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江戸・幕末・明治 おもちゃ絵・遊び絵の世界 の商品レビュー

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2019/08/31

江戸~幕末~明治の浮世絵師による、大人も子どもも楽しんだ おもちゃ絵や遊び絵を紹介する本。 子ども遊びの世界・浮世絵に描かれた母子絵・子ども物語絵・ 女の子の遊び・かつら絵・影絵・擬人絵・物づくしの絵・たこ絵・ 両面絵・組上絵・立版古・物語コマ絵・唄絵・判じ絵・絵文字・ 寄せ絵・...

江戸~幕末~明治の浮世絵師による、大人も子どもも楽しんだ おもちゃ絵や遊び絵を紹介する本。 子ども遊びの世界・浮世絵に描かれた母子絵・子ども物語絵・ 女の子の遊び・かつら絵・影絵・擬人絵・物づくしの絵・たこ絵・ 両面絵・組上絵・立版古・物語コマ絵・唄絵・判じ絵・絵文字・ 寄せ絵・絵双六 エッセイ2篇有り。 通常ならば、遊び尽くして、汚れ、破れ、失せてしまうもの。 それが、こんなに良い状態で残っていることが素晴らしい! 擬人化や物尽くしの細部まで拘った絵、 両面絵・組上絵・立版古の精巧さ、風俗や文化がわかる双六、 たかが子ども向けとは侮れない内容に驚かされます。 着せ替え人形の先駆の如き、かつら絵が江戸時代にあったとは! ちょっと風刺を含んだ子ども絵やあちこちにある役者絵のものは、 大人も楽しんだことでしょう。 残念なのは、小さくて絵がわかりにくいものがあること。 この内容をテーマにした展覧会があれば、と願ってしまいました。

Posted byブクログ