ゆかいな床井くん の商品レビュー
6年生のクラスの話 物事は側面から見ただけじゃわからない そんなことを気づかせてくれる ユーモアたっぷりに書かれている
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ゆかいなゆかいくんかと思いきや「とこいくん」でビックリ。小学6年生の三ケ田暦ちゃん目線でお話が進みますが、床井くんがいい味だしてる〜。
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「ゆかいなゆかいくん」かと思いきや「ゆかいなとこいくん」でした。戸森しるこさん、もうここから素敵♥️ 小学校高学年向けの児童書です。 背が高すぎるのを、ちょっと気にしている曆(こよみ)さん目線で書かれた連作短編集。 言葉選びを間違えて、いつも悪者になってしまう男の子をうとましくお...
「ゆかいなゆかいくん」かと思いきや「ゆかいなとこいくん」でした。戸森しるこさん、もうここから素敵♥️ 小学校高学年向けの児童書です。 背が高すぎるのを、ちょっと気にしている曆(こよみ)さん目線で書かれた連作短編集。 言葉選びを間違えて、いつも悪者になってしまう男の子をうとましくおもったり、違うグルーブの女の子にちょっと気を使ったり…。ピリッとした教室の空気を床井くんが爽やかな風で入れ換えてくれることで、曆さんはたくさんのことに気付きます。 床井くん素敵すぎます‼️
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とこいくん良い子!! こんな子いたら惚れてまうやろ 小学6年生 おっぱいやら生理のことも出てくる とこいくんの飼っていた犬が亡くなって似ているからってコッペパン食べれないって言ったの可愛いかった
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小学生の日常。こんなこと考えてたかなー、こんな良い子じゃ無かったなー、と思いながらも、楽しく読んだ。優しくて、素敵なお話し。
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6年生のクラス替えで、暦の最初にとなりの席になった床井くんは、クラスの男子で1番背が小さい。暦は6年2組の女子のなかで一番背が高い。5年生の時暦は背の高さをからかわれていたが6年になって人気者の床井くんが背が高いことを羨ましそうに毎日言うからからかわれたりしなくなった。 そう、こ...
6年生のクラス替えで、暦の最初にとなりの席になった床井くんは、クラスの男子で1番背が小さい。暦は6年2組の女子のなかで一番背が高い。5年生の時暦は背の高さをからかわれていたが6年になって人気者の床井くんが背が高いことを羨ましそうに毎日言うからからかわれたりしなくなった。 そう、このエピソードのように、床井くんは、真っ直ぐに本質を見抜き色眼鏡で人を見ない。一方で暦とは違う角度で物事を捉える事も出来る。ユーモアもある。床井くんが居ると風通しが良いクラスになる。 暦から見た床井くんを中心にした話。担任の先生やクラスメートの面々、床井くんや暦の家族も登場する。14のエピソードで構成されていて1話が短くとても読み易い。生理の話や女の子の面倒な会話も出てくる。卒業式で終わるから6年生にオススメだが4年生や5年生でも楽しめると思う。 私は、床井くんの考え方とか言い方に暦と一緒に感心したり考えさせられたりした。 私はもう大人になってしまったけど、今からでも床井くんの様になりたい。 軽くて楽しいそして深い物語。
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これは期待以上。 主人公「暦(こよみ)」の視点で、1年のクラスでの大小さまざまな事件が語られる。床井くんじゃなくて、みんなそれぞれ個性的でありながら、どのクラスにもいそうな子が出てくるので、読んでいても、自分と似た子が出てくるかも。 一つ一つの出来事が短いので、読書が苦手な子...
これは期待以上。 主人公「暦(こよみ)」の視点で、1年のクラスでの大小さまざまな事件が語られる。床井くんじゃなくて、みんなそれぞれ個性的でありながら、どのクラスにもいそうな子が出てくるので、読んでいても、自分と似た子が出てくるかも。 一つ一つの出来事が短いので、読書が苦手な子にも勧められそう。 読みやすいけれど、ハッとしたり、メモしたくなるようなセリフも少なくない。
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「空気が読める」床井(とこい)くんは、自分にとって憧れのあこがれの存在。絶妙な距離感と発言で、クラスを和ませる床井くん。彼が育った環境に思いをはせ、彼を気にする隣の女の子も応援したくなるのでした。
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床井くんいいね。いい味出してるね。てかみんないいじゃないか。上辺で人を見ないでちゃんと付き合ってみたらきっとみんなおもしろい部分を持っている。みんな子どもながらに色々考えているんだよね。むしろ子どもの方がおもしろい考え方をしているかもしれない。床井くんの存在自体がもうユニークで、...
床井くんいいね。いい味出してるね。てかみんないいじゃないか。上辺で人を見ないでちゃんと付き合ってみたらきっとみんなおもしろい部分を持っている。みんな子どもながらに色々考えているんだよね。むしろ子どもの方がおもしろい考え方をしているかもしれない。床井くんの存在自体がもうユニークで、こういう独特さやスタンスの床井くんをとても好きだなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公暦は六年生。最初に席がとなりになったのは床井くん。床井くんは明るくてよく喋るから男女ともに人気がある。そんな床井くんを中心に暦のクラスの子たちの一年間が描かれている。 空気が読めて、自分のことも振り返り、人を嫌な気持ちにさせない。どれだけいいやつなんだ、床井くん! クラスメートから‘’ちょっと変なところもあり、明るくて思いやりがあって、ひそかに尊敬している‘’なんて思われている。 床井くんは広い視野でものが見えていて、一見誤解されがちな子に対しても優しい。 そして、日々感じる、でも後から思い出せないような小さなエピソードを描くのが上手だなって思う。 写真写りがいいがほめ言葉と感じるか否かとか、三つ子コーデは仲良しの証みたいだけど、その分誰かは複雑な思いをする、とか…まだまだたくさん。 自販機の章で床井くんが突然言うこのセリフ。 「大人になっても覚えてると思う。今日の、今の、この瞬間のこと」 そういう瞬間を過ごせる子ども時代があるって幸せだなって思った。 とてもとても好きなお話。
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