戦国小町苦労譚(十) の商品レビュー
歴史を飛び出してしまったので、次は産業の発展 ということで、農業や工業の蘊蓄が山盛り もっと本編を進めてほしかったり
Posted by
信長は柴田勝家を大将にして加賀一向宗の撃破に向かわせる。越後との国境に明智を向かわせるが、明智は独断での攻めを見せる。ちょっと浮いている明智の様子を描いているのだがどうなるのかなあ。秀吉は長浜の整備に余念がないが、静子は長浜の治水に手を貸したり、ガラス工芸や縮緬の特産品への取入れ...
信長は柴田勝家を大将にして加賀一向宗の撃破に向かわせる。越後との国境に明智を向かわせるが、明智は独断での攻めを見せる。ちょっと浮いている明智の様子を描いているのだがどうなるのかなあ。秀吉は長浜の整備に余念がないが、静子は長浜の治水に手を貸したり、ガラス工芸や縮緬の特産品への取入れを提案したりしている。長浜のガラス工芸なんて最近のことだけどね。近衛前久に反発する公家たちの企みをくじいたり、朝廷から文化財保護の特命を受けたりと、いろいろ静子も忙しい。ワインやビールを作らせたり、チョコレートを作ったりと、新しい試みも目白押し。カカオを育てるのも大変だし、カカオをチョコレートにするまでの工程も気の遠くなるほど大変そうだが、嬉々としてやっている。信長の双子の子たちを養子にさせられたが、さてどういう存在になっていくかな。静子の愛をいっぱい受けて、さらに厳しく鍛えられて、立派に育つだろう。このシリーズは飽きない。
Posted by
- 1