ちどり亭にようこそ(4) の商品レビュー
最終巻。 すごく心に響いた。 特に花柚さんと永谷さんの結婚お披露目の場面が、とても幸せで、なんだか泣きそうになった。 彗くんの料理の工夫、そして「自分がそうしたいと思った時、いつでも差し出せる知識と技術がある」と言う言葉。 ジーンときた。 自分もそうありたいと思う。 それにして...
最終巻。 すごく心に響いた。 特に花柚さんと永谷さんの結婚お披露目の場面が、とても幸せで、なんだか泣きそうになった。 彗くんの料理の工夫、そして「自分がそうしたいと思った時、いつでも差し出せる知識と技術がある」と言う言葉。 ジーンときた。 自分もそうありたいと思う。 それにしても、毎回毎回、お弁当の美味しそうなこと。 そしてどれもこれも自分でも作ってみたくなるのは、本書の一番の魅力だな。 ラストの番外編もニヤニヤが止まらない。 うん、とても良いシリーズだった。 これこそ優しい物語だと思う。
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シリーズ最終巻に相応しい大団円で気持ちがほっこりなりました。面白かったです。 本当に、気難しい人物はいるけれど、心底悪人が出てこないのでほっとします。 料理も美味しそうだし、作るポイントも良いし、作る人物たちの心持ちも素敵です。こんな気持ちで料理出来たら……がんばるしかない。 「人の幸福を願っても、自分の何かが減るわけじゃないのだから、たくさんたくさん願えばいい」 「自分がそうしたいと思ったとき、いつでも差し出せる知識と技術がある」…これは目指したい生き方です。 とても良いシリーズでした。
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お弁当は、作った人のいないところで開けられるもの。 それは手紙に似ている。 開けられた瞬間を思う… どんな気持ちで味わうだろうと思う、ちょっと胸が苦しくなるような思いがある。 また、遠く思いを乗せて運ばれるそれは、旅の無事を祈る御守りでもあって… シリーズ完結編。 料理が出来な...
お弁当は、作った人のいないところで開けられるもの。 それは手紙に似ている。 開けられた瞬間を思う… どんな気持ちで味わうだろうと思う、ちょっと胸が苦しくなるような思いがある。 また、遠く思いを乗せて運ばれるそれは、旅の無事を祈る御守りでもあって… シリーズ完結編。 料理が出来なかった人、訳あって料理が苦痛になってしまった人に、「肩の力を抜いて、料理を楽しんで」そして健やかに生きて。大切な人を美味しいもので幸せにしてあげて、というメッセージを送る作品でした。 彗太が料理に目覚める物語であり、彗太視線で語られる物語でもあるが、ちどり亭の店主・花柚さんの、幼い頃からの恋が長い時間をかけて、数々の障害を乗り越えて成就する物語でもあった。 花柚さんのこれまでに、古都の旧家に生まれた難しさを思う。 日本が世界に誇れる伝統文化を数多く残す京都。 自分たちが国の文化と思って大切にしているものを、人生を掛けて守っている人たちがいるのだなあ…と、そっと感謝。 15.閉塞成冬(そらさむく ふゆとなる)、「冷や飯食い」と彗星の夜 冷えた白飯をなんとか美味しく食べてもらうには? 16.麋角解(さわしか つのおる)、松風焼きと年の暮れ 縁起ものを送ることは、相手の幸せを願うこと。 17.東風解凍(はるかぜ こおりとく)、脅迫状と味卵 ちどり亭のブログに「ブログをやめろ」という脅しのメッセージが届くようになる。 意外な犯人と、花柚さんが差し伸べた手とは? 18.桜始開(さくら はじめてひらく)、サムシングパープルと幸福な日 家のための結婚式とは別に、親しい人たちを招いて、結婚報告を兼ねた食事会を開く。 みんなのために作る、お店の料理と、顔が見える「だれか」のために作る料理は違う。 【番外編】 16歳の永谷氏と、中学生の花柚さん、兄の公篤さん。 大人になるための試練が始まる少し前のこと。
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ちどり亭シリーズの最終章とでもいう一冊。 総一郎の思いもわかって満足しました。 いわゆる料理本ではなく、写真はおろかイラストの一つもないけれど、文章で味が想像できる表現が大好き。 何品か作ってみたいと思う。
