「さみしさ」の研究 の商品レビュー
昔、はちゃめちゃな事ばかりしていて、テレビなども、たけし軍団が、お笑いを取るため、何でもやらかしていた。 お笑いが全盛期だったけど、少し低俗かな?と思っていたけど、逸見さんとのクイズ番組など、知識も豊富な方であり ある程度、節度を持って対応していることを知った。 映画監督や本...
昔、はちゃめちゃな事ばかりしていて、テレビなども、たけし軍団が、お笑いを取るため、何でもやらかしていた。 お笑いが全盛期だったけど、少し低俗かな?と思っていたけど、逸見さんとのクイズ番組など、知識も豊富な方であり ある程度、節度を持って対応していることを知った。 映画監督や本の著者になり、広い分野で活躍されている。 芸能界の裏話や醜い繋がりなども、苦労人だから 言える言葉も多い。 そして、それを明け透けに、言葉飾らず、ズバッと、言える勇気と機転に感心する。 普通の芸能人が、言ったら、角が立ったり、批判を受けるだろうけど、辛口や経験豊富なたけしさんだから、この本でも、ズバリ!と、政界の面々にも、下ネタだけでなく、切り込んで、いる。 事務所の独立で、批判を受けたり、離婚話の事など、マスコミだけの報道を一方的に、テレビで報道されたりとされながらも、批判を軽く流す所など、やはり大物なのだと…。 この本の所で、大谷選手の良さを掲載されているが、私も、大谷選手が注目される前から、ファンであり、米国在住の親戚の者と、今日の「シヨータイム」なんて、毎度話しをしてきた。 やはり、たけしさんは、昔の盟友だけでなく、伸びて行く人物を見る目が違う。 「さみしさ」の研究……という題名だが、これからの活躍のステップとして、描かれた作品だと思う。 亡き父も、「幾つになっても、勉強!」と、言って何にでもチャレンジして来た姿を思い出す。 たけしさんの活躍を応援したい!!! いつもの毒舌も聞きたいと思う!
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たけしさんの本は久々に読んだけど共感するところもあればそうで無いのもあるし、いずれにしても違う世界にいるんだなと実感。 交流のあった昭和の大スターとの逸話は面白かった。
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毒の放出感が凄い。でもハマる。正直、お笑いは好きではないけど、たけしさんの書く本は読後感が爽快だし、好き。 老い、がテーマ。自身の老い、周りの人達の老い。そして日本という国の老い。 真っ向から斬り込む姿勢が素敵だと思う。
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たけしの今までと、これからと交友関係と。 「もういい大人なんだから。」っていう考えを少し改めて行こうと思う。いくつになっても自分らしく、周りじゃなく自分の為に生きて行きたいって思った。
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20210319 自分の考えを持っている人の意見は参考になる。今の世の中、何が正しいかなんて誰も分からなくなっているのだから参考になる識者をどれだけ確保するかも大事では無いだろうか。
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kindleでおススメされたので、早速 たけしさんの書籍は、エッセイを中心に いろいろ読んでますよ なにせ、私の実家である 足立区の星ですからー 笑 タイトルにある「さみしさ」的な内容には 特になってなかったけど…笑 70歳を過ぎたたけしさん まだまだやりたい事が沢山湧き出てくるようで 死ぬまで現役でいきたいと 熱く語っておられます 最近の時事ネタである 安倍政権、野党、官僚の不祥事や ジャニーズタレントのセクハラ問題 高等教育無償化や 18歳成人引き下げの矛盾 道徳教育や少子化問題などなど たけし節が炸裂しとります ご自身の事務所独立問題にも触れてて TVでは言えないコトなどもポロリ 中でも、一番タイトルに近い内容としては 松方弘樹さんや大杉漣さん 樹木希林さんが亡くなった時の話 やはり、身近で永くお仕事された方々の死は かなり堪えたようです たけしさんの死生観に関しては 非常に共感する部分がある 「自分の限界がわかって 出来る事と出来ない事が判断できるようになると 自然と肝が据わる 人はいずれ死ぬという 当たり前のコトを受け入れられるようになって 少々のことでは動じなくなる」 一度は、生死の境を彷徨って 復活を遂げた、たけしさんらしい もう一度生かされたからには 全力で生きるというのは 清々しい #ビートたけし #さみしさの研究 #足立区の星 #読書好き
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たけしさんは、私にとっては「こういう大人になりたい人」の一人だ。 決して参考に出来る生き方をしている訳じゃない。 若い時には悪いことも散々やっただろう。 確かに映画監督としての名誉とかはあるだろうが、そこに憧れている訳じゃない。 ただやはり「頭で考えていること」が非常に参考になる...
たけしさんは、私にとっては「こういう大人になりたい人」の一人だ。 決して参考に出来る生き方をしている訳じゃない。 若い時には悪いことも散々やっただろう。 確かに映画監督としての名誉とかはあるだろうが、そこに憧れている訳じゃない。 ただやはり「頭で考えていること」が非常に参考になる。 下町の貧乏な家庭出身だから共感できるのか?という点も否定はしない。 たびたび他の著書でも出てくるとおり、母親の影響が非常に大きいのだろう。 マザコンというよりは、「おばあちゃんの知恵」的な感じ。 それこそ昔っから語り継がれてきた「人として生きることで大事なこと」を、そのまま言っていたのだろう。 「上手く行っていたって、驕るんじゃない。たまたまなのだから」 「人に嫌われたからって媚びるんじゃない。あんたを好きな人もいるんだから」 「大体大した才能も無いのに偉そうなこと言うんじゃない」 今は表現する言葉が変わって「モラル」とか言われる。 「モラル」になってから、訳が分からなくなった。 ちゃんとした大人に、きちんとした言葉で叱られた方が心には刺さるだろう。 そういう当たり前のことが今の日本では疎かで、そこを著者も危惧している。 そういうちゃんとしていない大人がやがて老人になり、益々醜い老人が増えている。 「大体老人なんてドンドン老いて醜くなっていくのだから、そんなもんだと思って受け止めろ」 「オレは人前で芸をするのがやっぱり好きだから、醜い老人になっても全部さらけ出してギャグにする」 流行語にもなった「忖度」だが、言いにくいことをズバリ言うことこそ、今必要なのではないだろうか? (2019/2/5)
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ビートたけしさんの、意外なエッセイ。さみしさ、なんて見た感じからは想像もつかなかったけど、、、やっぱり多方面で活躍する方は、自分を俯瞰する目線を持ってる。自分を、そして、世の中を。だから活躍できるし、芸事も出来るんだな。博学。かなり本も読んでると聞いたことがある。独特の語尾は少し...
ビートたけしさんの、意外なエッセイ。さみしさ、なんて見た感じからは想像もつかなかったけど、、、やっぱり多方面で活躍する方は、自分を俯瞰する目線を持ってる。自分を、そして、世の中を。だから活躍できるし、芸事も出来るんだな。博学。かなり本も読んでると聞いたことがある。独特の語尾は少し気になるんだけど、あくまでも芸人に徹するというご本人の拘りなのかもしれない。
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第1章は星4つだけど、第2章以降は星3つ。なので、全体的には星3つ。まあ、週刊ポストの連載をまとめたものだから仕方ないけど、特に第3章以降は、あんまり「さみしさの研究」になってないよね。 タイトルどおりの内容は第1章で、殿の老いに対する考え方や死生観には共感できるものところが多かった。特にp27 「『老い』と戦っても勝ち目はない。それを判断できる力が、『自分を見極める力』だ。『自己客観視する能力』とか『状況判断能力』とも言い換えられるかもしれない。」 は、心に留めておこうと思う。
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