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ダルちゃん(1) の商品レビュー

4.1

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2024/08/08

2018年第9回新井賞 ダルダル星人の姿を隠して 普通の派遣社員の女子に擬態して生きる、ダルちゃん 社会のルールを覚えて 役割を見つけて どこかに居場所を探している もちろんダルダル星人は、比喩 小学校に入ったくらいから なんとなく自分の立ち位置とか役割とか 感じとって過ごして...

2018年第9回新井賞 ダルダル星人の姿を隠して 普通の派遣社員の女子に擬態して生きる、ダルちゃん 社会のルールを覚えて 役割を見つけて どこかに居場所を探している もちろんダルダル星人は、比喩 小学校に入ったくらいから なんとなく自分の立ち位置とか役割とか 感じとって過ごしているんだろうなと思う 擬態する事が 悪い事とか悲しい事とは思わないけど 相手の反応を見ながら人に合わせることは辛い 残るのは疲労感と孤独感 性別年齢問わず、共感の一冊

Posted byブクログ

2024/05/02

優しいタッチで描かれたイラストとダルちゃんの内容がマッチしてて優しい気持ちで読めました。 女性なら誰しもが社会で感じるストレスが描かれいて、わかるな〜と思いながらあっという間に読了。

Posted byブクログ

2023/01/16

自分の本当の気持ちを知るのって、実は一番難しいことなんじゃないかって思うの。 今の自分を否定したくなくて自分で自分に嘘ついて、そうやっているうちに心に山のように傷を負っちゃって。でもそのことからも目を逸らして痛くないふりして、そうしたら大事なものなくしちゃった。 生きていると、...

自分の本当の気持ちを知るのって、実は一番難しいことなんじゃないかって思うの。 今の自分を否定したくなくて自分で自分に嘘ついて、そうやっているうちに心に山のように傷を負っちゃって。でもそのことからも目を逸らして痛くないふりして、そうしたら大事なものなくしちゃった。 生きていると、社会で生きているとね、私たちは悲しいのに笑ったり、寂しいのにすましたり、悔しいのに平気な顔して自分の本当の気持ちを置いてけぼりにしちゃって、だんだん自分が何を考えているのかも分からなくなって、だから、詩に表れる生の言葉に本当の気持ちに心動かされるんだって思うのよ。

Posted byブクログ

2022/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「生きることはどうしてこんなに寂しいの?」 あーーー共感。あれ?私、人間だよな?擬態してないよ」? 2巻も早く読みたい。(図書館の予約待ち)

Posted byブクログ

2021/07/04

他人とは違うってなんなのか?他人と合わせて擬態するってなんなのか?自分のこれまでの人生ではそこまで深く考えなかったけど、そういうことが気になる人達もたしかにいるんだよね。人とちがうことに傷ついている人をさらに傷つけないように生きたいと思う。

Posted byブクログ

2021/06/15

こういう、生きにくいわたしが自分の在り方を見つけていく系の話は肌に合わないことが多いけど、この本は素直に読めたしだるちゃんのことかわいいなと思った。

Posted byブクログ

2021/05/10

本当の自分を見せられず擬態で過ごすダルちゃん。誰だってそうなんだろう。でもそれを受け入れてくれる人も必ずしもどこかにはいる。ひとりだけでもふたりだけでも。そういう人がいてくれてはじめて人は自分で自分をちゃんと受け入れられるようになるのかもしれない。ひとりでは無理なんだな。

Posted byブクログ

2021/05/08

本当によい本。 まだ発売されてなかったが22歳頃の私に読ませたかったし、子どもが将来もし自分を見失いそうになったならさり気なく勧めたい。 私はもう、自分を見失うことはないような気がする。でも感想を書くために再読したら、半年前と今でまた違う部分に感銘を受けた。ダルちゃんの見つけ...

本当によい本。 まだ発売されてなかったが22歳頃の私に読ませたかったし、子どもが将来もし自分を見失いそうになったならさり気なく勧めたい。 私はもう、自分を見失うことはないような気がする。でも感想を書くために再読したら、半年前と今でまた違う部分に感銘を受けた。ダルちゃんの見つけた幸せの定義。それに、半年前には目を背けた部分を素直に読むことができた。 その時の心の状態を測るバロメータになるのではないかと思った。 これはまたいつか読みたいと思う。 こういう時期もあった。自分を見失ってしまう感覚の虚しさ、取り戻したくても取り戻し方がわからないもどかしさ。 痛いほど分かる。 だるちゃんは沢山の、つい周りに合わせてしまったり顔色を伺ってしまう、自分に自信のない女の子の象徴だ。 失敗したり悩んだりもがいたり、その過程には、作り話特有の大げさ感や単順さがない。 このリアリティを描いたはるな檸檬さんは、天才だ。はるな檸檬さんは、れもんうむもん!もそうだったが、現代の多くの女性に寄り添う天才作家さんだと思う。宝塚にもオタクにも無縁だがZUCCA×ZUCAを読もうかな。

Posted byブクログ

2020/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

周りに合わせて無理して生きるダルちゃん。本当はダルダル星人なのに、会社員に擬態して毎日を頑張ってる。恋愛も夢もなかなかうまくいかないけど、周りに合わせるのでなく、他人にどう思われても構わないと自分を貫くように変わる過程に勇気づけられる。

Posted byブクログ

2020/08/06

女性に限らずきっと人は擬態して生きている。ほんとうの自分なってものはないけれど、ちょっとでもすっきりとした気持ちで過ごせる自分を発見するのって大切。

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