願いごとの樹 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカにある、願いの木と言われる木の物語だった。 願いの木は人間や動物達と一緒に平和に暮らしていた。 ぼっちのイスラム教の女の子に友達がいたらと思い、動物たちと協力して女の子の友達を作ってあげたり、願いの木と動物達との会話があったりなど、ほっこりするところや、願いの木の伐採の話が出て、伐採しようとするなど、ハラハラするところがあり、自然を新たな視点でみることができた。
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ファンタジーと、一言で表すのが躊躇われる物語。 最後の、学校のみんなの願いごとで満たされる場面では不覚にも泣きました。希望が勝る瞬間。
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樹齢216年のレッドは願いごとの樹として年に一度町の人々が願いごとを書いた布をつけにくるレッドオークの木。レッドには気かけている近所の子がいて彼女は「友だちがほしい」という願いを結びつけていた。自分が伐採されることを知ったレッドは彼女のために動物たちとある作戦をたてる。ファンタジ...
樹齢216年のレッドは願いごとの樹として年に一度町の人々が願いごとを書いた布をつけにくるレッドオークの木。レッドには気かけている近所の子がいて彼女は「友だちがほしい」という願いを結びつけていた。自分が伐採されることを知ったレッドは彼女のために動物たちとある作戦をたてる。ファンタジーありだけどファンタジーに感じさせない内容。最後の夜の場面の挿絵も凝っていて樹や夜の風を感じながら読めたのも素敵だった。
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新着図書 題名で借りました。 長く生きた木がちょっとした魔法を使うとかいうおとぎ話ではなく、移民の問題を書いたお話でした。
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町の願いごとの樹と言われている樹齢216年の樹・レッド。その近くに引っ越してきた移民の少女サマール。夜になると樹のそばに座って隣の家を一人見上げている。友達のできないサマールを心配するレッド。やがてレッドの幹に「去れ」の文字が刻まれる。 移民の問題と樹木を守ろうとする少女の気持...
町の願いごとの樹と言われている樹齢216年の樹・レッド。その近くに引っ越してきた移民の少女サマール。夜になると樹のそばに座って隣の家を一人見上げている。友達のできないサマールを心配するレッド。やがてレッドの幹に「去れ」の文字が刻まれる。 移民の問題と樹木を守ろうとする少女の気持ちを中心に進む。樹が話したり、樹に住む動物たちが一致団結したり、現代の問題を扱っているものの、ファンタジックなお話。
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