王様の仕立て屋~下町テーラー~(1) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
早々に第3部フィオリ・ディ・ジラソーレを終了し、始まった第4部下町テーラー編は日本を舞台にした物語である。 折り返しのコメントに「十五年も勿体ぶった、本格的な日本編」とあるように、いよいよ日本人に焦点を当てた仕立て物語が描かれていくようであり、これまでとは異なる視点で物語を見ていくことができるシリーズとなりそうだ。 今回、前巻で設えられた物語的経緯に一つ区切りを付けて日本編を本格的に始めようとしているが、この一巻からしてすでに日本編を描く気風のようなものが見えている。 これからの物語にも期待しつつ、まずは星五つで評価したい。 物語構造は変化していないのだが、なんと言っても身近さがまったくもって違っている。 我々にとってより切実な物語と、服飾知識とを見ていけることに大いに期待している。
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物語の舞台は日本へ。 というわけで、とっつきやすいはずなのだが、レギュラーメンバーがいないせいか、面白み半減……
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