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シリーズ最終巻! ちどり亭の店主・花柚と総一郎の結婚式まで、あと数ヶ月。平穏な日々が続くかと思われたある冬の日、意外な人物がちどり亭を訪れる――。 これぞ大団円!という巻だったなぁ。 今回も、味も見た目も美味しそうな料理がたくさんでお腹がすく。笑 今まで知らなかった縁起物のことが学べて良かった。 六つの瓢箪で「六瓢」=「無病」 九頭の馬で「万事馬九(うまく)いく」など。 嬉しい番外編は、総一郎目線。 総一郎と花柚の初デート~思い出のお弁当の話。 総一郎さんのお礼状ににやにやしてしまった♡ 「毎日喜びを与えてくれる貴女を妻にした幸福を、生涯忘れず、良き夫であるよう精進する所存です。」 なんて書かれたらたまらないね! 最終巻なのに、いつものようなカラーイラストがないのが残念。。 2021.3再読 花柚さんがお弁当に添えた手紙の返事に「可愛い奥さんへ」と書く永谷氏…!想像できん!笑 彗太のお父さんお母さんポジションの永谷氏と花柚さんがほほえましい。 結婚披露パーティがちょうど今の時期(春分あたり)で、想像しやすくて良かった。 結婚式行きたいなー! 花柚さんたちが作ったウェルカムフードがおいしそうで、せめてイラストで見てみたかった…! 前の感想にも書いたけど、なんで最終巻なのにカラーイラストないの…。
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シリーズ最終巻 続いて欲しい気もするけど、腹八分目の様な終わり方が腑に落ちる読後感。説明がくどくどしていないのに、仕事が丁寧だと感じる描写が素敵でした。 いつか彼の活躍がどこかでチラッと見えるといいなぁ。
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シリーズ第4弾、最終巻。 京都の小さなお弁当屋さんが舞台で、店主とその婚約者、身内、主人公のアルバイト学生の周りで起こる日常の出来事をお弁当を絡めて書いた物語。 ライトノベルでさらっと読める。 料理の基本が載っているので、読んでるうちにご飯を作る小さなコツを知れてお得。 ラスト...
シリーズ第4弾、最終巻。 京都の小さなお弁当屋さんが舞台で、店主とその婚約者、身内、主人公のアルバイト学生の周りで起こる日常の出来事をお弁当を絡めて書いた物語。 ライトノベルでさらっと読める。 料理の基本が載っているので、読んでるうちにご飯を作る小さなコツを知れてお得。 ラストの短編のみ、花柚の婚約者の永谷視点で書かれている。
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終わってしまったー。 最終巻らしい素敵な本だった。彗の花柚に対する気持ちがとても綺麗で優しい。 食でみんなを幸せにって素敵だなぁ。 いつも思うけど、七十二候って本当に良いものだと思う。 いろんな事を教えてくれた本作に感謝。 そして巻末にある、番外編もとても良かった。
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【花柚と総一郎の結婚式は無事に開かれるのか!?】 ちどり亭の店主・花柚と総一郎の結婚式まで、あと数ヶ月。平穏な日々が続くかと思われたある冬の日、意外な人物がちどり亭を訪れる。 品のいい和服を着て、毅然とした印象のおばあさん――総一郎の祖母・咲子だった。 「バイトの彗太に、こ...
【花柚と総一郎の結婚式は無事に開かれるのか!?】 ちどり亭の店主・花柚と総一郎の結婚式まで、あと数ヶ月。平穏な日々が続くかと思われたある冬の日、意外な人物がちどり亭を訪れる。 品のいい和服を着て、毅然とした印象のおばあさん――総一郎の祖母・咲子だった。 「バイトの彗太に、この店を継ぐだけの力があるか確認したい。その力がないと判断すれば、花柚に店をやめさせる」と言う咲子に、花柚は慌てる。 しかし固い決意のもと、彗太は彼女ために一週間、お弁当を作ることになる……。 大団円となるのか――?
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