働く女子と罪悪感 の商品レビュー
たまたま図書館で目にして手に取った本。2018年発行なので、やや世の状況が古い感じはあるが、メディアでよくお見かけする浜田敬子さんのキャリアの遍歴や葛藤がよくわかった。 子育てと仕事を両立したい場合には、0か100かしかなかった時代。そんな先輩がいるから困るという後輩世代。私は...
たまたま図書館で目にして手に取った本。2018年発行なので、やや世の状況が古い感じはあるが、メディアでよくお見かけする浜田敬子さんのキャリアの遍歴や葛藤がよくわかった。 子育てと仕事を両立したい場合には、0か100かしかなかった時代。そんな先輩がいるから困るという後輩世代。私は今、その間のアラフォー世代だ。私もどちらかと言えば、子どもが保育園に行ってる間は仕事に集中して子どものことは帰りの電車に乗るまで頭に浮かばないくらいの働い方をしていたので、浜田さんの気持ちはよくわかる。預けていることへの罪悪感がないことへ、罪悪感を感じる時もある。 でも考え方、働き方、キャリアの築き方、子育ての仕方は人それぞれ。何が正解かは、わからない。なので、自分が面白いと思える選択肢を選んでいきたいなと思う。自分の選択を、子どもの、周りのせいにしないために。
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浜田さん、すごい働くなー。この世代の方々が生き抜いて、切り拓いてくれたからこそ、今の世代の女性がゆるく働けるんだと思う。浜田さんも内心、若い世代のぬるい働き方にイラッとされることもあるようだけど、それを押し付けず、新しい働き方や業務の進め方、設計に取り組まれようとされてきたことが...
浜田さん、すごい働くなー。この世代の方々が生き抜いて、切り拓いてくれたからこそ、今の世代の女性がゆるく働けるんだと思う。浜田さんも内心、若い世代のぬるい働き方にイラッとされることもあるようだけど、それを押し付けず、新しい働き方や業務の進め方、設計に取り組まれようとされてきたことが尊敬できるなと思った。 また、個人の正義と、「会社というモンスター」の正義の違いに、中間管理職が狭間で悩まされるということは今の自分の悩み、葛藤にもフィットした。組織/ビジネスとして目指すことが、いつも個人一人一人の希望とフィットはしない。自分なら、自分を押し殺して踏み絵を踏むのか?そもそも踏み絵を踏んでまで、仕事、組織を通じて成し遂げたいことってなんだっけ?今の組織で同じように板挟みにあっていたので、そう考えた。
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今の世代のワーママの役に立つライフハック的なことを期待していたため評価は低め。ただ一人の働く女子のモデルケースとして参考になった。
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なんで、上の世代はもっとNOと主張しといてくれなかったんだろう。。。と日々不満に思っていたが(笑)。しかし、それぞれの時代に精一杯なのは今も同じだなと、少し不満が和らいだ。 先輩達ががむしゃらに食らい付いてくれたから、やり易くなった部分もある。 少しずつ変えてくしかないし、良くす...
なんで、上の世代はもっとNOと主張しといてくれなかったんだろう。。。と日々不満に思っていたが(笑)。しかし、それぞれの時代に精一杯なのは今も同じだなと、少し不満が和らいだ。 先輩達ががむしゃらに食らい付いてくれたから、やり易くなった部分もある。 少しずつ変えてくしかないし、良くする為にはどの世代も、その世代の場所から頑張るしかない。
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仕事が人生のすべてではないけれど、仕事の本当の面白さを知ると「やりがい」を感じるのはたしかだと思います。 印象に残ったのは、「社会で起きていること、社会の構造を知らなくて損をするのは自分達」という文章。
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仕事をしているとモヤモヤすることが沢山ある。 そんな時にどうしたら楽になるか、先輩が教えてくれたような感じだった。 『役職が前提のネットワークは、その人こその役職を離れてしまえば途切れてしまうことも多い。だが、利害関係のない、ただ「面白いことを一緒にやろうよ」と集まった横のネッ...
仕事をしているとモヤモヤすることが沢山ある。 そんな時にどうしたら楽になるか、先輩が教えてくれたような感じだった。 『役職が前提のネットワークは、その人こその役職を離れてしまえば途切れてしまうことも多い。だが、利害関係のない、ただ「面白いことを一緒にやろうよ」と集まった横のネットワークは意外と強い。』 という言葉を忘れないようにしたい。
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ニ度目の読了。初版当初(3年強前の2018年)と、現在で自分の状況や考え方が変化しているので、読み応え、気付きや読み耽り感が異なった。 浜田さんの本音と人間味が溢れる前半と、後半の国保さん、篠田さんとの対談が染みた。 一つ気になる点は、題名。本前半部分に対する部分も敬子姉さん(心...
ニ度目の読了。初版当初(3年強前の2018年)と、現在で自分の状況や考え方が変化しているので、読み応え、気付きや読み耽り感が異なった。 浜田さんの本音と人間味が溢れる前半と、後半の国保さん、篠田さんとの対談が染みた。 一つ気になる点は、題名。本前半部分に対する部分も敬子姉さん(心の中で勝手にお呼びしている馴れ馴れしい私)の働きブリや“らしさ”を表す・示す表題がある方が読み手が広がる様な気がした。 いつか、持参し直筆サインを貰いに行くのが夢☆近々文庫化されるそう❢ コチラに詳しく関連投稿済!! 『働く母であることに罪悪感はない』 https://note.com/ruly_yasuka/n/nf146eff4e7f9 『働く女性の臨界点』 https://note.com/ruly_yasuka/n/n93f307940a34
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雑誌アエラの元編集長がどのようにして働いてきたかが書かれた本。他業界でキャリアを積まれた女性がどの様な状況の中で何を思い働いてきたかを知ることは非常に興味深い。男女雇用機会均等法世代とミレニアル世代の価値観対比も新たな示唆をくれた。
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感想 「おわりに」までは★1にしようと思ったけど、 おわりに読んで、わたしの会社の上司さんの20個上くらいのひとたちが、休みいらないと言って、楽しそうに死ぬほど働く理由が少しわかった。その理解不能な世代がどういう気持ちで働いてきたのかはわかった。 すべては多様性と歩み寄りが大事だ...
感想 「おわりに」までは★1にしようと思ったけど、 おわりに読んで、わたしの会社の上司さんの20個上くらいのひとたちが、休みいらないと言って、楽しそうに死ぬほど働く理由が少しわかった。その理解不能な世代がどういう気持ちで働いてきたのかはわかった。 すべては多様性と歩み寄りが大事だから、この世代をわたしみたいなゆるい世代が排除したり責めずに理解する気もちが必要
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