50%のユーレイ の商品レビュー

長山新(著者)

2024/07/06

まさかのラストに涙が止まらない。
って、本の背表紙に書かれていたが、そこまでは感動せず。
設定としては面白いなーと思いつつも、主人公と男の子とが縁を結んでいる過程が、しっくりこず。。
もう少し惹かれ合う様子が書かれていても良かったのでは？って思っちゃう。

ユウレイのように、自分の存在を消すことでしか生きていかれなかった子が、ユウレイを卒業する成長過程が描かれているけれど、かなりファンタジー。
え？そこに飛ばす理由あった？と、思えてしまう部分も。。。

2022/10/28

忘れた自分を取り戻すため。
混乱の原因は分かったが、それを解明するまで存在を信じ続けたのは凄いことなのでは。
相手の気持ちを勝手に軽く解釈し、自分の都合よく扱うなど最低過ぎるだろう。

2021/08/13

とても面白かったです。描写がわかりやすく、序盤から世界観に惹かれ、サクサクと読むことが出来ました。結末はあっと驚くものではありませんでしたが、読みながらこうなったらいいなぁと思っていた通りの結末に嬉しくなりました。ベタなストーリーではありますが、面白く、素敵な本でした。

2020/04/20

小学校6年生からハブられ、16才になっても目立たないようユーレイのように暮らしている主人公の女の子は、ある雨の日、死神屋敷と呼ばれる洋館に続く長い階段の途中から落ちる事故に遭います。記憶も失い生死の境を彷徨う女の子は「やる気のない神様」と、魂のある間に人の縁を結ぶか記憶を取り戻すことができれば、自分の体に戻れるという契約を結びます。仮ユーレイとなった女の子は、なぜか添島くんという男の子にだけ自分の姿が見えます。添島くんと共に、自分の体に戻るための活動を始めます。孤独な人生を過ごしてきた2人の恋愛ファンタジーです。

2019/01/10

アニメや漫画の原作としたら良い小説だと思う。
主人公の二人の惹かれる合うストーリーをもっと丁寧に描ければよかったんじゃないかな。