京都府警あやかし課の事件簿 の商品レビュー
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京都府警本部直属の部隊「あやかし課」。京都という歴史ある街で“あやかし”が起こす騒動を担当する部署です。 そのあやかし課に採用された一般人の古賀大(まさる)は若い女性。彼女にはある秘密があって ―― 。 あやかしが出てきて戦う(退治する)シーン等があり若者が読んで楽しい本だと思います。恋愛要素もありそうですし。 印象に残ったのは『斎王代の受難』。選ばれた女性が嫉妬によりあやかしに憑りつかれてしまう話です。知り合いだからこそ妬んでしまう心理はよくわかります。母親の言葉が心に響きます。
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妖怪や神仏が存在する世界線の京都で繰り広げられる京都府警が擁する『あやかし課』の活躍を描いたファンタジーで、個性豊かなメンバーが過ごす日常パートと戦闘シーンの緩急がついていて面白かった。京都の情景が詳細に描かれているのも良かった。
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京都と神様と妖…全部大好きな要素(笑 大の最初の悪いものへの感情に違和感を感じたけど、それがこれからの話の流れに一役買ってた。 ライトノベルだと思うけど、しっかり神仏の説明ができてた。 最後のエピソードで悪に対して被害者が罵るのが、今時のホンワカ話と違って良かった。
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違う作品から読み出して、気になっていたあやかし課を読了。人が一番罪深く、恐ろしいなぁと思いながら読み終えました。これからのあやかし課の活躍も楽しみに、なんとなく2人がくっつきそうな予感も感じつつ購入してきた2巻を読み出そうかと思います。京都情景が良く描かれていて神社仏閣を廻りたい...
違う作品から読み出して、気になっていたあやかし課を読了。人が一番罪深く、恐ろしいなぁと思いながら読み終えました。これからのあやかし課の活躍も楽しみに、なんとなく2人がくっつきそうな予感も感じつつ購入してきた2巻を読み出そうかと思います。京都情景が良く描かれていて神社仏閣を廻りたいなぁとも思いました。機会があればゆっくり聖地巡礼したいなぁ
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すごく好きなお話でした! 普通の人間には見えないけど、神様やあやかしはこの世界に溶け込んでる、というのが違和感なく描かれていて、きっとこの話の中に出てくる場所に行ったらそれが鮮明に描けるんだろうな。 鎮魂会のお話がすごく身に染みました。
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今年も祇園祭の季節がやってきました~・・と、いうことで(?)京都が舞台の現代ファンタジー、シリーズ第一弾です。 “あやかし”が絡む事件を人知れず解決する、京都府警「人外特別警戒隊」通称「あやかし課」の隊員たちの活躍を描く、連作四話(&序)が収録されています。 要素は好みなので...
今年も祇園祭の季節がやってきました~・・と、いうことで(?)京都が舞台の現代ファンタジー、シリーズ第一弾です。 “あやかし”が絡む事件を人知れず解決する、京都府警「人外特別警戒隊」通称「あやかし課」の隊員たちの活躍を描く、連作四話(&序)が収録されています。 要素は好みなのでラノベ上等で手を出した本書。最初は話の世界に入ってゆけず、“年齢のせいなのだろうか・・”と残念な思いでしたが、読み進めていくうちに徐々にヤングの心を取り戻してきたようで、結果、普通に楽しめて良かったです。。 魔除けの力を持つ、主人公の新人女性隊員・古賀大(まさる)をはじめ、雷の力を操る「あやかし課」のエース隊員・塔太郎など(大と塔太郎は第二形態的な“さらなる”力を秘めているのですが)、「あやかし課」の隊員たちはそれぞれ独自の霊能力を持っていて、古都に跋扈する“あやかし”達と対峙していくのですが、皆、いい人ばかりで普段は和気あいあいとしているのが微笑ましいです。 そして、京都にわんさかある神社仏閣に祀られている、神様や仏様たちがフランクで親しみやすく、隊員たちに協力的なのもほっこりポイントですね。 で、隊員と人外のモノ達とのバトルが市民に影響を及ぼさないように、逮捕令状的な“御祓令状”を神社仏閣から授かるという手続きがあるのも面白いです。 今回は“とりあえず”の第一弾でしたので、今後、大と塔太郎の関係や(“第二形態”のコントロールも含めて)、他のキャラクター達の背景も深堀されていくのを期待して、次巻に進みたいと思います~。
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設定が面白い。あやかし課の令状は神様にとるとか。龍になったり、男になったり、変身する人がいたり、人より人らしい妖や神様に可愛さを感じる。
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面白かった。神様に仏様、あやかしに鬼 あやかし課のメンバーに魔除けの子。 とても楽しく読みました。 京都本大賞受賞作 とても読みやすい本でした。
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京都を舞台にした、あやかし対策の組織。通称『あやかし課』のお話です。 主人公が『大』と書いて『まさる』とも読むのですが、慣れないうちはずっと『だい』と読んでしまい頭がプチパニックになりながら読みました。笑 関西の方の方言には慣れていますが、京都弁はそこまで慣れていないので読みにくかった…。ゴリゴリに京都弁が出てきます。 京都についてはかなり詳しくなれそうな描写が多かったです。京都行きたいな。 設定はとても面白かったけれど、シリーズ作を追いかけるのはゆっくりになりそう。
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京都の妖物。 ハイテンションで楽しめました。 4編の短編集で、2話目の「先斗町・命盛寺の伝説」の鎮魂会は考えさせられる内容でした。 手をつけられないで、廃棄となる食物のくだりは本当に胸が痛みます。 あやかし課の新人の大と、エースの塔太郎。これからの活躍が楽しみです。
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