ミレニアム5(上) の商品レビュー
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前作よりもスローテンポな印象です。 あまりまだ引き込まれる要素が見当たりませんが、面白くなって行きそうな予感はします。 特に、レオの利き手問題。あとは、ファリア・カジの問題がどう絡んでくるのかわくわくしています。
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前作より読みやすかった。話の筋がハッキリしてて分かりやすい。ただ登場人物に対してイライラする部分が多いかも。
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少し同じような繰り返しの場面と、よけいな描写が多い。マーリンとレオの下りなど、何度もミカエルが会って聞き出すことでもない。レオとダンの危機も、男二人ならいくらでも初老の女相手にねじ伏せられたろうし、なにをもたもたやっているんだろう、会話が長くて緊張感がない、と感じてしまった。 必ず上下巻程度の分量にしなければならないというがために、展開を引っ張ったように思える。 株価暴落は、事件に全く関係のない現実風のトピックを出すことで、レオのいた虚飾の世界とリンクさせる意図なのだろうか?数字だけの、駆け引きだけの脆い世界…。それとも丁寧に危険を冒して暴いた人体実験の真実よりも、センセーショナルな不確実な噂のほうが勝ってしまう様子を描いて、ミカエるの言う真実の価値の暴落に、警鐘を鳴らしたかったのだろうか。 レジストリーにいた研究者の口から語られた、環境が人格に大きく関係しない、という論理は一理ある。成長するにつれ、自分の置かれた環境がなじむ人もいれば、全くなじまずここには居場所がないと感じる人もいる。環境だけが人格を形成するなら、誰しもが生まれた場所で満足し、人生を送るはずだ。テレビでも本でもなんでもいいが、何かしら外部から刺激を受けその知識を得たい、その仕事をしたい、別の場所へ行きたい、と思うことは、何かしら好奇心が刺激されているわけだ。その好奇心の誘因は遺伝子の作用なのかもしれないが、そこにある環境が作用しているわけではなく、自分が選択しているわけだ。もちろん環境が全く作用しないわけではない。遺伝子だけでも環境だけでもない。レオとダンのように好奇心と才能が合致する人はラッキーだ。人間は面白い。 リズベットの描写だけは確立していて、相変わらず不器用でかっこいい。ホルゲルへの追悼の言葉が際だって素晴らしく、涙を誘った。
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過去4作と異なり、序盤から大仰さがなく、すんなり入れる。4作目から引き継いだ筆者が「より自分の特徴を出せた」せいだろうか。
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一気に読み終えるほど面白かったよ。 でも、目から入って頭の中で、時とともに霧散するこの感じは、、、残念さと寂しさが入り混じる。
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ちょいと確かにラーゲルクランツっぽさが多く出てるね前作より でも、ちょっと話がごちゃっとしてる感が・・・ 面白いんだけど、ちょっと頭にスーッと入ってこない でも、久々にリスベットのバイオレンスがあったり、 ブルムヴィストのジャーナリスト魂がグイグイしてたりして ある意味ちゃんとミ...
ちょいと確かにラーゲルクランツっぽさが多く出てるね前作より でも、ちょっと話がごちゃっとしてる感が・・・ 面白いんだけど、ちょっと頭にスーッと入ってこない でも、久々にリスベットのバイオレンスがあったり、 ブルムヴィストのジャーナリスト魂がグイグイしてたりして ある意味ちゃんとミレニアムになってるからその点は楽しめます。 上巻なので、なかなか全体に伏線散りばめてくれてまして すっきりしたいなら下巻を読めよって感じです
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今作も非常に面白い。なんと言ってもリスペットが刑務所に収監されていながらでも相変わらずの彼女らしさ全開の描写が続く。双子の研究をすすめる研究機関を調査する今回のあらすじ、前回の続きリスペットの子供時代へと繋がる内容が続き面白い小説だ。
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ミレニアム5作目。題材がこれまで以上にちょっとマニアックだが、リスベットらしさは爆発。面白い。6作目が待ち遠しい。
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なんか、普通のミステリーと同じくらいの 面白さになった様な感じ… 多分こういうことがあるんだろうな… の域を出ない。 出だしは良くて、本家の人よりも長〜い細部(下準備が長い)が削られてて読みやすいけど…で下巻へ
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刑務所に収容されているリスベット。 ある日、後見人であったホルゲルが面会に来る。 その際に小さな気づきを得、調べものを始めるリスベット。 そんな中、収容所内で実権を握る囚人、ベニートとの対決が近づいていた。 ***** そっか、リスベットは懲役中だったか。 前作を思い出しつつ、読み進める。 4部から執筆される方は変わったとはいえ、リスベットは世間一般的な定義とはずれるかもしれないけれど、正義感が強いところはあったな。 弱き者を助ける、というよりは弱き者をいたぶる奴が許せないからぶちのめす、な流れな気はするものの。 リスベットの過去の秘密に関わる人々も動き出し、刑務所の中でも外でもリスベットは戦う。 今回は読んでいて、ショックな展開が。 好きだったのに…。 けっこうショックだった。
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