未だ行ならず(下) の商品レビュー
酒匂太郎兵衛との戦いを寸毫の差でモノにした空也も深傷を追っての勝ちとなった。 作者も休養に入るという。続きが待ち遠しい。
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2023年5月29日 麻衣と霧子と姉がいる、辰平の兄もいる。 昔はこんな関係多くあったと思う。 人が密、人間関係が濃い。 もっとも空也の人間関係はみんなすごい人ばかりだけど。
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空也シリーズ、現時点での最終巻。 再び修行を始めたりする空也。そして、追っ手とも決着がつきます。
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空也十番勝負が五番勝負を終えたところで急遽中断された。空也も命に係わる傷を負った。健康の回復と次の発刊を切に希望する。
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上巻は、安心しながら、空也の活躍や薩摩の渋谷眉月の恋心に、応援しながら読んでいたのだが、、、、 下巻になって、江戸でも、新造が、薬丸長左衛門兼武と改名して、野太刀流の道場開設に当たり、酒匂家の次男の次郎兵衛と、闘いを望まれる。 空也も 薩摩藩の統合示現流 酒匂一派に狙われなが...
上巻は、安心しながら、空也の活躍や薩摩の渋谷眉月の恋心に、応援しながら読んでいたのだが、、、、 下巻になって、江戸でも、新造が、薬丸長左衛門兼武と改名して、野太刀流の道場開設に当たり、酒匂家の次男の次郎兵衛と、闘いを望まれる。 空也も 薩摩藩の統合示現流 酒匂一派に狙われながらも、修行に励む。 朝に三千、夕べに八千 の続き打ちだけを聞いていても、その練習量の凄さ、精神力が、凄い! そして、母のおこんにしたら、十代の息子の武者修行を 心配で仕方ないのでは、、、、 最後 空也と太郎左衛門との尋常勝負に、、、、 今までの、道場での戦いは、余裕で、読めたのだが、この場面になって、ハラハラ、ドキドキ、、、しなが読み進んだ。 空也は、直進影流の正眼の構えで、、、、太郎兵衛は、左蜻蛉。 あああーーー、空也の肩に、、、刃が、、、、、、、、 それでも、両雄 寸毫にらみ合い、、、、一気に、、、 同時に、相手の身体に、二つの刃が、食い込んだ!! 生きよ!!!空也!、、、目を閉じないで・・・・ 作者 佐伯泰英氏の策略なのか? どうして、ここで終わるの???と、、、 次は、どうなる???「生きよ 空也!」と、声に出してしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回はネタバレありでいきます。 下巻は、空也は長崎逗留のまま、今度は江戸へ帰る途中に薩摩から眉月がやってきます。しかも爺様付きで。 薩摩の江戸屋敷にもいろいろ事情がある様子。 当然のことながら薬丸新蔵にも薩摩藩から道場閉鎖しろと突かれつつ、薩摩藩を出た酒匂の次男が仇討にやってくるという。ちなみに空也には酒匂の幻の長男が。今までいたのかいというくらい表には出なかった長男。 眉月と出かけたりもしましたが、名残惜しくも眉月は爺様と一緒に江戸へ。江戸では空也の一家と家族ぐるみのお付き合い。もう将来決まったな。ついでに空也の妹睦月も中川と婚約。 最後は仇討対決。 薬丸は一撃で倒し、空也は長男が強かったこともあり、かなりの傷を負ってかろうじて勝利。…らしいが、状況はかなりやばいまま終了! そんな中途半端なまま青春篇終了ですよ。 作者がいいお年なのもありますが、空也が成人になったからだという。 十番勝負まで行くんだよね?とか思いつつ、主人公だから死なないだろうという希望的観測のもとに続編を待ちたいと思います。
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7月-22。3.0点。 酒匂の長男・次男が空也と江戸の新也を襲いに。 対決の結果は。 青春編は一旦区切り。うーん、尻切れトンボ。
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第七弾、中途半端の完結編 長崎と江戸での対決 薩摩藩の御留流の剣を巡る闘い? 今後はどうなるかに期待を持たせ強引に完結? 眉月と妹睦月は相手次第で順調?
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おお、大怪我!~長崎で9ヶ月を過ごした坂崎空也は薩摩から江戸へ帰る渋谷眉月の訪問を受け町を案内した。薩摩からの討っ手は口の利けない太郎らしい。江戸で野太刀流の道場を開いた薬丸新蔵に向けられた討っ手は次郎。新蔵は渾身の一撃で相手を倒したが、東郷示現流の剛険を操る太郎との立ち合いで、...
おお、大怪我!~長崎で9ヶ月を過ごした坂崎空也は薩摩から江戸へ帰る渋谷眉月の訪問を受け町を案内した。薩摩からの討っ手は口の利けない太郎らしい。江戸で野太刀流の道場を開いた薬丸新蔵に向けられた討っ手は次郎。新蔵は渾身の一撃で相手を倒したが、東郷示現流の剛険を操る太郎との立ち合いで、空也は肩と腹に深傷を負った…~もう、剣の時代でないことを空也は薄々勘づいている
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【オチバレ注意】 今回はネタバレどころか、オチバレを書きます。 まず、薬丸新蔵兼武。 (史実はやってることが違うような……? 史実では、現藩主の次代の斉興公にも忌避され、屋久島に流され、そこで亡くなるそうです) 作品中ではこの薬丸新蔵兼武と空也のふたりにそれぞれ 敵の息子達が敵討ちにやってきました。 新蔵は勝負に勝ちました。 肝心の空也は、相手を倒せたようですが 死んだのか、多分瀕死なのか、というところで終わり。 (どちらにも転がせる描写かなと) 「居眠り磐音」シリーズの出版社変更に伴う打ち切りだろうと私は思っています。(体調不良は方便) 「十番勝負」と付けてしまったのが残念だなあ……。
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