月夜のサラサーテ の商品レビュー
クリームシリーズ、第七弾。私が唯一(と言ってもいい)読んでいるエッセィ。森先生(天才)の思考に直接触れているみたいな感じ。あくまでみたい、である。特に共感、気になったものをいくつか——19,36,65,82,97,100。 森先生のエッセィは小説より人を選ぶと思うが、他の人はど...
クリームシリーズ、第七弾。私が唯一(と言ってもいい)読んでいるエッセィ。森先生(天才)の思考に直接触れているみたいな感じ。あくまでみたい、である。特に共感、気になったものをいくつか——19,36,65,82,97,100。 森先生のエッセィは小説より人を選ぶと思うが、他の人はどうだろうか…。ここまで自分を貫けるのは天才ゆえか——。
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あんまり嬉しくないけれど割と共感できてしまうのはかなり影響を受けているせいかもしれない。 この前も、エステか何かの広告がポストに入っていて、紫外線にあたると老化します、ケアしましょうとあったけど、 まるで老化の原因が紫外線だけみたいな書き方だなと思いました。 人間は日に当たっても...
あんまり嬉しくないけれど割と共感できてしまうのはかなり影響を受けているせいかもしれない。 この前も、エステか何かの広告がポストに入っていて、紫外線にあたると老化します、ケアしましょうとあったけど、 まるで老化の原因が紫外線だけみたいな書き方だなと思いました。 人間は日に当たっても、食べ物を消化してもDNAが破壊されるから確実に老化するのに。 アメリカに住んでいた頃、高くてなかなか買えない日本語の本、送料を節約するために1ヶ月に1回だけまとめて買っていました。ほとんど森博嗣でした。もうエッセイはいいかなー、と思う日もあるけど、本当は滅茶苦茶好き。 というか、エッセイも小説もどっちも好きな作家なんて他にいないかも。 妖怪人間ベム、ベラ、ベロ。早く人間になりたーい。
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こう言う考え方もあるんだな。と心がフッと軽くなった。結果論かもしれないが、こういう人が素晴らしい作品を生むんだなぁとしみじみ感じた。生まれるべきして生まれた。そこには戦略があった。それをサラッと言ってしまうところがかっこいい。
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感動の消費者でいること、受け身でいることが当たり前な世の中に出来てるけど、そういう大勢を見下しながら自分の中から湧き上がってくる楽しいことをしたりなにかを面白がったりして生きてる私がドヤ顔加速しちゃうお話だった
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エッセイが100篇。 61番目の、「モーメント」という概念は知っていた方が良い。が新鮮だった。 物理の話からスタートして、「仕事の憂さを呑み会で晴らすことは出来ない」という結論を導く話法は、ふーん、なるほど、と思った。
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メロディを覚えている場合でも、僕はベースかドラムの音だが、彼女はリードギターのメロディしか記憶していない。 2 かつて僕が一度だけ結婚して学んだこと。より 基本的にマイナで、伝統芸能のようなジャンルである。純文学は確実にそれだが、今後、すべての小説は純文学になっていくのではないか、とも予想される。 62 作家稼業の最近、そして未来。より 年いちのエッセイ集7冊目。 普段の生活の話、言葉遊び、吉本ばななさんの話、小説や工作など、いつもの感じでした。恋愛遍歴というかデート履歴を淡々と述べるところはかなりレアな気がしました。引用したメロディに関する話で思ったことは、メロディで覚えているというより、リズムやビートで聴いているのだろうな、と。真賀田四季が繰り返すから音楽は嫌いと話していたのをなんとなく思い出しました。作者の想像する「天才」もリズムで音楽を聴いているのかもしれません。
