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アーネスト・サトウと倒幕の時代 の商品レビュー

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2020/12/16

イギリスからの視点で書かれている内容が多いので、日本史で記載されている内容の裏側でこんな事があったのか、というのを知れるのは面白い。 只、引用部分が略されてたくさん出てくるので、その点は読みにくい。 しかし色々な仮説も記載しており、本当はこうなんじゃないか?と考えさせる内容は良...

イギリスからの視点で書かれている内容が多いので、日本史で記載されている内容の裏側でこんな事があったのか、というのを知れるのは面白い。 只、引用部分が略されてたくさん出てくるので、その点は読みにくい。 しかし色々な仮説も記載しており、本当はこうなんじゃないか?と考えさせる内容は良かった。

Posted byブクログ

2020/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内容としては表題とは若干違って、幕末の色々な事件について色々な史料をもとに説明していて、それを所々アーネスト ・サトウの証言で裏付けるという形をとっている。 アーネスト・サトウは英国公使館の一通訳(とは言ってもかなり日本語や日本文化に精通していた)であり、当時の日本の政治に影響を与えたのはあくまでも公使であるオールコックやパークスでサトウは通訳としてそれらの事件の目撃者としての立場であったと思う。唯一彼が公使館の許可なく発行した「英国策論」は倒幕派が読めば影響のある内容だったようだ。ただ版本として発行した訳ではなく、あくまでも写本として広まったので、読者がどれだけいたかは不明だと思われる。

Posted byブクログ