MaaS の商品レビュー
世界のMAASの概要がまとまった本。 注目されている分野なので手に取ったが、あまり関心は持てなかった。
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Mobility as a Service入門本。基礎から説明してくれるのでライドシェアと区別が付いていないレベルの理解だった自分でも読み進められ、非常に勉強になったと同時にむちゃくちゃ面白かった!交通サービスを統合アプリ化して便利にするだけでなく脱マイカー依存を促すことによる...
Mobility as a Service入門本。基礎から説明してくれるのでライドシェアと区別が付いていないレベルの理解だった自分でも読み進められ、非常に勉強になったと同時にむちゃくちゃ面白かった!交通サービスを統合アプリ化して便利にするだけでなく脱マイカー依存を促すことによる都市の最適化までも含む概念だったのか。交通版Netflixとはなるほど上手いキャッチコピー。
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24 最近はやりのMaaS!おもろかったぁー 「Mobility as a Serviceとは、マイカーという魅力的な移動手段と同等か、それ以上の魅力的なモビリティサービスを提供し、持続可能な社会を構築していこうという全く新しい価値観やライフスタイルを創出する概念である。」
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モビリティ社会で実現されようとしているのが、「MaaS(Mobility as a Service、マース)」です。 一口で言うと、「あらゆる交通手段を統合し、最適化を図った上で、マイカーと同等か、それ以上に快適な移動サービスを提供する」概念です。 例えば、旅行に行く際に、行き先...
モビリティ社会で実現されようとしているのが、「MaaS(Mobility as a Service、マース)」です。 一口で言うと、「あらゆる交通手段を統合し、最適化を図った上で、マイカーと同等か、それ以上に快適な移動サービスを提供する」概念です。 例えば、旅行に行く際に、行き先に何時に着きたいか、スマホの専用アプリで検索。アプリを通じて予約すると、指定の時間に自宅に迎え(将来は自動運転車)がきて、最寄りの駅からターミナル駅へ向かい、そこで新幹線に乗り換え、目的地の駅に着けば、そこで迎えの車が待機している。これがアプリ一つで決済まで可能になる。そんな世界です。 そんな未来予想図をわかりやすく書いているのが本書です。 自動車業界がどのような方向に向かっているのか、理解と思考を深める一冊と言えます。 ぜひ読んでみてください。
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依然として様々な問題が残る交通という一大産業において、タクシー・レンタカー/シェアリングカー・バス・自転車・電車等の様々な交通手段の情報取得・予約・決済等を統合し、ユーザにとって最も最適な交通手段を提示することを目指すMaas=Mobility As A Service。本書は現...
依然として様々な問題が残る交通という一大産業において、タクシー・レンタカー/シェアリングカー・バス・自転車・電車等の様々な交通手段の情報取得・予約・決済等を統合し、ユーザにとって最も最適な交通手段を提示することを目指すMaas=Mobility As A Service。本書は現在手に入る関連書籍の中で最もこの概要をよく説明する一冊である。 自動車というと、とかく近年は自動運転の話ばかりがクローズアップされる。しかし、自動運転の導入を待たなくても、解決されるべき交通のペインポイントは多々あるということを再確認した。
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海外事例から国内でMaaSについてまとめられた分かりやすい内容。現在鉄道事業者で色々な取り組みがスタートしており、web でもいいので追記や改訂版を出してほしい。 この本に書かれてる取り組みは、1年後には大きく変化してそう。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
平成最後の大晦日が終わり、オリンピックの大河ドラマが始まり、何かと時代が変わるようなザワザワ感。 Maasは都市にかかわる大きなプラットフォーム 個人向けのサービスパーソナライズ 複数の企業による産業の統合による最適化 それによって行われる場所やサービスの再定義 かつて自動車産業は高度成長期に日本の経済発展を支え、もはや一人1台車を持っている、というところまで普及し、世界にも評価されている。 でもその産業は交通渋滞や公害などの側面ももたらし、そして人口減少社会の中で飽和している。 次のブレイクスルーが、ソフト産業や海外でなく、「モビリティ大国」としての日本がリードできるように、そんな気持ちになりました。
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【読了】MaaS あなたのポケットに全ての交通を。 2030年に1兆ドルの市場規模。 スイスレールパス(スイス国鉄)は、インバウンド向けMaaS MaaS推進には行政の支援、コミットが必要。 MaaS論文。2025年までにマイカーがなくても困らない暮らしをヘルシンキ(フィ...
