にじいろのしあわせ の商品レビュー

マーロン・ブンド(著者),ジル・トウィス(著者),服部理佳(訳者),E・G・ケラー

2022/02/28

ジェンダーに関する絵本。ふつうじゃなくても大丈夫、がテーマ。ほんの少し前は｢カメムシ｣のような考えが主流だった。時代が変化し、何が大切かを、個性や心を守ってくれるようになってきた。

2021/10/27

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11430230

2019/09/25

LGBTの絵本だと聞いて、読んでみました。

タイトルの虹色は、さまざまな愛を意味する、LGBTのカラーになっていますね。

著者はアメリカのコメディアン。主人公のウサギのマーロンは、アメリカ合衆国副大統領マイク・ペンスのペット。
同性愛者に批判的なペンスへの皮肉が詰まった本ということですが、その辺の大人の事情を差し引くと、ウサギとウサギのすてきなラブストーリーになっています。

ただ一点、普通の物語と違うのは、それが雄ウサギ同士の恋愛だというところ。

愛の多様性を説いたこの絵本は、子供向けであるというところが非常に意味深いです。
こうやって、さりげなく子どもたちにLGBTのことを偏見なく理解させるのは、素晴らしい試みですね。

「誰でも普通と違うところはある。いけないことじゃない、すてきなこと。」

と動物たちに語らせるこの本は、LGBTに限らず、広い意味での多様性を受け入れることの大切さを説いています。

2019/08/20

こういうことを絵本で教える時代がきたんだなぁと思います。幸せのかたちは人それぞれ。人の幸せを受け入れたとき、自分も幸せになれることを教えてくれます。

2019/06/12

アメリカの副大統領マイク・ペンスが飼っているうさぎ、マーロンが主人公の絵本です。ペンス氏の妻と娘によって作られた絵本のパロディ本でLGBTの権利拡大や同性婚反対の姿勢をとるペンス氏を皮肉って作られました。日本でも政治家の性差別発言が相次ぐなかで岩崎書店の岩崎氏が人間の多様性を伝えたいと出版に奔走されたそうです。

2019/03/19

オスうさぎのマーロン・ブンドはある日庭でとっても素敵なうさぎに出会います。互いにとても惹かれ合い、２匹は結婚することにしました。周囲が祝福を送るなか、声高に２匹の結婚に異議を唱える者がいて――。

「にじいろ」というタイトルに、勘の良い方はピンとくるかもしれません。LGBTを扱った絵本です。
ふつうってなんだろう？おかしなルールはどう変えていけば良い？実際の世の中もこの絵本のように多様性を広く認め、物事がスムーズに運べば良いのですが。