拝啓 彼方からあなたへ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は詩穂の雰囲気に合った進行で、まったりしながらも少し不思議なエピソードだったが、死んだはずのきょうこからイタズラの手紙が来てからの加速がすごかった。きょうこと、奈津代と、詩穂の身近にじわじわ危険が迫ってくる感じがゾワゾワした。城山が書いた將君への手紙も、一字でも悩んでた將君に端的に届くもので、將君が自信を持って過ごしてくれたら良いなと思う。近頃連絡をとってなかった友人たちに手紙を書いてみたくなった。
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想像してたのとは違ってかなりサスペンスだったけど、おもしろかった、けどしんどかったー。主に加島とのやりとりが。
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手紙を愛し「おたより庵」を営む詩穂。中学時代に託された手紙。詩穂を慕い支えるアルバイト夕佳、ちょっと見た目が恐い常連客城山、詩穂の元カレ加島。詩穂の静かな日常が手紙が絡む事件で少しずつ騒がしくなる。手紙が繋ぐ連作短編集。見た目から警戒されていたけど、さりげなく詩穂を助けてくれる城...
手紙を愛し「おたより庵」を営む詩穂。中学時代に託された手紙。詩穂を慕い支えるアルバイト夕佳、ちょっと見た目が恐い常連客城山、詩穂の元カレ加島。詩穂の静かな日常が手紙が絡む事件で少しずつ騒がしくなる。手紙が繋ぐ連作短編集。見た目から警戒されていたけど、さりげなく詩穂を助けてくれる城山。これからの二人に期待したくなるところで終わりましたが、この後出てないようで、残念。シリーズ化してほしかった。手書きの手紙は年賀状くらいしか書いてないけど、描きたくなりました。
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手紙にまつわるコージーミステリーかと思って読み始めたけど、結構怖い話になっていく。手紙が持つ一方通行感をうまく活かしているミステリーだと思う。
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予想よりも面白かった。「手紙」という今となってはアナログな作業の大切を教えてくれつつ、不穏な空気も感じさせ読み応えがあった。 主人公の詩織はなんだかハッキリしなくてイマイチなのだけど、なんだか誰かに手紙を書きたくなった。
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