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人殺しの論理 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2019/12/07

世間を震撼させた凶悪犯逮捕後へのインタビュー本 まあ当たり前ですが、凶悪犯にもいろいろいるなあと もし素性を一切知らなければ好感すら抱きそうな手紙を書く母親や、こいつはどうしようもないな再確認するような男... 勿論仮にどういう素性を知ったところで、この犯人たちのしでかしたことを...

世間を震撼させた凶悪犯逮捕後へのインタビュー本 まあ当たり前ですが、凶悪犯にもいろいろいるなあと もし素性を一切知らなければ好感すら抱きそうな手紙を書く母親や、こいつはどうしようもないな再確認するような男... 勿論仮にどういう素性を知ったところで、この犯人たちのしでかしたことを思うと死刑が妥当以外の何者でもないのですが、こういう犯人の普通の人間性に近い部分を垣間見ると、もしかしたらなにかのほんのきっかけで自分あるいは周りが加害者あるいは被害者になる可能性があると思うと空恐ろしくなります しかし最後の犯人の態度が某ホラー小説のサイコパス犯のようでちょっとゾクっとしました

Posted byブクログ

2019/10/12

そこまで言って委員会で取り上げられていたので、気になって購入。 死刑囚の言葉で引っかかったのは、大牟田四人殺害事件死刑囚の「腕に蚊がとまって血ぃ吸おうとしたらパシンて打つやろ。蚊も人も俺にとっては変わりない。」(裏表紙に記載)。 死刑囚(ほか)がテーマであるが、記者の活動内容...

そこまで言って委員会で取り上げられていたので、気になって購入。 死刑囚の言葉で引っかかったのは、大牟田四人殺害事件死刑囚の「腕に蚊がとまって血ぃ吸おうとしたらパシンて打つやろ。蚊も人も俺にとっては変わりない。」(裏表紙に記載)。 死刑囚(ほか)がテーマであるが、記者の活動内容にも焦点が当てられている(かえってそこの記載が多いのが、本書を手に取った当初の目的からずれているような気がする)。 ここから北九州監禁殺人事件(あまり報道されていなかった気がする)、著者の記載した「家族喰い 尼崎連続変死事件の真相」が気になったので読んでみることにしようか。

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2019/06/29

死刑囚との拘置所での面会。 いくつかの事件を収録しているが、夫々を貫く軸みたいなものはあまり感じない。筆者に軸はあるのだが、そこから見えてくるものは全部、別だ。 そういう意味では、これで何かを訴えられてる感じはしない。ただし、内容は貴重だと感じる。 こんなえげつない事件、報...

死刑囚との拘置所での面会。 いくつかの事件を収録しているが、夫々を貫く軸みたいなものはあまり感じない。筆者に軸はあるのだが、そこから見えてくるものは全部、別だ。 そういう意味では、これで何かを訴えられてる感じはしない。ただし、内容は貴重だと感じる。 こんなえげつない事件、報道されてたっけかってのが実感かも。

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2019/05/09

今更ながら胸の悪くなる事件ばかり。 どうしてこんな人間ができあがったんだろう。 人間ってホントに怖い。

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2019/03/31

殺人犯へのインタビューの記録が書かれていた本。殺人犯の人間性の片鱗を知ることができた。 さすがに知り合いにも殺人犯になった人はいないので、ニュースで出てくるような、殺人犯の人間性を知れる、珍しい本を読むことができた。 記者が殺人犯へ面会するときの気遣いや努力を知って、気苦労やス...

殺人犯へのインタビューの記録が書かれていた本。殺人犯の人間性の片鱗を知ることができた。 さすがに知り合いにも殺人犯になった人はいないので、ニュースで出てくるような、殺人犯の人間性を知れる、珍しい本を読むことができた。 記者が殺人犯へ面会するときの気遣いや努力を知って、気苦労やストレスを感じる仕事だと思った。デリケートな問題だけに緊張感を感じることができた。 想像通りだったが、殺人犯は倫理観が常人とはズレていて、身勝手な性格だと思った。でも、やっぱり人間だということも感じた。 理解し得ない相手なので、今後関わらないように生きていきたいと思った。

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2019/03/08

(多くの殺人事件はどれも似たようなものだが)奥行きのある事件、は少ない。やはり北九州市監禁殺人が凄惨だと思う。しかし、ザ殺人術に「詳しい」死体の解体方法は出ていなかったような気が。 一方で、「殺人とは魔の時が引き起こすのかもしれない」というのもわかる。 最近は長期の取材をさせ...

(多くの殺人事件はどれも似たようなものだが)奥行きのある事件、は少ない。やはり北九州市監禁殺人が凄惨だと思う。しかし、ザ殺人術に「詳しい」死体の解体方法は出ていなかったような気が。 一方で、「殺人とは魔の時が引き起こすのかもしれない」というのもわかる。 最近は長期の取材をさせてもらえる環境が少なくなった、という筆者の言葉に改めて考えさせられた。ノンフィクション不毛の時代になったのだなあ、と。

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2018/12/26

生まれ育ってきた国なのに自分の知らない部分がまだまだたくさんあることを痛感した。さらに、凶悪犯罪者になってしまう人々の生い立ちは私の生活では経験し得ないような内容が多く、この国で、この世界で起きていることとは思い難い部分がたくさんあった。

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