知ってはいけない(2) の商品レビュー
残念ながら、世の典型例に違わず、イマイチなパート2。 密約告発本?暴露本?日本を売った政治家本? 「こんな事があった、あんな事があった!とんでもない!」のオンパレード。もっと読者の事を考えて、分かりやすいだけでなく、日本人として何をすべきなのかの具体的提案が欲しい。
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様々な密約のもとにある日米安保体制、戦犯である岸信介がなぜ8年で首相の座に上り詰めたのか? CIAからの巨額資金はどのように送られてきたのか?全自衛隊の米軍共同使用計画、在韓米軍の撤退問題、富士山にある米軍基地、 軍事主権の放棄、日米安保には指1本触れるな、憲法9条には指1本触...
様々な密約のもとにある日米安保体制、戦犯である岸信介がなぜ8年で首相の座に上り詰めたのか? CIAからの巨額資金はどのように送られてきたのか?全自衛隊の米軍共同使用計画、在韓米軍の撤退問題、富士山にある米軍基地、 軍事主権の放棄、日米安保には指1本触れるな、憲法9条には指1本触れるな、日米安保堅持と護憲、日米同盟、主権なき軍事的従属体制、さえ続けていけば日本の安全は守られるのだ。一切の軍事力を持たずに国を守れ。軍事主権の放棄とは、戦争をする権利の放棄であると同時に、戦争をしない権利の放棄でもある。 比核三原則を国是として、日本に核兵器は存在しない、と正式に表明し信じ込まされていた事は何などなのだろうか?そんな事はないだろう、アメリカ軍が核を外して日本に来る、米軍基地に核兵器が存在しない、などの様々な論議は一体何だったのだろうか?
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1を読んでないのにいきなり2から読みました(図書館は待つので買いに行ったら、地元の小さな本屋さんには2しかなく)。条文の文章とか、自分のような粗雑な頭にはなかなか(丁寧に説明されてても)入らず、箇条書きも苦手。前半は何度も中断しました。それでも頑張って読み続け、後半から次第に入り...
1を読んでないのにいきなり2から読みました(図書館は待つので買いに行ったら、地元の小さな本屋さんには2しかなく)。条文の文章とか、自分のような粗雑な頭にはなかなか(丁寧に説明されてても)入らず、箇条書きも苦手。前半は何度も中断しました。それでも頑張って読み続け、後半から次第に入り込めましたが、今度は別な意味で読むのがつらくなり…(70年前に戻って、日本はやり直せれば…とかため息ついたり)。でも最後まで読んでよかった。見てはいけないと言われるほど見たくなるのが人間。このタイトルはスリリングで秀逸ですね。「あとがき」にはウルっときました。
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書きぶりが少々あざとい気もするし、若干推理も入り込んでるけど、外交文書を中心とした公文書管理の問題点の指摘あり。
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力作である。著者は現在日本が軍事主権を放棄した状態にあることを証拠立てて説明している。この事実を理解した上で、「右派も左派も、それぞれの楽園から出なければならない」(290頁)と説くが、その通りである。厳しい現実から目をそらしてはならない。多くの人に読んでもらいたい。 ただし、2...
力作である。著者は現在日本が軍事主権を放棄した状態にあることを証拠立てて説明している。この事実を理解した上で、「右派も左派も、それぞれの楽園から出なければならない」(290頁)と説くが、その通りである。厳しい現実から目をそらしてはならない。多くの人に読んでもらいたい。 ただし、272頁で韓国の文大統領の外交を賞賛しているのは見当外れであり、星ひとつ減じて星4つとする。
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日米密約に関して、日本側の問題点を解説。 記録を体系的に残さず、継承しないことによる悪影響は、非常に大きい。
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本の内容は実に興味深いが、これが事実としたら、本当に呆れる。密約とは言え、国家間の合意事項に対する政治家や官僚の誤解が迷走の元になっていると受け止めた。
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前作よりは興味を持って読めた。タイトルの真意は、知らないで生きていくほうが精神衛生上、都合が良い。ということだと解釈した。知っていても今の生活が豊かになるようなデーではないから。
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岸信介 密室の汚い仕事はすべて親友(藤山愛一郎)にやらせ、うまくいったらその親友を濾過器として捨て去り、自分はきれいな水だけ飲む。この岸の満州仕込みのテクニックこそが、安保改定後の日本社会において巨大な情報の断絶を生み、外交の大混乱を引き起こした最大の原因となっている 富士の演...
岸信介 密室の汚い仕事はすべて親友(藤山愛一郎)にやらせ、うまくいったらその親友を濾過器として捨て去り、自分はきれいな水だけ飲む。この岸の満州仕込みのテクニックこそが、安保改定後の日本社会において巨大な情報の断絶を生み、外交の大混乱を引き起こした最大の原因となっている 富士の演習場 事実上米軍基地 書物が焼かれるとこでは、やがて人間も焼かれるようになる ハイネの戯曲 アルマンゾル 立花隆 文明の逆説 ローマ帝国は権力、富、快楽にたいするあくなき追求をよしとすることの上に立てられた帝国だった。しかし、衰退期には、その同じものが、社会を解体させ、帝国を崩壊に導いた。はじめ成功をもたらしたものが、やがて失敗を導くようになり、はじめ良しとされていたものが、やがて悪しきものにとかわる。ここに歴史の弁証法がある 日本がなぜまったく報復攻撃を受けなかったかといえば、それは日米安保や憲法9条のおかげというよりも、むしろそられの戦争におけるアメリカの交戦国が、いずれも、日本にとどくようなミサイルや爆撃機をまったくもっていなかったからといったほうが、現実に近かった 文明の逆説 死ぬのは文明であって人類ではない。そして、一つの文明の死は、同時にもう一つの文明の誕生となる。ひとつの文明の成功の条件が、同時にその文明の失敗の条件になるおという逆説のように、一つの文永の死の苦しみは、同時に 別の文明の生みの苦しみになるというもう一つの文明の逆説もまたあるのだ
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