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ホフマン博士の地獄の欲望装置 の商品レビュー

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2019/05/12

他の方も書かれているがほぼ「新しきイヴの受難」と一緒かなー。タイトルのホフマン博士も、欲望装置も特に意味はなくて。エログロマジックリアリズム(現実に幻想が紛れ込む)で描かれ、章ごとに主人公は色々な世界を旅する。体は汚れちまったが、心は清いあの人のことで埋まってるの。この人は自分と...

他の方も書かれているがほぼ「新しきイヴの受難」と一緒かなー。タイトルのホフマン博士も、欲望装置も特に意味はなくて。エログロマジックリアリズム(現実に幻想が紛れ込む)で描かれ、章ごとに主人公は色々な世界を旅する。体は汚れちまったが、心は清いあの人のことで埋まってるの。この人は自分と自分の世界観がテーマで、特に何か世の中に訴えたい物があるように思えない。自分の世界から逃れたく闇雲にもがいてみるが、また絡まっちゃったの。三蔵法師みたい。清い心を持ち徳が高い高僧故に、色んな魔物に命を狙われちゃう。

Posted byブクログ

2018/12/28

ホフマン博士の 地獄の欲望装置。アンジェラカーター先生の著書。どことなく不思議で惹き込まれる内容の一冊です。本書内でホフマン博士が開発した”地獄の欲望装置”のような装置が現実社会でいつか本当に開発される日もそう遠くはないのではないかと妄想してしまいました。アンジェラカーター先生の...

ホフマン博士の 地獄の欲望装置。アンジェラカーター先生の著書。どことなく不思議で惹き込まれる内容の一冊です。本書内でホフマン博士が開発した”地獄の欲望装置”のような装置が現実社会でいつか本当に開発される日もそう遠くはないのではないかと妄想してしまいました。アンジェラカーター先生の小説家としての凄さを感じられる良書です。

Posted byブクログ