したい!! あとやっぱりよくポロシャツ着てるイメージ! ご本人に会ってみたいなぁ…
Posted by
実に豪華な一冊!一番の読みどころはロングインタビューだろう。自作について大いに語ってくれる貴重な対談になっている。他にも「森見登美彦をつくった100冊」とか、また読まないといけない本が増えてしまった。未発表小説三篇の中では「大草原の小さな家」が良かった。この一人世界文学名作全集シ...
実に豪華な一冊!一番の読みどころはロングインタビューだろう。自作について大いに語ってくれる貴重な対談になっている。他にも「森見登美彦をつくった100冊」とか、また読まないといけない本が増えてしまった。未発表小説三篇の中では「大草原の小さな家」が良かった。この一人世界文学名作全集シリーズ継続してくれないかなあ。ファンならば間違いなく買って読むべし。永久保存版。
Posted by
森見登美彦ワールド全開という感じで満足。 読めば読むほど沼にハマっていく感覚。 まだ読んだことのない本もあるし、森見登美彦をつくった100作も読んだことのない本が多いので、ぜひ読破してみたいと密かに決意。 3つの短編小説も全てが不思議な世界観なんだけど、どれもが異なる読後感で...
森見登美彦ワールド全開という感じで満足。 読めば読むほど沼にハマっていく感覚。 まだ読んだことのない本もあるし、森見登美彦をつくった100作も読んだことのない本が多いので、ぜひ読破してみたいと密かに決意。 3つの短編小説も全てが不思議な世界観なんだけど、どれもが異なる読後感で、森見ワールドの奥深さを実感。今まで怪談系には手を出していなかったけど、読んでみたくなった。 自身による全著作解説エッセイとか妄想略年譜とかはまさに森見登美彦の面白さが詰まっていた。本当に森見登美彦の感性、文章、大好きだなと改めて感じた。 明石氏との対談は最高。
Posted by
森見登美彦愛に溢れた一冊。 書籍化されていない短編はもちろんだが、森見登美彦のことを著名な作家らの論考や、本人との対談からその人となりを分析するなど、作品以上に森見登美彦自身を知るための本に仕上がっていた。 断片的に感じていた作品感のさり気ない繋がりを再確認できるような解説もあり...
森見登美彦愛に溢れた一冊。 書籍化されていない短編はもちろんだが、森見登美彦のことを著名な作家らの論考や、本人との対談からその人となりを分析するなど、作品以上に森見登美彦自身を知るための本に仕上がっていた。 断片的に感じていた作品感のさり気ない繋がりを再確認できるような解説もあり、ある程度森見作品の世界に浸ってから読んだため実に味わい深かった。
Posted by
現時点での作品ガイドとしては勿論、森見登美彦氏についてのあれこれが盛り沢山。ムック本でありながら、非常にボリュームのある一冊だった。 収録されたショートショートでは、独特の読了感のある「大草原の小さな家」が、ペンギンハイウェイを少し想起させるような舞台設定であること、優しい語...
現時点での作品ガイドとしては勿論、森見登美彦氏についてのあれこれが盛り沢山。ムック本でありながら、非常にボリュームのある一冊だった。 収録されたショートショートでは、独特の読了感のある「大草原の小さな家」が、ペンギンハイウェイを少し想起させるような舞台設定であること、優しい語り口も相まってとても気に入った。反対に、「金魚鉢をのぞく子ども」はなんとも後味の悪い話で、他二編とは切り口の違うエピソードだったけれど、このムックを読んだことで、こういう話を結構切実にやりたがる作家だったのだな、とハッとさせられた。 インタビューや特集記事の端々から、明るい作風が多い一方で、氏が四苦八苦ことが伺えた。創作に対するスタンスなんかにも、随分思わせられるところがあって、読みながら深々と考え込んでしまうようなこともしばしば。 一番笑ったのは、明石氏との対談。森見登美彦氏に影響を与えた著作リストは、いつか読破してやりたいと目論むものである。
Posted by
終盤にさしかかると、まるで読み終わってしまうのを阻止するかのように文字サイズが小さくなり、内容はいよいよディープでマニアックかつ濃厚なものとなり、あやうく森見ワールドから抜け出せなくなるところでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・3つの読み切り。 ・恩田陸氏含む2名との対談。 →恩田氏の「謎」の扱い方について。なるほど。。 『マルホランド・ドライブ』という映画も気になる。 何より森見氏のリクエストが『三月は深き紅の淵を』で、恩田氏の「いつかチャレンジしてみます!」のコメントに歓喜。これ、すごく好きな作品なので!! ・ロングインタビュー。 ・寄稿エッセイ。 ・特別特集100冊紹介。 →ぽっぺん先生とか懐かしい!!これ、いい企画だなぁ。。 ・仕事場のカラー写真。 →仕事場の、買った本をしまうのではなく、すべて壁一面に並べて 「好きな本の姿をいつでも見ることができ、いつでも手に取って拾い読みできるという状況は、私にとってインスピレーションの源の一つだ」 いいなぁ。。。定年後とか、古くても広い部屋に住んで、こういうことしたい。。。 と盛り沢山で音楽アーティストのシングル集アルバムのような満足感。 メディア化された作品しか読んだことないけれど デビュー作含め、順に読んでいこうかな。。。 読み終えて、改めて森見氏のコメントと比較したい。 100作が自分の知っている本も多くて、とても懐かしい。 ブクログでも、作家別本棚特集とかやってくれないだろうか。。 もしくは年毎のベスト5を毎年選出してもらう、とか。 『大草原の小さな家』 →ほんわか系なのかホラー系なのか、着地点にどきどきしながら読み進めた。 『聖なる自動販売機の冒険』 →メディア化した作品に近い雰囲気 『金魚鉢をのぞく子ども』 →恩田氏との対談で
Posted by
短篇3作をはじめ、 著者本人による全小説解説エッセイ、カラーグラビアで見る森見登美彦の仕事場、 5万字にわたるインタビュー、事典、年譜等の資料も大充実。 デビュー15年、創作の秘密に迫る永久保存版。 サブタイトルの『作者は机上で冒険する!』が、もう素敵。 特に好きな企画は 『...
短篇3作をはじめ、 著者本人による全小説解説エッセイ、カラーグラビアで見る森見登美彦の仕事場、 5万字にわたるインタビュー、事典、年譜等の資料も大充実。 デビュー15年、創作の秘密に迫る永久保存版。 サブタイトルの『作者は机上で冒険する!』が、もう素敵。 特に好きな企画は 『森見登美彦をつくった100作』と『森見登美彦の仕事場』、あと、単行本未収録の短編3作。 小さい頃からいろんな本を読んでいたんだなぁ。 小中高で印象に残ってる本、こんなにはあげられないかも。 自分も読んでた「ぽっぺん先生」を見つけて嬉しい。 仕事場写真もカラーでありがとうございます
Posted by
- 1
- 2