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忖度と官僚制の政治学 の商品レビュー

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2020/03/16

ウェーバー、シュミット、アーレント等の言説を再検討するなどの政治思想史的アプローチにより今日の日本における官僚制をめぐる問題について考察。 「中立的なものこそ政治的」という著者の主張が響いた。決定の負荷、政治的井ロマン主義、「合理性」基準の複数性、レジティマシーの危機、テクノクラ...

ウェーバー、シュミット、アーレント等の言説を再検討するなどの政治思想史的アプローチにより今日の日本における官僚制をめぐる問題について考察。 「中立的なものこそ政治的」という著者の主張が響いた。決定の負荷、政治的井ロマン主義、「合理性」基準の複数性、レジティマシーの危機、テクノクラート支配、官僚なきテクノクラシーなど、官僚制を根源的に考える上で参考になる概念が数多く登場する。

Posted byブクログ