歌舞伎町ゲノム の商品レビュー

誉田哲也(著者)

2023/08/15

ジウX読むための、ジウサーガシリーズ一気読み最終章。仕事人シリーズと短編という形態は、相性がとても良いと思った。シンちゃんを新メンバーにしたのもナイスで。プロフェッショナルな仕事ぶりと、抜け感ありな緩いキャラが、物語の重要かつ癒しのポイントになってくれてる。5つの短編各々が異なった趣向なのも良い。
東刑事不足だけれど、次作に期待！

2023/03/01

前作を読んでからしばらく経って忘れてる部分が多く登場するキャラクターを思い出しつつ読んだ。エンタメ感とテンポの良さとグロさと。

2022/12/17

1年くらい前に読んだ作品を再読。当時はシリーズ物ということを知らずに手に取りました。きっかけは「歌舞伎町ダムド」を読んで、またこちらを読みたくなったから。「ゲノム」は「ダムド」よりあとのお話です。歌舞伎町の私設暗殺集団のお話ですが、「ゲノム」は1話完結で、それぞれメイン視点の人物が異なります。「ダムド」と「ゲノム」の間でメンバーの一人が殺されていたのに驚きました。それが描かれたのが「ノワール」でしょうか？読まなければいけませんね。
やはりこのシリーズ楽しいですね。殺しを扱ってるのに軽快なテンポとみんなのキャラが立っている面白さからか、暗くも怖くもない。ジウシリーズ一から読みたいです。

2022/09/24

ジウサーガの中でも歌舞伎町シリーズが大好きだったんだけど、さすがにダムドを読んでから5年経っているからかなり忘れてて、途中でそうだった！そうだった！って思い出しながら読んだけど、めっちゃ面白かった！！！
姫川シリーズも好きだけど、ちょっとモヤッとする読後感なんだよね、、歌舞伎町シリーズのスカッと感がとても良き。
新メンバーも入ったことだし、どんどん続編を書いて欲しいシリーズです！

2021/11/21

短編集でもこんなに楽しめるとは思っていなかっただけに、嬉しい想定外。セブンの面々にスポットを当てながら振り返りといったところなのかな。シンちゃんがこれからどう展開していくのかが大いに楽しみ。彼が加わることで物語のグロさも加速していきそう。次回作への布石となりそうな内容もあり早くも続きが気になる。このシリーズ好きなだけに。

2021/11/02

誉田哲也の本。
良くも悪くも、期待を裏切る物ではない。安定して面白いかわりに、新しい発見は、ないかな。

2021/02/23

短編集であったけど面白い｡世界観はしっかりしていて、序盤2話の痛快復讐劇、後半3編は土屋あきこやノワールの後日談もあり、実際に殺人をしないオチのやつも一つあり、十分面白い作品が揃ってると感じた。無論長編の続編も期待したいですね。

2020/11/26

他の歌舞伎町モノと同様に長編かと思いきや、短編集でした。

この歌舞伎町モノ。長編より、短編の方が好きかも。長編だとね、グロいシーンもあったりするしね。

2020/11/17

短編集ですが、歌舞伎町シリーズの中で一番良かったです。

ジローの話が良かった。

シンちゃんの加入も、なるほど感あるし、

雰囲気が軽くなるので、良かったと思う。

総理とか、政治的背景についていちいち書かれてるので、

その方向でまだ続くのかな？

2020/11/14

3.5
「硝子の太陽」の後の歌舞伎町セブン。
短編集。

◯第一話
市村との待ち合わせに向かうジローは着衣の乱れた虚脱状態の若い女と遭遇するが先を急ぐ。後日、あの日の女が、ヤクザと揉めている所を救った男の婚約者であり、あの後自ら命を絶っていた事を知る。
大学ラグビー部のOBによる常習的な強姦事件を知ったジローは…
掃除屋シンちゃんのセブン加入の経緯。

◯第二話
歌舞伎町No. 1ホストから、実業家へ転身した芦久保テルマが可愛がっていたエジプト人運転手・アイマンが、帰国を前に不可解な死を遂げる。
掃除屋シンちゃんが仕事中にアイマンが拉致される所を目撃しており二人の男が浮上する。
ミサキの囮捜査で潜入した「リンチ部屋」で始まる、狂犬の処刑…。

◯第三話
杏奈が割烹井筒の女将から紹介された女の依頼は、ある男の殺害だった。
自分の描いた筋書き通りに女をコントロールしてきた男は、やがて自らの心のコントロールを見失うように…

あれ？　井筒屋の女将経由で殺しの依頼って・・・？？？

◯第四話
シンが、追われている女から託されたICレコーダーは、その女が幼馴染をヤクザから救い出す為の取引道具だった。
だが…なんとその幼馴染は、シンが先日当のヤクザの依頼で解体した男だった。
せめてもの罪滅ぼし？に女の命を救おうと…

◯第五話
土屋昭子の元に侵入した逃亡犯は、
NWOの関係者で、上岡殺しにも深く関与する男・花城數馬だった。
「助けて」というメールを受信した陣内は…