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いつか深い穴に落ちるまで の商品レビュー

3.1

33件のお客様レビュー

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2019/03/05

地球の裏側(ブラジル)まで穴を掘り、日本とブラジルを行き来出来るようにする壮大な物語。 日本からブラジルに向かおうとした時、途中までは落ちるんだろうけど、途中からはたぶん落ちれなくなるのかな?とか。上に上がらなきゃいけなくなるよね。とか。 どっから上に上がらなきゃいけなくなるん...

地球の裏側(ブラジル)まで穴を掘り、日本とブラジルを行き来出来るようにする壮大な物語。 日本からブラジルに向かおうとした時、途中までは落ちるんだろうけど、途中からはたぶん落ちれなくなるのかな?とか。上に上がらなきゃいけなくなるよね。とか。 どっから上に上がらなきゃいけなくなるんだろう?その境界線は? そんな疑問に包まれだしたラストであった。 丸い地球に穴を開ける。よくよく考えてみると不思議である。 接待?のため温泉に行ったり、仕事なのにディズニーランドでデートしたり広報係の一夫くんの仕事がとても羨ましかった。

Posted byブクログ

2019/02/15

広報係である主人公が書いた記録というせっていの文章なので、淡々と話が進む しかし、ところどころ、えっ?と止まってしまう表現が出てきて面白い その淡々とした感じでの最後がなにより面白い

Posted byブクログ

2018/12/10

日本-ブラジル間・直線ルート極秘開発プロジェクトを描いた文芸賞受賞作。ネットで見ても絶賛に近い評価を受けている作品です。 「地球には灼熱のマグマも無く、ブラジルでは地上から空に向かって重力が働いているらしい。(中略)この作品の『呆気にとられる』ほどの可笑しさを楽しむことといたしま...

日本-ブラジル間・直線ルート極秘開発プロジェクトを描いた文芸賞受賞作。ネットで見ても絶賛に近い評価を受けている作品です。 「地球には灼熱のマグマも無く、ブラジルでは地上から空に向かって重力が働いているらしい。(中略)この作品の『呆気にとられる』ほどの可笑しさを楽しむことといたしましょう。」そんな書評を見て興味を持ちました。 しかし、私は全くダメでした。 三崎亜記さんや栗田有起さんのような突拍子もない設定の作品は大好きなんですけどね。なぜでしょう。 地球の構造や重力などの物理法則を無視するだけでなく、色んなエピソード、例えば広報するあてもなく、プロジェクトの中身を見せてもらえない広報係、そんな広報係に接触する海外の要人やスパイ、そういったもの全て必然性が無く。まあ、それがこの本の特長である「真顔のユーモア」「壮大なホラ話」なんでしょうけど。「なんで??」ばかりに頭が行って、笑えませんでした。やっぱり私は基本理系頭なんですかね。 ちなみに、この本を借りた時に「これは私が読まなきゃいけない本でしょう」と家内にタイトルを見せたら爆笑してました。常々家内が言うのです。「あなたは私が堀った(結婚と言う)深い穴に落ちゃったんだから観念しなさい。」と。

Posted byブクログ