認知症「不可解な行動」には理由がある 大活字版 の商品レビュー
著者自身は55歳の時に書かれた本。心理学、認知症、老年行動学などに詳しい大学教授。老年期に差し掛かった人(特に男性)の行動の背景を心理的、身体的にかなり分かりやすく解説している。 時々断定的過ぎて気になる所はあるが、肉体の衰えに対する心理など、合点が行くことが多い。歳を取って穏...
著者自身は55歳の時に書かれた本。心理学、認知症、老年行動学などに詳しい大学教授。老年期に差し掛かった人(特に男性)の行動の背景を心理的、身体的にかなり分かりやすく解説している。 時々断定的過ぎて気になる所はあるが、肉体の衰えに対する心理など、合点が行くことが多い。歳を取って穏やかになる人、逆にキレやすくなる人など、医学よりもそこに至るまでに過ごした生活(主に仕事)の影響を指摘している。 老いてからの話だけではなく、現役世代であっても普段から気に掛けるべきことは多いと思いながら読んだ。
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