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開化鐵道探偵 第一〇二列車の謎 の商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2021/06/02

開化鐡道探偵シリーズ、2作目。 前作同様、鉄道マンの著者だけあって鉄道史が詳しく、なかなかに興味深い。徳川埋蔵金と絡めながら、当時の北関東あたりの歴史背景を上手く事件に組み込んであって歴史ミステリを存分に楽しめました。ホームズ役の草壁が淡々と捜査をこなしていくので、少々単調な流...

開化鐡道探偵シリーズ、2作目。 前作同様、鉄道マンの著者だけあって鉄道史が詳しく、なかなかに興味深い。徳川埋蔵金と絡めながら、当時の北関東あたりの歴史背景を上手く事件に組み込んであって歴史ミステリを存分に楽しめました。ホームズ役の草壁が淡々と捜査をこなしていくので、少々単調な流れになりがちですが、とっても可愛らしい小野寺の奥様の登場のおかげで楽しい読み物に。シリーズ、続くかな?期待しています。

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2021/03/03

第2弾 今回は小野寺の嫁さんがでてきてかわいかった。 鉄道の話は調べるの大変そうだなあと思いながらよんでました。 鉄道って本当最近できたのに、すさまじく発達したんだなあ。

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2020/10/28

前作を経て主要人物の勝手がわかっていたのと、なんと言っても綾子さんの存在のおかげで前作より読みやすかった。前作は私には淡々と進んでいく印象があったけど、綾子さんのおかげでニヤニヤすることがあってそれがとても良いアクセントに感じた。 でもやっぱり真相解明までは淡々と進む印象。 とこ...

前作を経て主要人物の勝手がわかっていたのと、なんと言っても綾子さんの存在のおかげで前作より読みやすかった。前作は私には淡々と進んでいく印象があったけど、綾子さんのおかげでニヤニヤすることがあってそれがとても良いアクセントに感じた。 でもやっぱり真相解明までは淡々と進む印象。 ところで小野寺くんは一目惚れだったようだけど綾子さんは乙さんをどう思ってるのか知りたい。

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2019/06/16

2019/06/15 読了。 図書館から。 第二弾。 いつの間にか小野寺君が結婚してたよ。 だんだん鉄道が浸透していく様子もあって読んでいて 時代だなぁ…と。

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2019/05/26

明治の鉄道ミステリ、シリーズ第2弾。 大宮駅で脱線した貨車の積み荷から謎の千両箱が発見された。井上局長の依頼で草壁と小野寺は脱線事件の捜査を始めるが、警察は千両箱を徳川時代の隠し金と見ており、それを狙う自由民権運動の過激派や不平士族が絡んで、ついには殺人が… 今回は鉄道より隠し金...

明治の鉄道ミステリ、シリーズ第2弾。 大宮駅で脱線した貨車の積み荷から謎の千両箱が発見された。井上局長の依頼で草壁と小野寺は脱線事件の捜査を始めるが、警察は千両箱を徳川時代の隠し金と見ており、それを狙う自由民権運動の過激派や不平士族が絡んで、ついには殺人が… 今回は鉄道より隠し金を巡った事件だが、列車脱線のトリックの解明はなるほどと思った。 さまざまな勢力が隠し金を狙う三つ巴は面白かったが、ミステリとしては散漫な印象。草壁が前作より空気になっている気がするのがちょっと残念だった。

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2019/05/24
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お勧め度:☆6個(満点10個)。前作に引き続き、元八丁堀「草壁」と鉄道技師「小野寺」のコンビが活躍する「開化鐵道探偵」。今回は大宮駅での脱線事故と小栗上野介の隠し金をめぐる事件。時代は明治18年、その時代背景となる自由民権運動家や没落士族、加えて国家権力の警察の三つ巴での展開が始まる。こういった時代そのものが面白い。特に意外な展開とかはないけど、草壁の推理が冴えるラストの解説は理路整然として、とてもわかりやすかった。多分、第三弾もあるかもしれない。それにしても鉄道好きには興味深い話かもしれない。

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2019/02/22

シリーズ2作目。明治18年の日本鉄道(大宮とか高崎など今の高崎線あたり)が作品の舞台。 貨物第102列車が大宮駅で脱線した事故についての調査を鉄道局長の井上勝から依頼された、元八丁堀同心の草壁と鉄道局技師の小野寺。前作の京都逢坂山トンネルの事件を解決したコンビが再び調査へと乗り出...

シリーズ2作目。明治18年の日本鉄道(大宮とか高崎など今の高崎線あたり)が作品の舞台。 貨物第102列車が大宮駅で脱線した事故についての調査を鉄道局長の井上勝から依頼された、元八丁堀同心の草壁と鉄道局技師の小野寺。前作の京都逢坂山トンネルの事件を解決したコンビが再び調査へと乗り出す。 徳川の隠し金、自由党の壮士達、没落士族達、群馬の富岡製糸工場や生糸の値下がりによる蚕糸農家の困窮など、話が進むにつれいろんな要素が入り乱れて四つ巴の様相を呈してくるのに、読者を混乱させずすいすい読ませる文章と話を進めるテンポの良さが心地よい。 群馬の南部辺りが事件の調査で活動するメインエリアなので、今回は土地勘もあって読んでて二重に面白い(もちろん、本の中に地図などもしっかり入ってるので土地勘なくても大丈夫です)。 開化の風が地方へと広がっていく中の軋轢を書いた歴史要素に、明治の鉄道モノ、そしてミステリとしても面白かった!

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2019/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ2作目。古き良き時代のミステリーという感じ。 小栗の隠し財宝、よくテレビとかでもやっているが、その影響?個人的には小野寺の妻はいらなかったかな。

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