並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史 の商品レビュー
同時期の世界史と日本史を比較しながら18世紀までの特徴的な出来事を解説している。 いまいち並べて比較する利点を感じれず、史実を作者の主観とともにただ追っていくだけの印象を受けた。 歴史的な知識に疎い自分には読みづらさすら感じてしまった。 ある程度歴史に精通した人間には、面白...
同時期の世界史と日本史を比較しながら18世紀までの特徴的な出来事を解説している。 いまいち並べて比較する利点を感じれず、史実を作者の主観とともにただ追っていくだけの印象を受けた。 歴史的な知識に疎い自分には読みづらさすら感じてしまった。 ある程度歴史に精通した人間には、面白く読めるかもしれない。
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日本が、どんだけ「まし」だったか。 つか、西欧なんてところがどんだけとんでもなかったか。 もともと西洋史と関係なく進んでいた東洋史、日本が否応なく世界史として関係を持たざるを得なくなっていく。当然、同時並行に進んでいくわけだから、影響があるわけだ。 それにしても、日本最強だった...
日本が、どんだけ「まし」だったか。 つか、西欧なんてところがどんだけとんでもなかったか。 もともと西洋史と関係なく進んでいた東洋史、日本が否応なく世界史として関係を持たざるを得なくなっていく。当然、同時並行に進んでいくわけだから、影響があるわけだ。 それにしても、日本最強だった。 相変わらず、読みやすすぎてあまり知識として残らない。勿体無い。
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歴史は何を主体に見るかで変わってくる。なーんてことは百も承知だが、主体を並べて見ると実に面白い。歴史の本質も見えてくる。
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タイトルが面白そうだなと思って購入。 読んだら確かに面白かったというよりも、ああそうか~!!! っていう改めて気付きのほうが大きかった。 分かりやすく書いてあるので初心者の方でも読めると思う。 日本って(日本人)みんなのんきなんだけど、確かに昔(昔といえど大昔)は いざという緊急...
タイトルが面白そうだなと思って購入。 読んだら確かに面白かったというよりも、ああそうか~!!! っていう改めて気付きのほうが大きかった。 分かりやすく書いてあるので初心者の方でも読めると思う。 日本って(日本人)みんなのんきなんだけど、確かに昔(昔といえど大昔)は いざという緊急時はちゃんと団結してたのだなーとかも含め 今この現代とは雲泥の差…とはいえ、先の大戦から大きな紛争がないのはいいことだと思う。 筆者が書いていた内容の中で、思わず頷いたことが多々あって 「何事も、何が書かれてあるかよりも何が書かれていないかのほうが大事」 「人を騙す時は、うそをつくよりも本当のことを隠すのが効果的。書かれてある嘘は時に理論で見破られるが、書いていない本当のことは知識がないと見抜けない」 確かに。 史実はどうだったとか、●●先生はこう言っていたとかそういうのも 結局は都合の悪いことは後世の歴史家や権力者が改ざんしまくったものなのにな、とか。 色々読んでいてもそう思わずにはいられないので 趣味程度に留めておくのがいちばんいいなと思った。
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世界史と日本史を並べて書いているのは事実なのだが、散漫な印象。史実云々より著者の個人的な意見が多いような印象も受けた。
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日本史を、世界史と並べて解釈するという試みの本。 ・1566年頃の人口は、日本とオスマン帝国は、1500万人程度で近い ・30年戦争では、日本はプロテスタント側に着いた。 ・日本の鎖国が不可能になったのは、七年戦争によるイギリスのマニラ占領から
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なかなか辛口な語り口。 その点を受け入れることができれば、面白いと思えると思いますが、鼻につくようだと、読むのが辛いかも。 日本はいかに平和であり続けたか、という点と、日本で学ばれている世界史はいかに不自然か、という点を、力説しています。 ちょっと偏った印象を受けるものの...
なかなか辛口な語り口。 その点を受け入れることができれば、面白いと思えると思いますが、鼻につくようだと、読むのが辛いかも。 日本はいかに平和であり続けたか、という点と、日本で学ばれている世界史はいかに不自然か、という点を、力説しています。 ちょっと偏った印象を受けるものの、こういう捉え方も「あり」なのだと思います。
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世界史の中の日本史、日本史の中の世界史について。 以下、本書より。 【世界史教科書風の年表がいかに罪深いか】 日本の歴史に鑑みると、白人がやってきた事はつくづく傲慢です。 と書くと反発を覚える人もいるかと思いますので、世界史教科書風に事実だけを並べてみます。 1492年 コロ...
世界史の中の日本史、日本史の中の世界史について。 以下、本書より。 【世界史教科書風の年表がいかに罪深いか】 日本の歴史に鑑みると、白人がやってきた事はつくづく傲慢です。 と書くと反発を覚える人もいるかと思いますので、世界史教科書風に事実だけを並べてみます。 1492年 コロンブス、アメリカ大陸を発見。 1493年 ローマ教皇アレクサンドル6世、新大陸における紛争を解決すべく教皇子午線を設定。 1494年 トルデシリャス条約。 教皇子午線に従い、東をポルトガル、西をスペインの勢力圏と決める。 気の利いた先生なら、 「ポルトガルはアフリカに、スペインはアメリカ大陸に植民地をつくっていった」と解説してくれるでしょう。 生真面目な生徒は、解説ごと丸暗記します。 かくして、自虐的な子供の出来上がりです。 なぜでしょうか。 特に日本を貶めるような記述はありません。 だから問題なのです。 世の中、何が書いてあるかよりも何が書いていないかの方が大事なのですから。 人を騙す時には、嘘をつくよりも、大事な事を隠して教えない方が、より効果的なのですから。 世界史教科書風の年表に、その道の研究者ならば誰でも知っている事実を足してみましょう。 1492年 海賊にして奴隷商人のクリストファー・コロンブス、キューバに到達。 住民を大虐殺し、略奪の限りを尽くす。 本人は現地を死ぬまでインドだと信じていたが、アメリカ大陸を「発見」したとの功績で讃えられる。 1493年 ローマ教皇アレクサンドル6世、地図上に線を引き、「東はポルトガル、西はスペイン」と植民地獲得競争の縄張りを決める。 当然、現地人の許可などとるはずがない。 1494年 トルデシリャス条約。 教皇子午線の境界となる。 ポルトガルもスペインも日本を植民地にする事などできず、最後は追い返される。 世界史教科書風の年表が、いかに罪深いかおわかりでしょうか。 さも客観的に事実を伝えているかのようで、真実を何も伝えていないのです。 大航海時代と称するヨーロッパ諸国の植民地獲得競争など、侵略以外の何ものでもない事、そんな白人を日本は戦うまでもなく追い返した事。 こうした事実を抜きに、何の「世界史」を語るのでしょうか。
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憲政史家の倉山満による、7世紀から18世紀までの同時代の世界史と日本史を比べるという一冊。 同時代の世界と比べて日本がのんき、ただ国力があって国防だけは怠ってなかったということがよくわかった。
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