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一億総ツッコミ時代 決定版 の商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2020/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もっと軽い本なのかと思って手に取ったのだが(ごめんなさい)、思いのほか深い考察で、でも読みやすい文章で、一気に読んでしまった。 共感したり、納得できることばかりだったが、特にハッとさせられたのが 「思い通りになることが増えていけばいくほど、思うようにならないことに出会うとストレスがたまっていく」(p139)。 確かに自分もそうなってしまってるかもしれない。これからは思い通りにならなくても、ボケ倒していこうと思う。

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2020/03/08

マキタスポーツさんの主張には、共感できるところが多かったですし、「好き」な文体でもありました。 堅苦しい表現や論調はないので、読みやすい評論だと思います。 他者に対して、「一般論」という自分が傷つかない立場から、指摘·批判をする「ツッコミ」をやめ、(他人の目や「ツッコミ」をきに...

マキタスポーツさんの主張には、共感できるところが多かったですし、「好き」な文体でもありました。 堅苦しい表現や論調はないので、読みやすい評論だと思います。 他者に対して、「一般論」という自分が傷つかない立場から、指摘·批判をする「ツッコミ」をやめ、(他人の目や「ツッコミ」をきにせずに)自分が夢中になることを一生懸命にする、ということの強さというか価値を改めて感じました。 まずは、「良い/悪い」という価値判断で発信するのではなく「好き/嫌い」という自分自身がしっかりと見えるような形で物事を発信したり、自分が「好き」なことに熱中する生活を心がけたりして、他者への「ツッコミ」ではない、「ボケ」た人生を目指したいと思います。

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2019/06/13

ボケとツッコミに分けるのはだいぶ無理を感じた。言いたいことはわかるのだけど。。揚げ足とりだったり、他人の褌で相撲だったり、単なる嫌味なヤツだったり、それらをツッコミとして括るのはあまりにも、かと。ボケもツッコミも立場上の役割りであって、常に同じ立場で振る舞えるものでもなし。 ただ...

ボケとツッコミに分けるのはだいぶ無理を感じた。言いたいことはわかるのだけど。。揚げ足とりだったり、他人の褌で相撲だったり、単なる嫌味なヤツだったり、それらをツッコミとして括るのはあまりにも、かと。ボケもツッコミも立場上の役割りであって、常に同じ立場で振る舞えるものでもなし。 ただ、前田敦子の考察については素晴らしかった。マエアツを途中から見ていたものとしては、あの得体の知れない磐石ミの根拠がわからなかったので。

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2019/06/02

視点に共感。 ストレスがかからないことで、耐性が下がる。その通りだと思う。 ボケが許されない思考が強すぎるのだろう。それが、今の世の中がおかしくなっている理由だと思う。

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2019/03/08

マキタスポーツ『一億総ツッコミ時代』読了 マキタさんが精緻な分析により導きだした人生の立ち位置指南書。 本書で提示されている「ボケ化社会」のメニューの内何割かは実践している(特におもしろ至上主義!)けど、 敢えて理不尽な状況で負荷を受けて日常のイライラを軽減する、というのは無理...

マキタスポーツ『一億総ツッコミ時代』読了 マキタさんが精緻な分析により導きだした人生の立ち位置指南書。 本書で提示されている「ボケ化社会」のメニューの内何割かは実践している(特におもしろ至上主義!)けど、 敢えて理不尽な状況で負荷を受けて日常のイライラを軽減する、というのは無理かも… 職場で十二分に受けてるし(笑) それにしても許可局トリオ(マキタスポーツ プチ鹿島 サンキュー・タツオ)の分析力は半端ないな… #マキタスポーツ #一億総ツッコミ時代 #東京ポッド許可局

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2019/02/08

確かに「噛む」だけでつっこまれる。あたりまえの日常で、でもたしかに窮屈だ。2、30年前とは全然違って、今の日本は「ツッコミ志向」がひろがっているらしい。 自分では何もしないくせに、他人がすることを批評する、批判するのがツッコミ志向。 マキタさんの提案する処方箋は「ツッコミ志向」か...

確かに「噛む」だけでつっこまれる。あたりまえの日常で、でもたしかに窮屈だ。2、30年前とは全然違って、今の日本は「ツッコミ志向」がひろがっているらしい。 自分では何もしないくせに、他人がすることを批評する、批判するのがツッコミ志向。 マキタさんの提案する処方箋は「ツッコミ志向」から「ボケ志向」へというものだ。他人の視線を気にせず何かに夢中になっているのがボケ志向。 しかし何に夢中になればいいのか。マキタさんは「ベタ」がヒントになるという。「メタ」だとベタができなくなっちゃう、行動できなくなっちゃう。だからメタからベタへ。あえてベタ。でもベタはベタだからこそ強く、楽しい。 マキタさんは若い世代に向けて人生をベタに語っている。人生の醍醐味は理不尽を引き受けたところにあると言っている。ベタだからこそグッときた。

Posted byブクログ