怖くて眠れなくなる科学 の商品レビュー

竹内薫(著者)

2022/11/20

入門的な書物にしたかったのであろう。
各話題が、あまり深みの無いものになってしまっていた。
ここから興味を持って、更に深掘り…
と言う位置付けの一冊かなと。

2021/02/20

あらゆる分野(病、宇宙、地球、兵器など)の科学にまつわる「怖い」と感じる話をわかりやすくまとめた本。

内容は基本的に科学的な雑学の寄せ集めであり、怖いもの見たさで興味を惹きつけるような話が多かったです。個人的に、自由意志の話と宇宙空間にそのまま飛び出すとどうなるかを考察した話が興味深かったです。

科学が日進月歩で進歩し当たり前の存在となった現代ですが、本書を読んで、科学の盲信が「怖い」ことに気付かされました。

2020/05/16

文字通り、科学の恐ろしい部分に側面を当てて書いた一冊。

とはいっても、『怖い』はあくまでも著者の主観なので、内容によって怖かったり怖くなかったり。
でも面白かった。

2020/03/22

「怖い」と思える科学を集めた本。他分野に渡りながらも隙間時間に読めるボリューム。共感する怖さとそうでない怖さがあり、「怖い」感情だけを優先して読むと主観だけが残ってしまう。途中で気づき別の角度から読み進めていった(科学歴史の誤ち、科学者の思考など)。タイトルどおり「怖いでしょ」という観点を押し付けてしまうと離脱しそうなので星3つ。個人的にはいまだに解明できていないウイルスの暴走が一番怖いと時節柄思っている。

2019/02/26

東大物理学科卒の著者。地球物理学者・竹内均氏との縁戚関係が真っ先に思い浮かんだが、そうではないらしい。内容は科学雑学といった軽いもの。インターネットの普及で、疑問を抱けば個別には調べられそうなことが多かったが、疑問に思い至らない話もあり、楽しんで読了できた。科学的に考える、その上で非科学的な言論の自由は尊重する。しかし、現代科学が至上ではないことも意識することの大切さを教えられた。