狂い首 の商品レビュー
前回に引き続き、実話怪事記シリーズより狂い首。相変わらずの大ボリューム。話数が多いが読みやすくまとめられているため、苦痛は感じず、次が読みたいという欲求に駆られる一冊だった。怖い話、幽霊絡みの面白いは話など色々な話が凝縮されていた。 *** お気に入りの話は「乗務員」、「くし...
前回に引き続き、実話怪事記シリーズより狂い首。相変わらずの大ボリューム。話数が多いが読みやすくまとめられているため、苦痛は感じず、次が読みたいという欲求に駆られる一冊だった。怖い話、幽霊絡みの面白いは話など色々な話が凝縮されていた。 *** お気に入りの話は「乗務員」、「くしゃみ」、「インストラクター」、「河妻子」、「ギャルセン」、「虚ろのあるマンション」、「晒し野」。 この中で特に怖かったと感じたのは「インストラクター」、「虚ろのあるマンション」、「晒し野」である。 「インストラクター」はなぜ事前に言ってくれなかったのかという理不尽さを感じた一作。 「虚ろのあるマンション」と「晒し野」は背景の不明瞭さが不気味さと怖さを引き立てる一作だった。 いつも思うが、見えることを相手に悟られてはいけない系の話の事前に教えておけよ感は異常だと思う。
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