重版出来!(12) の商品レビュー
満を持して安井さんがWeb漫画誌を立ち上げる。 その名は「FLOW」! その投稿者にあの東江さんが・・・。 そして、伯クンにも新たな展開が。 安井さんの冷徹さは愛情の裏返し。 「FLOW」復活のために、いろいろと模索し、 布石を積み上げてきた感があります。 東江さんも安井さんとの...
満を持して安井さんがWeb漫画誌を立ち上げる。 その名は「FLOW」! その投稿者にあの東江さんが・・・。 そして、伯クンにも新たな展開が。 安井さんの冷徹さは愛情の裏返し。 「FLOW」復活のために、いろいろと模索し、 布石を積み上げてきた感があります。 東江さんも安井さんとの関わりで受けた経験を、実力へと変換。 それを応援する心ちゃん・・・安井さんが考えていた「若い人」の 更に先を見据えた企画書を出す。それを認める安井さん。 仕事人安井さんの情熱と有能さが発揮された、良い内容でした。 そして、伯クン。 キャラクターの弱さを考えて、ついに父に会いに行くが、 それがネームに詰まるという事態に。 見えない階段をどう昇っていくのか、虹をつかめるのか? 東江さんと伯クンの創作への対比。 キャラクターへの、作品への創作の苦悩を感じました。
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確かに仕事はできるけど、愛想が無くて冷たい感じの安井は、嫌いなキャラだったけど、最後に自分のセンスでは今の「若い人」に完全にコミットできないことを素直に認めて、東江さんの担当を黒沢に任せたことに感銘を受け彼を見直した。 知識だけでは同時代性を感じフォローすることはできない、と...
確かに仕事はできるけど、愛想が無くて冷たい感じの安井は、嫌いなキャラだったけど、最後に自分のセンスでは今の「若い人」に完全にコミットできないことを素直に認めて、東江さんの担当を黒沢に任せたことに感銘を受け彼を見直した。 知識だけでは同時代性を感じフォローすることはできない、という安井の言葉が自分に刺さる。自分のセンスが時代遅れになっていることを認めるのはなかなか難しいものだ。
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安井さん、めっちゃむかつくけど、 やっぱり仕事人や。 自分が働いてなかったら単に嫌なヤツで終わってたが、 実際、自分が働くようになったら、 優しいだけじゃダメだということも分かるようになった。 だから、理想は五百旗頭さんなのですが。 若い人を認めるのは本当はきっついこと。 でも...
安井さん、めっちゃむかつくけど、 やっぱり仕事人や。 自分が働いてなかったら単に嫌なヤツで終わってたが、 実際、自分が働くようになったら、 優しいだけじゃダメだということも分かるようになった。 だから、理想は五百旗頭さんなのですが。 若い人を認めるのは本当はきっついこと。 でも、それができる安井さんは、 やっぱり仕事人やね。
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熱い、熱い、作家、造り手達の闘い。 その周りの人々闘い。 しかし、web雑誌の題名発表シーンの熱いこと。涙出たわ。
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Web漫画誌FLOW立ち上げ。どんなに安井さんのやり方がずるくても、五百旗頭さんの言うようにグチを垂れ流して何かが変わるわけじゃない。黒沢が考えて考えて考えた企画書だからこそ、安井さんにも届いたのかな、と。『担当、黒沢心です!!』の一言にはなんか、ジーンときた。
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『進撃』とは逆に、こっちは見事に盛り返してきてる印象。最初5-6巻まではめちゃめちゃハマったけど、そこからちょっと中だるみ感を感じてた。けど、ここ数巻くらい、また当初のドラマ性をいかんなく発揮してきている。ずっと同じキャラで引っ張るのも面白くないけど、以前盛り上がった展開のときの...
『進撃』とは逆に、こっちは見事に盛り返してきてる印象。最初5-6巻まではめちゃめちゃハマったけど、そこからちょっと中だるみ感を感じてた。けど、ここ数巻くらい、また当初のドラマ性をいかんなく発揮してきている。ずっと同じキャラで引っ張るのも面白くないけど、以前盛り上がった展開のときのキャラを、改めて、もちろん最適のタイミングで登場させるっていうの、素晴らしい演出ですね。今回はそれが見事に活きてます。
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※このレビューにはネタバレを含みます
電子化にまつわる話。 今は紙から電子への過渡期で、まだ紙にこだわっている出版社や人も多い中、シフトしていこうと決めてやり通す安井さんはやっぱり仕事できる人ではあるのだなと思います。 電子書籍を読んでいて、たとえば大きいサイズのタブレットで横向きにして読んでいれば見開きも普通に大迫力で楽しめますが、 縦向きで1ページずつ読んでいればやはり見開きの意味はないですし 縦スクロールの漫画となると尚の事読み味が変わってきます。 縦ならではの演出ももちろんあるのですが、 現状ですと結局は電子書籍で人気が出たら書籍化してそこで稼ぐという図式になりがちなので いざ書籍化になったとき、縦スクロール寄りで描いた漫画は 大幅な直しが必要になります。 作者さんに負担がかかるので、このあたりもまだ難しい問題です。 そんな中でも電子書籍ならではの描き方を模索する高畑先生はやっぱり好きだなぁと思います。 黒沢さんも東江さんも成長している姿が見られて嬉しいですし、 中田さん自身の物語も動き出しそうで、辛いものに立ち向かう気持ちになれただけでもすごいですし 黒沢さんが近くにいて支えてあげてほしいなと思います。 続きが楽しみです。
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