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クリームシリーズ第7弾 おそらく最終回と思われる エッセイ集 毎回100のタイトルをつけて つらつらと書き綴ってる 森氏、日本を離れて 今まで以上に世間から離れてるせいか ネタ不足気味と思われる (^-^; 「地底」と「地下」 「たれ」と「つゆ」 「格好」と「形」 「知識」と「教養」などなど それぞれのニュアンスの違いについて述べてる項が多め 確かに、明確に説明せよと言われたら ムムム…とはなりますがー 笑 そんな中 「ジャイロモノレール」に関する事に関しては 単純にすごいなぁーと もちろん私は全く知識がないんですが なんでも イギリスで百年以上前に発明された技術だそうで ざっくり言うと 一本のレールの上で、バランスを自動的に取りながら 走る車両のことらしい 森氏、古い文献を調べて 地道にコツコツと模型を作り上げて 走行試験や測定を繰り返し 鉄道模型の雑誌に寄稿したり 海外向けに、英訳した記事をHPで一般公開してるとのコト 実用価値が無いとは言え 森氏が、ジャイロモノレールの第一人者であるコトを 明言しとります 百年間、誰一人再現出来なかった技術を 成し得たのは、何よりも 「理論を先に知っていたから」だと 理屈が正しければ実現できる という信念があったコト 人間の強さとは 結局は理屈の有無であると なるほど 勉強になります!! #森博嗣 #エッセイシリーズ #クリームシリーズ #読書好き
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エッセイ。シリーズ7作目。 そのまま日記っぽい内容と、言葉の話題は興味なし。 他は漏れなく面白い。 個人的にネットでの誹謗中傷が大嫌いなので、"仲間外れを作るのは、自分がそうなることを恐れている人である。"の内容に共感。
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風見鶏的な不安定さ 人それぞれ拠り所が違う 理屈で考えればこうだ 仲間外れを罵る事で結束が保たれる 無関心が反逆と映る いくらでもプロパガンダで捏造できるものなのだ 火山の水蒸気爆発 表向き装う 自信に必要なのは「悲観」だ 今や天然記念物クラスの死語である いつの間にか「むらむら...
風見鶏的な不安定さ 人それぞれ拠り所が違う 理屈で考えればこうだ 仲間外れを罵る事で結束が保たれる 無関心が反逆と映る いくらでもプロパガンダで捏造できるものなのだ 火山の水蒸気爆発 表向き装う 自信に必要なのは「悲観」だ 今や天然記念物クラスの死語である いつの間にか「むらむらした」と犯罪者が言い訳する言葉なに落ちぶれてしまったということか 単なる個人的感情などを吐露している 「誰でも良かった」と語られることが多いが、それにしては、やりやすい相手を選んでいるように見える。 一矢報いる気持ちで事を起こす 加害者の生い立ちや被害者の嘆きなどを広く公開しない方が良い。演じられた彼が主役のフィルムを公開しないこと、彼をヒーロにしないこと、それが、彼等の動機を抑制するこからだ。 期待するものが具体的過ぎるから、少しずれた時にチャンスが摑めない。抽象的に悲観するから、心配している割に、具体的な対処を何もしていない。 子供は、感動は金で買うものだ、ということを学習するから、大人になっても、兎に角消費することでしか感動出来ない人間になるだろう。 嫌なことさえ無くなれば楽しくなれる、という観測は間違い。楽しいことを探して、何らかアクションを仕掛けなければ、楽しくはならない。 機械というのは、例外なく人間の仕事を奪うものであり、人間が楽をする為に開発されている。 教養のある人だったら、「知らなかった。是非、教えて欲しい」と和かに返す筈である。 教養は、持ち合わせがなくても使えるクレジットカードのようなものか。 情は、生きている者にかけてこそ意味がある。 死がいつ訪れるか分からないことに対しても、覚悟が必要だ。今かもしれない。 友人が亡くなった場合の葬式に、僕は行かない。葬式には、死者がいないからだ。 葬式は、生者のイベントなのである。 十把一絡げにメモリィに入っている。 色々試せるという余裕が、成功には欠かせない。 風光明媚な良い道で
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著作の小説と同様に、なるほど、おっ、と思わされる話がちらほら。 読み足りない、まだ読みたいと思わされる話がなく、ちょうどよい長さ になっているのも流石だと思う。流石慣れていらっしゃる? 意外だったのは、読者の感想をとても意識されていること、そこがヒット作連発の秘密なのでしょうね。...
著作の小説と同様に、なるほど、おっ、と思わされる話がちらほら。 読み足りない、まだ読みたいと思わされる話がなく、ちょうどよい長さ になっているのも流石だと思う。流石慣れていらっしゃる? 意外だったのは、読者の感想をとても意識されていること、そこがヒット作連発の秘密なのでしょうね。 自信をもつなと励ます リストラで駄目な部分が切られるが、原因は駄目だからではない
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