ダンシング・マザー の商品レビュー
「ファザーファッカー」が義父に性的虐待されている娘の話だったが、こちらは虐待する夫を持つ妻の方のお話。もちろん実際に虐待している父親が一番悪く、黙認している母親も悪いのだが、母親の人生を見ていると、この人も孤独でさみしかったのだなあ、と思ったりした。
Posted by
内田春菊の自伝的小説。 『ファザー・ファッカー』は未読だが、義父に犯される娘とそれを見てる母親という実に難しい話だった。
Posted by
優秀な我が子に対して親が「私の遺伝子のおかげで頭が良いのに、なぜこの子だけが良い思いをするのか」と嫉妬する地獄。 親の気持ちがよくわかった。この本が読めて本当によかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ファザーファッカーを母目線から書いた小説。 これを読むとこの母親も母親なりの言い分があった? とも思えるけど、養父に娘を差し出すなんて絶対、どんな理由があってもだめでしょう。 手先が器用でダンスもプロ並みに上手くて、その遺伝子が静子(内田春菊)に受け継がれたんだろうけど、男運のなさはは致命的。 これが実際、内田春菊の身の上に起きたと思うとよくぐれずに自殺もせずに立派に自立したなと思わずにいられない。
Posted by
ファザーファッカー、私たちは繁殖しているを読んでいるので、大まかなことは知っているのですが、今の時代にこう改めて読むと本当に壮絶。少女目線というよりもエゴな母親目線なストーリーかな。こんなこと絶対あってはならないのに、今の時代でもそういう鬼畜な親は存在していて、かなしくなるし、何...
ファザーファッカー、私たちは繁殖しているを読んでいるので、大まかなことは知っているのですが、今の時代にこう改めて読むと本当に壮絶。少女目線というよりもエゴな母親目線なストーリーかな。こんなこと絶対あってはならないのに、今の時代でもそういう鬼畜な親は存在していて、かなしくなるし、何より春菊さんはそれを糧にして生活して今もがんと闘っている。立派な方だなー
Posted by
【あの衝撃作から二十五年、鬼母降臨!】養父による性的虐待を描いた自伝的小説「ファザーファッカー」。四半世紀を経て、今度は母の視点で凄絶な過去を見つめ直す力作長編。
Posted by
- 1
- 2