「技あり!」の京阪電車 の商品レビュー
存外面白かった。 京阪なんて、埼京線と並ぶ痴漢の多い柄の悪い電車だと言うイメージしか、昔はなかったんだけどね。大阪に住んでいれば、地下鉄とJRと近鉄と阪急で何とかなったから。 今は通勤で京阪を使うようになっているのだけど、これだけの紆余曲折があって、アイデア一杯に走ってきた路線だ...
存外面白かった。 京阪なんて、埼京線と並ぶ痴漢の多い柄の悪い電車だと言うイメージしか、昔はなかったんだけどね。大阪に住んでいれば、地下鉄とJRと近鉄と阪急で何とかなったから。 今は通勤で京阪を使うようになっているのだけど、これだけの紆余曲折があって、アイデア一杯に走ってきた路線だとは知りもしなかった。 鉄ではないので、各車両の特徴を嬉々と語られても、茶色い特急と青い特急とその他緑の普通電車しか判んないんだけど。 通勤電車を見る目が変わる。
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京阪は学生時代に毎日乗っていたが、日本初の者がこんなにあるとは知らなかった。例えば、回生ブレーキ、自動信号機、空気ばね台車。京阪をもっと知りたくなる話がたくさん盛り込まれていて面白かった。よく比較される阪急に比べると、日陰な印象が否めない。ただ、最近は東京で鉄道広告も出しているの...
京阪は学生時代に毎日乗っていたが、日本初の者がこんなにあるとは知らなかった。例えば、回生ブレーキ、自動信号機、空気ばね台車。京阪をもっと知りたくなる話がたくさん盛り込まれていて面白かった。よく比較される阪急に比べると、日陰な印象が否めない。ただ、最近は東京で鉄道広告も出しているのを見かけ、プロモーションに力を入れているのかもしれない。模型の世界でも日陰のようで、鉄コレが多少あったが、種類は少ないようだ。
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普段何気なく使っている京阪電車の苦労と挑戦、そしてそこから生まれた素晴らしい技術に裏打ちされた名車の数々が紹介される。ただの通勤、移動の手段としての京阪のイメージが変わり、京阪を好きになれる一冊。久々に、再読したい新書に出会えたと思っている。 個人的に印象に残っていることは、近々...
普段何気なく使っている京阪電車の苦労と挑戦、そしてそこから生まれた素晴らしい技術に裏打ちされた名車の数々が紹介される。ただの通勤、移動の手段としての京阪のイメージが変わり、京阪を好きになれる一冊。久々に、再読したい新書に出会えたと思っている。 個人的に印象に残っていることは、近々5ドア車両が廃止となるというのをこの本で知り、ショックを受けたということである。
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