60歳からの新・幸福論 の商品レビュー
2022.8 当たり前だけれど共感できる人と自分とは考えが違うな、という人がいる。でも共通しているのは体が動かなくなったらそこが終点ということかな。そのためにいろんなことに興味を持って、そして動く、動けるように運動もするということが大切ですな。
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「60歳からの新・幸福論」、2018.12発行。13人の方々の「老い」についての本音が紹介されています。いくつかを挙げますと: ①曽野綾子(1931年生まれ)いろんな国を訪れたが、日本ほど素晴らしい国はない。世界最高 ②弘兼憲史(1947)子供が独立してからは自分ファースト。誰かの役に立つことが最高の幸せ ③志茂田景樹(1940)競争社会をリタイアしたら、自分自身との競争を ④荻原博子(1954)国民健康保険、介護保険、高額医療費制度→民間の保険は不要 ⑤近藤誠(1948)がんは見つけない。手術しない ⑥勢古浩爾(1947)通勤地獄から解放された喜び ⑦中村仁一(1940)老いと死に医療は無力。自然死(大往生)を妨げているのは医療と介護 ⑧菊池和子(1934)身体を動かせば脳も活性化する。
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作家、文化人、知識人など13人に聞いた後悔しない老後の心得。 人生後半戦をよく生きるには、何が必要で何が必要でないのか? 曽野綾子氏らが明かす日常生活と人生哲学。 孤独を愉しむヒント、老後の“常識"を捨て去る、「老い」と「死」に向き合う勇気 曽野:「無理な努力はやめて...
作家、文化人、知識人など13人に聞いた後悔しない老後の心得。 人生後半戦をよく生きるには、何が必要で何が必要でないのか? 曽野綾子氏らが明かす日常生活と人生哲学。 孤独を愉しむヒント、老後の“常識"を捨て去る、「老い」と「死」に向き合う勇気 曽野:「無理な努力はやめて、いい加減に生きるのがいいんです」 田原総一朗 僕にとっての「死」とは好奇心が湧かなくなり、仕事からも遠ざかること 弘兼:子どもが独立してからは「自分ファースト」で生きてみる! 志茂田景樹 競争社会を抜け出したら自分自身と向き合い、自分自身と戦うのが仕事 荻原博子 老後資金を投資でつくる人はバカです! 近藤 “悲惨な最期"を迎えないために「がん」は見つけない、手術しない 池田清彦 年を取っても楽しいと思えることで最終的に残るのは「人に褒められる」こと 勢古浩爾 定年後の「~しなさい」という圧力にうろたえてはいけない 鈴木秀子 「老いる」とは“生きる知恵"を深める大切な時期 中村仁一 「老い」と「死」に医療は無力。60歳を過ぎたら死と向き合う 中島義道 なんらかの形で「死を納得すること」が最後の課題 菊池和子 最期まできちんと生きたいから、身体を動かし続ける 内海桂子:年齢はもう100歳に近いけど「老後」という考えはない
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その道のプロが、現役の状態で語る言葉には、とても重みがあります。何人かの方が延命治療をしないという意見で、いろいろ考えさせられました。今を大切にして生きていきたいと思いました。
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