ノーブルチルドレンの初恋 の商品レビュー

綾崎隼(著者)

2022/06/25

ノーブルチルドレンシリーズの番外編。
今回の主人公は映画研究部に関わる3人。
ノーブルファミリーはその側を支えるといったかたち。
高校生の青春の1ページという内容でした。
衝突しながら進むも爽やかに終わる。
面白く、読了も良かったです。
ノーブルファミリーとしては前作の「追想」で終わりなのかも。

2020/07/27

ノーブルチルドレンシリーズのスピンオフのようなお話。緑葉さんがだんだん魅力的に思えてくるのは、とてもよく分かる。
2020/07/27

2019/11/30

簡単なあらすじとか書こうと思ったけどもういいや…
またこの雰囲気に会えて嬉しい、ただそれだけ…
おかえりありがとう　スッキリした

2019/09/29

本編じゃないだけに、無駄に鬱屈した雰囲気が抑えられてる感じ。
私はこんな雰囲気の方が好きだな。
家の力がもたらすお金と人脈は武器なんだけど、なんとなくそこは目立ってない感じがあるのも面白い。
大きな要素であることは間違いないんだけど、メインはやっぱり人間。

2019/07/27

「メランコリアの懇願」
自分の思い描くビジョンは。
確かに彼の案だと漠然とした何かすらも想像出来ず、本当に完成させる事が可能なのかという点から話し合う事になってしまうだろうな。
ビジュアルが良く自分のコンセプトにも当てはまるからという自分だけの都合で、相手がこの依頼を必ず受けてくれると彼は何故思ったのだろうか。

「グリーンサヴァンの閃光」
役者は揃ったが個々に問題が。
一番目を引く材料として必要かもしれないが、見栄えは良くとも演技に難ありだったら見ていても苦痛だろうし折角の作品が駄作になるだろうな。
偶然知った彼女の特技だが、そこからアイディアを閃き問題を一つ一つ解決しながら作るからこそ楽しいだろうし想い出に残る作品になりそうだな。

「アブソリュートの星屑」
日々慌ただしく過ぎて行く。
ここまで決まってしまえば、後は撮影に取り掛かるだけだが全員が一番大変であり監督であり編集者である彼の腕が試されるところだろうな。
彼女は余程自信があるのか賞に興味が無いのか、それとも彼が気付いていない何かに彼女は既に気付き分かっていりから生まれる余裕なのか何だか謎だな。

「デッドフレイの光陰」
理不尽な選考に抗議の声を。
確かに前回の発言がある限り、それを覆す結果が出たら意義を唱える者は現れるだろうから作品も見ずに監督等の名前だけで決めるかもしれないな。
ただそうなると、作品を見ないで選考していたという事実が過去にもあるのかもしれないという大変な問題が浮き上がってくる可能性もありそうだな。

「ノーブルチルドレンの初恋」
長く決裂していた二人が。
互いに実力があろうと話を聞くことが出来なければ何も始まらないが、これからはぶつかる事はあろうと互いが話を聞く気がある限り無限の可能性があるだろうな。
シナリオ作家と企画･監督が出来る二人が手を組んだのなら、きっと次の作品は互いに互いを高めあえる様な製作になるだろうな。

2019/02/27

『追想』が5年前ってマジ？　どうりで全然覚えてないわけだわ……。　　　　
あ～また最初から読み直したくなるな～～。　　　　　

2018/12/21

【ロミオとジュリエットその高貴なる恋の物語。】

　美波高校の演劇部、舞原吐季と琴弾麗羅のもとに、映画出演の打診が舞い込む。依頼者は映画研究部を退部し、同好会を立ち上げた笹森瑛斗と長井涼介。二人は「高校生映画コンクール」で受賞することで、かつての部員たちを見返そうと躍起になっていた。頼まれてもいないのに協力を申し出た千桜緑葉の命令で、嫌々ながら参加することになった吐季だったが、映画制作は一筋縄ではいかず……。
『残酷』な運命に『告別』した高貴な子どもたちが織りなす『初恋』の物語。