教養のためのセクシュアリティ・スタディーズ の商品レビュー
自分は知っていることも多かったが、セクシュアリティを取り巻く問題はジェンダーロールやミソジニーの問題と深く結びついていることを改めて認識できた。 例えば、昔のメキシコでは男性の同性愛の中でもタチは男の役割なので許容できるがウケは男の役割を降りているので許容できないという記述があっ...
自分は知っていることも多かったが、セクシュアリティを取り巻く問題はジェンダーロールやミソジニーの問題と深く結びついていることを改めて認識できた。 例えば、昔のメキシコでは男性の同性愛の中でもタチは男の役割なので許容できるがウケは男の役割を降りているので許容できないという記述があってとても興味深いと感じた。 LGBTについて知りたいという人の入門書として最適だと思う。 ★時間とお金のムダ ★★普通〜微妙 ★★★まあよかった ★★★★心が動いた(感動した、意表をつかれた、ショックだった) ★★★★★人生の本棚に入れたい
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セクシュアリティ関連では断トツで分かりやすく、かつ、読み物としても面白い本だった。クィア・スタディーズ系の本なのかと思って最初は読み始めたけれど、タイトルにある通り、セクシュアリティを軸にしながらクィアの話もジェンダーの話もどちらも織り交ぜられており、「セクシュアリティ・スタディ...
セクシュアリティ関連では断トツで分かりやすく、かつ、読み物としても面白い本だった。クィア・スタディーズ系の本なのかと思って最初は読み始めたけれど、タイトルにある通り、セクシュアリティを軸にしながらクィアの話もジェンダーの話もどちらも織り交ぜられており、「セクシュアリティ・スタディーズ」の概観が分かるよい本だと思った。歴史の話だけでなく、最近の研究、小説や映画なども取り上げられており、読んでみたい本、観てみたい映画がいくつかできた。
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あんまりエッジが立ってる感じではないので「おもしろい」というものではないが、大学テキストとして内容充実している感じで使いでありそうな感じ。えらい。
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