Design Systems の商品レビュー
デザインシステムについて考え方や全体像を掴む為にはよい本だと思ったが、デザイナーではないので本職の方がどう思うのかは分からない。 電子書籍に最適化されていて、多くの事例がリンクとして設置されている。名前を聞いたことのあるサービスの章に関連するコンテンツがすぐに参照できる構造にな...
デザインシステムについて考え方や全体像を掴む為にはよい本だと思ったが、デザイナーではないので本職の方がどう思うのかは分からない。 電子書籍に最適化されていて、多くの事例がリンクとして設置されている。名前を聞いたことのあるサービスの章に関連するコンテンツがすぐに参照できる構造になっていてよい。 ただし死んでいるリンクもあり、あと数年経つと更にいくつかは参照できなくなっている感がある。
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主にWeb、アプリをチームで作る人たちが共同作業を行う際に基盤とすべき「デザインシステム」について述べたものである。 UX/UI分野についてはビジネスの主戦場ということもあって書籍も講座の類もたくさんある。一方、学会・業界などが明確になっていないこともあり、たくさんの流派があるという印象がある。 この書籍もとある流派の共同作業のマニュアルのような体である。定番となっているものが取り上げられていることもあり参考図書としては良いと思われる。 Airbnb、TEDなどのサイトデザイン等を分析して提示するなどしているので実用的でもある。
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基本的には、まあそうだよなということが書いてある。改めて明文化するとこのような当たり前のことばかりになってしまうのだろう。 とはいえ、Web/UIのデザインシステムについてここまで全体を俯瞰してまとめられている資料は今までなかったと思うので価値はあると思う。Web/UIに関わるデ...
基本的には、まあそうだよなということが書いてある。改めて明文化するとこのような当たり前のことばかりになってしまうのだろう。 とはいえ、Web/UIのデザインシステムについてここまで全体を俯瞰してまとめられている資料は今までなかったと思うので価値はあると思う。Web/UIに関わるデザイナーであれば読んだ方が役に立つはず。
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https://note.mu/matchyy/n/n96fea723edf7 (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋) ○原則は、多すぎないことも大切です。人間の記憶力には限界があり、一度に5つ以上はなかなか覚えられません。デザイン原則を使ってもらおうとするなら、3~5点に抑...
https://note.mu/matchyy/n/n96fea723edf7 (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋) ○原則は、多すぎないことも大切です。人間の記憶力には限界があり、一度に5つ以上はなかなか覚えられません。デザイン原則を使ってもらおうとするなら、3~5点に抑えたほうがよいでしょう。本書に関連したインタビューの中で、TED、Atlassian、Airbnbのチームにデザイン原則をたずねたところ、皆、即答でした。一瞬のためらいもなく、まごつく人も、ブランドマニュアルで原則を調べようとする人もいませんでした。誰もが原則をよく覚えていたのは、シンプルで、わかりやすく、便利であるうえ、数が少なかったからです。(P.47) ●ブランドに取り込みたい特徴を入れた「意図的にデザインされたペルソナ」を作ると良いと述べています。(中略)人物像から始めるにしても、場所から始めるにしても、ゴールはブランドを最もよく表す特徴と、避けるべき特徴をいくつか(ウォルターの推奨は5~7個)特定することです。たとえばMailChimpの特徴には、「楽しいけれど子どもっぽくない」、「面白いけどふざけていない」、「パワフルだけどややこしくない」、「流行の最先端であるけれど、なじみがある」、「カジュアルだけど、だらしなくない」などがあります。(P.78) ●モジュール型アプローチは、長期的には順応性と拡張性が高く、コスト効率に優れます。ただし作成に時間がかかる、汎用性が高い分個性が欠ける、モジュール同士の連携で優れた会苦ペリエンスを提供できない時がある。(P.137) ○FutureLearnで私が参加していたチームでは、数か月の間、「Retention(持続利用)」を指標にしていました。コース開始後、より多くの人にそのコースを学習を継続してもらうことを主要な目的としていました。継続のためのデザインは困難でした。継続がユーザーにとってどれほど有益なものかも明確ではありませんでした。この指標が「Engagement(エンゲージメント)」であったとしたら、異なるデザインが生まれていたかもしれません。さらには、この指標がWebサイトに費やす時間ではなく、学習の品質と満足度に置いていたとしたら、おそらくまた違ったデザインになっていたでしょう。(FutureLearnでは30分で必要なことを学べたユーザーもいましたが、これは成功とみなされませんでした)。(P.169)
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