【読了】MaaS あなたのポケットに全ての交通を。 2030年に1兆ドルの市場規模。 スイスレールパス(スイス国鉄)は、インバウンド向けMaaS MaaS推進には行政の支援、コミットが必要。 MaaS論文。2025年までにマイカーがなくても困らない暮らしをヘルシンキ(フィンランド)で実現する。 MaaSの導入は地域経済の振興を実現する。 地域経済に付加価値の源泉を取り込む(キャッシュポイントを地域内につくる)からだ。 フィンランドで発達した理由は、自国の経済園にお金を落とすため。自動車産業がないフィンランドではマイカーという生活スタイルは国外への資金流出を意味する。 一人当たりの支出項目で住宅の次に大きいのがモビリティ関連の支出。 一方、モビリティ関連の支出の85パーセントは車の保有コスト。 未来投資戦略会議2018 MaaSは、①交通物流の課題解決②都市の競争力向上③新しいまちづくり④公共交通のスマート化を達成する手段 日本は、マイカーのライフスタイルが浸透した結果、歩いて楽しくて移動に困らない街になっていない。(外出率が低い) 大阪府 ∟誰に向けたMααSサービスか? MaaSによるデータの蓄積と活用 都市計画や交通計画、道路計画に活かせる。 リフト:自社の保有データを公開 ディディ:交通大脳 MaaSで何が変わるのか? 1.車に依存しない移動の自由 2.人間中心のまちづくり(+データを活かした都市計画) 3.これらを通じて経済的に繁栄できる MaaSオペレーターに必要なAPI 時刻表API 運行情報API 経路検索API 車両位置情報取得API 混雑状況API 予約情報取得API 予約決済 個人認証
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自動車関連の仕事をしており、MaaS(Mobility as a Service)と言う言葉を聞かない日がない昨今、課題意識を持って、本書を読了。 ★何に気づき・何を学んだか? 1. MaaSの概念 本書ではMaaSの概念を下記の通り定義。 改めて言語化してもらえたのはあり...
自動車関連の仕事をしており、MaaS(Mobility as a Service)と言う言葉を聞かない日がない昨今、課題意識を持って、本書を読了。 ★何に気づき・何を学んだか? 1. MaaSの概念 本書ではMaaSの概念を下記の通り定義。 改めて言語化してもらえたのはありがたい。 「MaaSとはマイカーと言う魅力的な移動手段と同等か、それ以上に魅力的な交通サービスを提供し、持続可能な社会を構築していこうという全く新しい価値観やライフスタイルを創出していく概念」 上記にある通り、MaaSの発展は移動手段の改善に留まらず、より住みやすい街・社会を構築し、新たなライフスタイルを提供することまでを包括する。 2. モビリティプラットフォーマーの座を誰が勝ち取るかが重要 MaaS等のことを考える際はUberや自動運転等のサービスを思い浮かべがちだが、重要なのはそれらの一つ一つのサービスではなく、そのサービスをまとめるプラットフォームである。 「あそこに行きたい。」となった場合に、プラットフォーム(アプリ)に目的地を入力する。そして、そのプラットフォームが目的地に移動する場合の最適ルートを提示してくれる。その最適ルートの中に鉄道やバス、Uberなどのタクシー配車や自転車シェア、自動運転サービス等が含まれる。 その全ての予約や支払いは全てそのプラットフォーム上で行われるので、キャッシュレスである。 上記のようにモビリティーサービスを統括するプラットフォーマーが今後のMaaSが発展する上での最重要プレーヤーであり、誰もがこの座を狙っている。 3. 結局は顧客のニーズをどのように満たすかを考え、サービスに落とし込むことが重要 誰もがMaaSが発展することによる明確な未来を読めない状態ではあるが、大切なのはやはり顧客のニーズを満たすサービスを提供できるかどうか。 これはどれだけ時代が進んでも、技術が進歩しても、ブレてはいけない部分。 顧客のニーズを満たし、幸せにしたプレーヤーが生き残るはず。 それに改めて気付かされた。 私個人としては車の販売店が今後どのような役割を担っていくのかを考えながら、プレーヤーとしての生き残り戦略を模索していきたい。
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有識者4名によるMaaS解説本。おそらく現時点での最高峰。 特定の事業者からのまなざしに偏らず、都市・地方部の課題や技術革新とともに欧米でどのような地殻変動が起こっているか、日本との違いは何か、などMaaS周辺の知見が満載されている。 民間の公共交通が多数存在する特殊性、 自...
有識者4名によるMaaS解説本。おそらく現時点での最高峰。 特定の事業者からのまなざしに偏らず、都市・地方部の課題や技術革新とともに欧米でどのような地殻変動が起こっているか、日本との違いは何か、などMaaS周辺の知見が満載されている。 民間の公共交通が多数存在する特殊性、 自動車産業の強さ。 翻って、地方部は自動車中心のまちづくりから公共交通の衰退が発生し、高齢化社会を迎えた今問題を抱え、課題先進国となった日本。 欧米の物真似ではなく自分たちの課題と向き合い、個別事業者に閉じず連携していくことでBeyond MaaSの世界が見えてくるという点は説得力があり、またこの国の将来に希望を感じさせてくれるものだった。
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